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タニファサウルスの編集履歴

2022-06-12 20:09:07 バージョン

タニファサウルス

えぞみかさりゅう

白亜紀後期のニュージーランドや北海道近海に棲息していたモササウルス類の一種である。

データ

属名はニュージーランドの先住民マオリ族伝承に登場する「タニファ」という爬虫類の姿をした精霊に由来する。

最初の化石が見つかったのはニュージーランドだが、日本では北海道三笠市菊面沢で1976年に見つかった化石が有名である。見つかったのは吻部と後頭部が欠いていることを除くと状態の良い頭骨で、地元関係者の「恐竜であってほしい」という希望的観測から、「日本初の肉食恐竜」という見出しでマスコミ発表され、エゾミカサリュウの愛称で呼ばれた。

しかし研究者の間では発見当初からモササウルスなどの海生爬虫類の物である可能性が高いと言われており、2008年にニュージーランド産のタニファサウルスと同属と判明し、T.ミカサエンシスと命名された。


化石は乏しく詳細は不明だが、全長は推定7メートルほどで、モササウルス類の中でもティロサウルスに近縁だったと考えられている。頭頂部中央にはコブ状の隆起線が発達し、歯はティロサウルスに比べ華奢なつくりだった。


関連タグ

モササウルス科 ティロサウルス

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