データ
白亜紀後期サントニアン〜カンパニアンのモササウルス科。ティロサウルスらと共にティロサウルス亜科を構成する。
属名はニュージーランドの先住民マオリ族の伝承に登場する「タニファ」という爬虫類の姿をした精霊に由来する。
考えにもよるがタニファサウルス属には3〜4種が含まれる。
タイプ種はニュージーランドコンウェイ層から産出したT. oweni。
日本の北海道から産出した断片的な頭部(通称エゾミカサリュウ)は当初Yezosaurus mikasaensisとして発表されたが、正式な記載ではなかった。タニファサウルスとの形態的類似が示されたことによりT. mikasaensisへと変更されたが、2019年にoweniとmikasaensisを区別するために十分な化石証拠がないとしてTaniwhasaurus indetとした。