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曖昧さ回避

  1. イスラム教における堕天使、魔王。本項で解説。
  2. なむあみだ仏っ!-蓮台 UTENA-』に登場するキャラクター。→イブリース(なむあみうてな)

概要

キリスト教におけるルシファーに相当する。

その名前は「絶望」を意味するとも、ディアボロスが転訛したものとも言われる。

イスラム教では普通名詞となり悪魔一般のことを指す「シャイターンサタン)」の頭目である。

アラビア語の定冠詞のついた「アル=シャイターン」は彼の別名である。

通常光から創造されたとされる天使(マラーイカ)出身の堕天使だが、彼の場合炎から創られたとされる。

アラー唯一神)が土からアーダム(アダム)を創造した際、神は天使たちにアーダムに対し跪拝するように命じるが、彼だけは天使の自分が土から作られた者に跪くのは嫌だと言った為、堕天使となった。

彼はアッラーに対し、人類を誘惑し信仰を試す者になると言ったという。

後世のイブリース

ペルシャ文学『シャー・ナーメ王書)』ではザッハークを堕落させる存在として登場。シャー・ナーメはイランイスラーム化後にゾロアスター教の伝説をアブラハムの宗教的に改変した作品だが、イブリースは追加された一神教要素の一つである。

日本の神話伝説解説書にはバイザクという「イブリースの娘」が登場するが、一次出典は不明。バイザクはバトスピにも登場している。

曖昧さ回避の節にもあるように様々なネーミングにも使われている。

関連タグ

アザゼル ルシフェル

マラク・ターウース:ヤズディの天使。イブリースと似た説話を持つため、この宗教が悪魔崇拝呼ばわりされる羽目になった。

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