消

しょう

消(しょう)とは、跡形も無くなる・滅びる等を意味する漢字。本稿では、漫画『ドロヘドロ』の登場人物について解説する。

曖昧さ回避

消(しょう)とは―

概要

林田球の漫画『ドロヘドロ』へ登場する人物。

煙ファミリーの一員で、何でも透明にする魔法使い。他にも対象の記憶を消すことができ、煙もメンバーに都合の悪い情報が入るとその度にこの能力を利用していた。

ファミリー結成時からの古参メンバーだが、姿を消す魔法のため存在感が非常に薄く、煙以外のメンバーからはよく名前を忘れられるのが悩みどころ。劇中で開催されたブルーナイトにも参加していたが、能井からも全く認知されてなかった。

煙が死亡した後、屋敷を襲撃してきた「十字目」達からファミリーを救いだした。

古参だけあって、不測の事態でも落ち着きある風格を有しており、トラブルにも滅法強い頼れる男である。空気の読める大人であるが、それ故余計に存在感が薄くなっている側面も・・・。

後にファミリー残党をまとめ上げ、煙の復活、ファミリーの再興を目標に活動を開始した。

また、藤田の素質やファミリーを思う心を見抜いて、隠密行動を任せるなど人を見る目も持っている。

「消す」という魔法に関しては、かつてザガン魔法訓練学校の悪徳教師も同じような魔法を使っていたが、消(しょう)の魔法はレベルが段違いである。

その真価は姿を消す事では無く、物体をこの世から完全に消失させるという高次元なものである。