概要
煙の部下の掃除屋。身長196cm。体重116kg。足のサイズ33cm。
心臓を模したマスクと継ぎ接ぎだらけの腕が特徴。普段はマスクを後ろ向きに被っており、マスクをしていない時はメガネを着用している。その風貌は意外と普通の青年に見える。
フォーマルスーツにスニーカーというちぐはぐなファッションだが、単に着るモノに頓着していないだけである。特技は早食い。
人間と魔法使いのハーフで、何でもバラバラにする魔法を使う。無機物は問答無用で破壊でき、人間、魔法使いは生きたままバラバラにしてしまう。
普段はネイルハンマーを武器としており、カイマンの首を膂力だけで刎ね飛ばす、目の前で連射された銃弾を全て防御するなど、素での戦闘力はかなり高い。
「大事な命を無駄にするような奴は死ね」という信条を持っている。
弱い相手との戦いは好まないが、自分に襲いかかってくる者に対しては容赦しない。強者との戦闘に興奮を覚える戦闘狂。
かつてはホールの住人だった。魔法は使えず、父親と共に静かに暮らしていたが、手に小さな切り傷を負った事からハーフである事がバレてしまう。咄嗟に父親は我が子を逃がしたが、「魔法使いと結婚した」という理由で町内会メンバーによって殺害されてしまう。
夜遅くに戻ってきた所で父親の死体と遭遇、居残っていた連中を殺害すると、カスカベ博士の病院に侵入。手術道具を勝手に使って両腕を末端から輪切りにし、魔法のケムリが出る管を探していた。
博士の協力を得て手術をすると、腕を雑に継ぎ接ぎしてもらった上で魔法使いの世界へ移住。紆余曲折を経て、煙に掃除屋として雇われる。
その後町内会メンバー46人全員を生きたままバラバラにするという復讐を遂げ、以後ホールでは魔法使い狩りを廃止する事となった。
ぶっきらぼうだが義理固く、煙からも信頼されている。カスカベ博士には恩を感じており、自分にできる範囲で助けようとした。
能井とは数年来のパートナー。戦闘では見事な連携を見せるものの、戦闘方法は能井の修復系魔法を利用した特攻であるため、ほぼ無敗であるものの戦闘の度に死にかけている。
内臓が飛び出しても心臓を貫かれても動じない異常なまでの図太さを誇っており、雇い主である煙からもこの点は気味悪がられている。