概要
驍宗登極後の朝にて傅相(小さな麒麟の養育のため、私生活から政務まですべての面倒を見、時には教師ともなる役職)兼、戴国瑞州令尹を務める。
泰麒に対してじいやを自称し、「白陽の日、雲海から下界が見えるか」と問う泰麒に「確かめに行ってみますか?」(実際は下界の雪の照り返しで見えない)と答えるなど茶目っ気のある性格。
もとは驍宗軍の軍吏であり、驍宗配下の文官の中でも逸材中の逸材として名高かった。英章とは似た者同士で馬が合うとされる。
他者からの評価
英章曰く“正頼には取り柄というものが一分もないから、足蹴にするのに気が咎めなくていい”
作中での行動
華胥の幽夢:冬栄では泰麒が大使として漣国へ赴いた際、同行した。
白銀の墟_玄の月では謀反人の手に渡らぬよう、混乱に乗じて国庫の中身を隠匿、そのため捕らえられ後宮の内殿に拘束され拷問を受けていた。