プロフィール
※アニメ版では「ローランド最強の魔術師」に変更。
概要
かなり整った顔立ちだが、常に猫背かつ寝癖付き放題。瞳はいつも眠そうで表情からは覇気というものが消滅している。
面倒なことを極端に毛嫌いし、とにかくネガティブな発言が目立つ。アニメの次回予告では、「面倒臭い」をゲシュタルト崩壊しそうなほど発言。まさに「アンチ・ヒロイック・サーガ」を売り文句にする作品に相応しい主人公である。
本質的には「人を諦められない弱くて優しい生き物」であり、かなりのお人好し。その優しさを知る相棒のフェリス、学友であったキファ、幼馴染のミルク・カラードからは好意を抱かれている。
戦闘能力
魔眼の1種・複写眼(アルファ・スティグマ)の保持者。
幼い頃から非人道的な訓練施設を幾つも渡り歩いている。体術、魔法いずれも常人離れしたレベル。魔法に関しては、ずば抜けた技術を持っている。
師匠のジェルメ曰く「天才的な理解力と感性による部分が大きく、複写眼はオマケに過ぎない」。
作中でも相手の発動中の魔法を弄ったり、既存の魔法を改良したり、たびたび自作の魔法を使用している(ただし、ネーミングセンスは壊滅的)。
動向
他の保持者にない特殊体質ゆえに研究材料として生かされ、戦争終結に伴って軍事特殊学院に在籍。そこで親友となるシオン・アスタールと運命の出会いを果たす。
その後、ローランドと隣国エスタブールの戦争で複写眼を暴走させ、ローランドの勝利に貢献。しかし、同期生であるキファ・ノールズを救うために自ら投獄され、二年間の時を過ごす。
その間に「昼寝王国を作る為には」という、「強大な力を持つ『勇者の遺物』を以て平和を作る」
といった旨のレポートを書き上げる。
本人曰く「老後の楽しみに書いた」らしいが、それが革命を起こしローランド王となったシオンの目に止まり、
相棒となるフェリス・エリスと共に『勇者の遺物』を探す旅に出ることになる。
ネタバレ
16巻で夢の中でルシル・エリスを吸収し、新たな力とする。
その前に夢でフェリスと結婚し、2児の子を持つ親として世界の終わりという残り時間の少ない世界を生きる自分を見た事で、ついに自身の最愛の相手を決め、自身を好いているミルクとキファに決意を告げた。