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魈ウェンの編集履歴

2022-07-18 22:09:00 バージョン

魈ウェン

しょううぇん

原神に登場する魈とウェンティのBLカップリングタグ。

概要

オープンワールドRPG「原神」に出てくるキャラクター、魈(原神)×ウェンティ(原神)のBLカップリング。



注意

以下の内容にキャラクターストーリーのネタバレ、各プロフィールのネタバレあり。

特にモンド編中盤のあれこれあたりまで進めていない場合は注意。






























概要(ネタバレ)

自らを武器とし業障に侵されながらも璃月を守るために戦い続けた夜叉と、彼の心に残る笛の音の主のカップリング。

この笛の音についての情報は魈のプロフィールの奥深くに秘されており、別途エピソードムービーを見る必要もあるため、二人の関わりを知らない者も多い。



関係詳細

●Q.二人関係を知るために必要なものは?

A.魈の好感度

ver2.7時点では、魈のプロフィール関連およびエピソードムービーでのみ二人の関わりを垣間見ることができる。

ウェンティ側から探しても何も見つからず、魈の好感度を上げ心を開いてもらうことで、少しずつ教えてもらえるようになる。

しかし、好感度を10にしてもムービーをみるまでは相手がウェンティであると確信がもてず、ムービーだけみても経緯がわからない作りになっている。


以下は好感度ごとの説明。

別途まとめを用意してあるので、詳細な過程を読み飛ばしたい場合はそちらへ。

ちなみにスマホ版もページ一番下でパソコン版への切り替えを行うと、詳細なメニューを表示することができる。



●好感度3&5:神の目

  • 「「神の目」、欲望?ふんっ、凡人の基準で仙人を測るな。我に欲望などない。」

好感度3で解放されるボイスでは、そっけなく欲望はないという。

しかし、好感度が5にあがると本音を教えてくれるようになる。

  • 隠すつもりはないが、欲望を他人に教えるべきではない。人間も願い事を他人に教えたら叶わなくなるという習わしがあるじゃないか…ん?全然違う?」

つまり、魈には叶えたい欲望があるということがわかる。

願いといったほうが正しいのだろうが、彼は欲望と願いを使い分けているふしがあるため、この記事では魈にならい欲望と表現する(詳細後述/余談の【欲望と願い】項)。


この欲望については好感度10まで触れられることはなく、好感度10で渡される名刺によって間接的に知ることができる。



●好感度6:笛の音

好感度6で解放される最終キャラクターストーリーで、魈の過去に何があったか明かされる。

一連のテキストは、璃月を守る魈に対して「ならば、誰が魈を守ってあげるのだろうか?」から始まる。

これは自らを武器とし戦い続けた夜叉が誰かから守られた記憶である。


【概要】

  • 荻花洲の地に伏し、耐え難い苦痛とともに朽ちかけた魈を、謎の笛の音が救った。
  • 笛にのせた力は魈の心を落ち着かせ、彼を守り、しばしの安寧を与えた。
  • 魈は相手を七神と推測するが、深く追求することはしなかった。

観測者であるユーザーは、そよ風と共に曲が届いていること、音楽で人を救っていることから、風神であり音楽の神である『彼』の可能性を推察できる。しかし、『彼』は普段ライアーしか弾いておらず魈も追求しないため確信までは至れない。


エピソードムービーにてはじめて『彼』の存在を確認することが可能になる。



●好感度10:秘めた願い

好感度5で「誰かに言ったら叶わなくなる」と言っていた欲望が名刺によって判明する。


  • いつか、魔と戦うためにこの儺面を被るのではなく、祭りのように、花州の笛の音に合わせ悠々と舞うために被る日がくるのだろうか。

ちなみにこの名刺は過去2回変更されており、実装時はかなり直接的な内容だった。

ver1.3いつかこの儺面を被って、妖魔退治の為ではなく、花州の笛の音に合わせて踊る事を望んている。
ver1.4いつか、魔と戦うためにこの儺面を被るのではなく、祭りのように、笛の音に合わせて悠々と舞うために被る日がくるのだろうか
ver2.0いつか、魔と戦うためにこの儺面を被るのではなく、祭りのように、花州の笛の音に合わせ悠々と舞うために被る日がくるのだろうか。

欲望を教えることで叶わなくなることを避けていることから、婉曲な表現になったのだろうか?

現在の内容も相当直接的だがver1.3時よりは婉曲的といえる。


実は名刺のフレーバーテキストは、本人の言葉のものとそうではないものがある。基本的に旅人でもない第三者視点で、本人の言葉は「」で囲まれている(よくわからないものも多々あるが)。

英語版テキストも中国版のテキストも「彼は~」から始まる第三者視点の文章になっており、魈が直接伝えているわけではない。


英語版では以下のように書かれている。

  • He longs for a day to come when he will wear the mask and dance — not to conquer demons, but to the tune of that flute amid a sea of flowers.

英語圏では「花の海であの笛の音に合わせて~」と解釈されていることが多いもよう?

なお、動詞のlongは「切望する」「強く望む」の意。


好感度1:興味のあること

実は、魈は初期開放されているボイス「興味があること」で荻花洲について触れている。

  • 「荻花洲、かつて一度荒れ果てた地だ。それは数年前…いや、数百年前のことだがな。」

百年ほど前に岩王帝君の命により荻花洲の守りについたと思わしきこと(魔神任務間章2)から、己の守る要地という意味で「興味がある」のだろう。

しかし、荒れ果てた荻花洲で力尽きた彼を救った笛の音を、彼は今でも覚えている。


好感度4:夜叉について

プロフィールに収納されている『空遊餓鬼布施法』からも夜叉が音楽に惹かれる様子がわかる。

  • また本には夜叉仙人をなだめる方法——例えば食の奉納、妙音による布施などが書かれている。これらの仕来りをなすと、夜叉は喜色を浮かべ、人々の平安を守ってくれる。

妙音とは、非常に美しい音声または美しい音楽のこと(コトバンクより)。

キャラスト5や名刺をみてから振り返るとちょっとした伏線になっていることがわかるが、この時点では同時に開放されるウェンティへのボイスで彼の曲に反応していることへの理由と考えることしか出来ない。



●エピソードムービー:答え合わせ

エピソードムービーは魈の伝説任務内で流れるもので、公式youtubeからも見ることができる。

最後の最後で笛を吹く『彼』の後ろ姿があらわれ、ナレーションでは荻花洲の笛吹と称される。


このことから、キャラスト5で魈を救った笛の音の主がウェンティであることがわかる。



●ボイス:ウェンティについて

ウェンティ本人については、何か思うところがあるもよう。

  • 「ウェンティ…?なるほど、ウェンティと言うのだな。彼の奏でる曲は…いや、なんでもない。」

魈が直接ウェンティあるいはバルバトスについて話すのはこれだけである。

彼をバルバトスと認識しているのか、認識していないのかは不明。

なんなら、魈は己を救った相手が七神だと察しているが、風神と考えているかどうかも正確なところはわからない。

ムービーでは遠目から見ているがイメージ映像の可能性が高く、テキストからは神の姿を視認したかどうかはわからない。

その一方で、ウェンティは昔度々璃月に遊びにいっていた事実があるため、バルバトスとして遭遇している可能性があったりもする。

解釈の幅は広い。


ちなみにこのボイスが開放されるのは好感度4のため、まだまだ事実を教えてくれそうにない。

サービス終了までには教えて欲しい。



関係性まとめ

荻花洲の笛の音に纏わる想いは魈の好感度とともに少しずつ明らかになっていく。

これは、魈の心の柔らかい部分と密接に結びついているからかもしれない。

好感度該当エピソード内容
Lv1興味のあること荻花洲のこと
Lv3神の目について・欲望欲望(願い)はないこと
Lv4プロフ『空遊餓鬼布施法』夜叉は美しい音楽を好むという情報
Lv4ウェンティについてウェンティの奏でる曲に何かを感じる反応
Lv5神の目について・理由欲望(願い)はあるが叶わなくなるから教えないこと
Lv6最終キャラスト荒れ果てた荻花洲での出来事
Lv10名刺荻花洲の笛の音に想う願い
冒険ランク該当エピソード内容
40伝説任務エピソードムービー笛の音の正体


プロフィール

名前ウェンティ
一人称ボク
所属璃月仙人モンド城
身分護法夜叉吟遊詩人/風神
本来の姿※1仙獣(おそらく鳥)小さな精霊
元素
命ノ星座金翼鵬王座歌仙座
誕生日4月17日6月16日
推定最低年齢※22,0002,600
言動※3殺戮は己の専門分野であり「道具」のように扱えと言うリンゴと賑やかな雰囲気が好き。掴み所がない
好きな食べ物杏仁豆腐りんご
オリジナル料理「夢」真・風神のヒュッツポット
上記テキスト彼の「夢」は、ただ良い夢を見たいだけ一見手抜きだがゆっくり食べると「些細な転機と希望の風」の味がする
嫌いな食べ物手間のかかるものチーズとベタベタしたもの
CV松岡禎丞村瀬歩
よく使われる絵文字「鬼」たまに「蝶」「風」

  • ※1:本来の姿
    • 魈については公式で公開されているキャラコンセプトより。仙獣は確定。金翅鳥が主モチーフの一つであり命ノ星座でもあること、名の一つである金鵬の「鵬」も鳥であることから、おそらく正体は鳥。金翅鳥は毒龍を毎日喰らい続け、最後は毒に耐え切れず琉璃の心を残して死ぬとされる。
    • ウェンティの正体はキャラストより。風の中に流れる微小な精霊で「小さな転機と希望をもたらす風」。ウェンティメインのOST selectionでも「長閑な希望の風」というタイトルがつけられており、オリジナル料理からも希望の味がする。

  • ※2:魈は2000歳以上ということしか明言されておらず、ウェンティは定義が難しい。
    • 魈は魔神戦争の最中に岩神の配下になった。魔神戦争勃発は3700~3000年の間のどこかと推測されおり、2000年前に集結した。
    • ウェンティは元々風の精霊であり、新生モンドが誕生した2600年前にあの身体になった。精霊としての発生時期や自我の状態などは不明。

  • ※3:魈の言動はボイスより。ウェンティはキャラスト1とセシリアの花のフレーバーテキストより。



余談

●のついた項目は事実あるいはそれに基づいた幻覚。

○のついた項目は幻覚に幻覚を重ね可能性という名の幻覚を追い求めたもの。

前述のようにウェンティ側の行動がまったくわからないうえ、魈もほとんど語らないため、はっきりしない部分が多く、解釈の幅は広い。

創作のネタ程度にどうぞ。


●キャラクター

  • 魈は風の神の目に対して風の神にまつわる願いを抱いている。
  • 魈の神の目は左手首にあり、すぐに目に入る位置である。実は手首につけている者は少ない。というか、スメールキャラ発表までの2年53キャラの中で魈しかいない。
  • 魈のキャラスト3には「2000年を超えた命にとって、全ては瞬く間に消えてしまうものなのである。」と書かれている。しかし彼は数百年前の笛の音を心の奥にしまっている。
  • それぞれの突破素材であるセシリアと清心は、その見た目も生息域も似ている。
  • 風の突破素材である自由のターコイズには「風向きは変わるもの。」「いつか、光射す方ヘと吹いてくる。」「これからは、ボクの祝福と共に、もっと自由に生きていこう。」と書かれている。
  • 風の翼使用時のボイスは掛け声で終わるキャラが多く、風キャラでも専用ボイスがない者がいる中で、魈は「風よ…」と呼びかける。
  • 魈は待機モーションで緑の光(精霊?)に触れようとする。緑は風の色である。

●イベント

  • '21年末に公式Twitterにてランダムおみくじが公開された。対象6キャラのうちの一人が魈であり、上記モーションのイラストとともに「この望みが成就することを、我は願う…」との言葉が添えられている。他のキャラクターのセリフをふまえると、おみくじに添えられた言葉はキャラクター自身の願いである。他は具体的な文言であるのに対して、魈は「この願い」と内容を伏している。惜しむらくは触れようとしている光の色が緑ではないことか。
  • ver2.6で塵歌壺内でキャラクターに料理を食べてもらうイベントが開催され、二人とも杏仁豆腐とチ虎魚焼きが好物であることが確認された。その他の好みはURL参照。
  • 第一回音ゲーイベントは、各地を巡りそこに残された思いと共に曲を奏でるものだったのだが、望舒旅館でのパイモンのセリフがやたらと説明的だった。いわずもがな望舒旅館からは荻花洲(も)一望できる。
    • 「うっひょーー望舒旅館から見る璃月の景色は、本当に最高だな!どんなに悲しい気持ちでも、毎日ここにいることができれば、きっと元気になれるな。」

●塵歌壺

  • ウェンティは過去璃月に何度も遊びに行っており、好奇心旺盛だった(鍾離キャラスト5)。仙人の一人であるピンばあやは風神を知っている様子(洞天調度品/モンド邸宅)。ウェンティとは明言できないが、隠棲した仙人には洞天に隣国の音楽を持ち込む仲の良い客がいる(洞天調度品/華麗なる千の響き・飄揚)。これらのことから、おそらくウェンティは仙人達とも交流がある。
  • 洞天調度品/モンド邸宅のテキストにとある仙人の洞天を訪れる吟遊詩人についての記述がある。詳細は下記「洞天モンド邸宅フレーバーテキスト」へ。

●その他

  • 旅人ボイスの「荻花洲について」によると、荻花洲の荻(テキ)で笛を作ることができるとのこと。ちなみに日本の荻(オギ)は茎の中身は空洞ではないようだ。参考:荻(個人blog)。笛や紙など様々な用途に使われるのは葦(ヨシ)。

○魈ウェンの可能性

○神の目と欲望について

神の目の話題をふると、大概のキャラクターは自身が神の目について思うことを話してくれる。

その中で半仙である煙緋は「「神の目」は強い願望により生まれる。」と断言している。事実、神の目の現出は人の願望に依るものだと雷神は語る。

魈も神の目が願望に基づくと知っており、すなわち欲望への問いかけと考えたと思われる。


ここで一つ疑問が生じる。

ストーリー「神の目」では、手に入れた瞬間についてこう書かれている。

  • その時のことについて、魈は既に忘れている。(中略)魈にとっては無尽の戦いの前奏に過ぎないのだ。

仮にウェンティの笛の音で救われたことが神の目の出現につながったとするなら、笛の音を忘れない彼が、それを忘れるだろうか。

無尽の戦いの前奏という表現から、夜叉として戦い出した頃かそれ以前と思われる。

もし、かつて神の目が現れた時の想いが今や身に染み付いた信念となったのならば、いちいち考えるものではなくなったのかもしれない。

で、あるのなら、風の神の笛の音への想いを風の神の目に託すようになった……と、考えることもできる。かもしれない。


○欲望と願い事

  • 「隠すつもりはないが、欲望を他人に教えるべきではない。人間も願い事を他人に教えたら叶わなくなるという習わしがあるじゃないか…ん?全然違う?」

ここで魈は欲望と願いを使い分けている。これは日本語テキストだけではなく、中国語と英語でも同様で、欲望と愿望、desireとwishに分けて書かれている。

広義では願いも欲望の一つではあるが、人間の習わしは正確に表現していることから、仙人である彼にとって個人の願望は欲の意味合いが強いのかもしれない。

世俗を離れた仙人にとって「欲」はあまりよくないものと思われる。

しかし、それでもそれは彼にとって叶えたいものである。


ちなみにwishは手に入れられる可能性が低いものに対して、desireは欲しくて仕方がないことに対して使う。

英語魈は名刺でもHe longs for(切望)しているため、心に秘めた想いは強い。

なお、longは名詞形になると、手に入らない物や人などに対する切望を意味し、しばしば恋しさやあこがれといった強い感情をともなう、らしい。


○荻花洲の出来事はいつか

正確なところは判明していない。

荻花洲が荒れ果てた時期を魈は数百年前と言っている。しかし、その前に数年前といったことから彼の時間感覚は曖昧で確実なものとは言い難い。

また、「数百」は人によって想像する年数が異なる。これは日本に限らないようで、魈(ライター)がどのあたりを示唆したかは不明。

もっともありえるのが、カーンルイアの惨劇による余波であり、この時期はウェンティもドゥリンとの戦いで目覚めているため辻褄は合う。しかし、ことがことなだけに時間の印象はもう少し正確になるのではないかということ、500年間毒血に侵されたままだったトワリンと最近まで活動していなかったバルバトスとの時系列関係など疑問が残る。


以下にヒントになりそうでならない情報を記載。

  • 魔神任務間章2のムービーにて壊れゆく夜叉達が出てくるが、その中には戦場で血の涙を流し叫ぶ魈がいる。あれは失った仲間への嘆きだろうか。業障に負けかけた時だろうか。あれが紫夜叉の記憶であるならば、彼が出奔するより前、500年より以前ということになる。ただし、魈のシルエットに首後ろのひらひらがないため、魔神に囚われていた時のものではないかとの推察もある。
  • 魈が荻花洲の守りを任じられたのは百余年ほど前(魔神任務間章2)。魈が敗走寸前に陥るほどの状況が百余年で落ち着き陸路の主要地になったというよりは、璃月全土が落ち着き主要地の守りについたとみるほうが自然に思われる。
  • 荻花洲については鍾離が魔神任務中に「魔神戦争で山が崩れ、陸が水没した」と語っている。魔神戦争は2000年前に終結しており数百年もあれば土地は再生され植生が琉璃百合から荻花に変わったと考えられること、キャラスト5内でも荻花の海が吹き飛ぶと表現されているため、この時点ではない。

○洞天モンド邸宅フレーバーテキスト

塵歌壺調度品/モンド邸宅のフレーバーテキストにはこのような一文がある。

  • ある日とある吟遊詩人が(ピン以外の)他の仙人の洞天に突然訪れた。彼が旅人と仲良くしていることを聞いたピンばあやは、念のためにこの邸宅を準備しておくようにと、マルに頼んだ。

問題の仙人は仙祖やその他の仙人である可能性が高いが、二人が旧知の仲だった場合、魈の可能性も浮上する。

この文のポイントは来訪もさることながら、吟遊詩人が『突然』訪れたことにもある。

普通、洞天には『突然』来訪することはできない。

マルから「洞天通行証」(仲間を壺に配置できるようになるアイテム)を入手する際に以下のようなことを言われる。

ほとんどの仙人は自身の洞天を他者が入れないように封鎖しているが、「洞天通行証」を持つものはその洞天を行き来することができるようになる、と。

つまりこの吟遊詩人はその仙人から家の合鍵をもらっている。

もっともあれでも風神(あるいは風精霊)なので通行証がなくとも侵入できるかもしれないし、壺精霊の目からみて『突然(見たことがない人間を家主が連れてきた)』かもしれないし、その他の理由があるかもしれない。

解釈の幅は広い。

この場合旅人の仲間となった後に正式に知り合い遊びに行ったと考えることができる。


ちなみに望舒旅館最上階には降魔大聖のために用意されていると思わしき部屋があるため、そちらを使うのもよいだろう。



●エピソードムービーと「護法仙衆夜叉録」

この動画の説明にゲーム内バッグ/任務にある「護法仙衆夜叉録」の一部が引用されている。

  • 春の海灯祭の時期が訪れ、孤雲閣上空の光をみて、璃月の民はこう言う、「これは護法の夜叉様が魔獣を退治しているんだ」
  • 荻花洲の奥深くから笛の音が聞こえる人がいるが、入って探そうとすると、笛を吹く人が見当たらず、「これは夜叉様が古い友を故郷に呼び戻しているのだ」と言う。

凡人が笛の音を探そうとしていることから、この笛の音は荻花が吹き飛ぶほどの激戦直後、つまりキャラスト5の時のものではないと思われる。


書籍には動画内で語られている出来事が書かれている。

他の部分ではなく、あえてこの文章が添えられていることから、以下の可能性を見出すことができる。か


○笛の音の主が魈の場合

  • 魈のエピソードムービーであること、ベータ版では魈に笛を吹くモーションがあったことから、人々の噂通り魈が笛をふいている可能性が高い。英語版PVではラストの「月明かりと荻花洲の笛吹だけとなった」の月光の部分が「moonlit nights」となっており、これも長年に渡る討伐を複数形で表していると思われる。
  • 魈が笛を吹くようになったきっかけが、ウェンティの笛の音に救われたからという可能性が考えられる。

○笛の音の主がウェンティの場合

  • 上記の本は数百年前(魈伝説任務内本人曰く)に書かれたものであり、本当に数百年前ならその頃の魈は妖魔退治に追われていたと思われる。その僅かな合間をぬって笛をふいていたとも考えられるが、ここでは笛の正体がウェンティの可能性を考える。
  • 動画の締めくくりは「彼の姿を覚えているものは孤雲閣の月明かりと荻花洲の笛吹だけとなった」であり上記の書籍に呼応させている節がある。3行目の海灯祭時期の魔獣退治を「孤雲閣の月明かり」が指すのであれば、4行目の人々が噂する荻花洲の奥から聞こえる笛の音は「荻花洲の笛吹」を指す可能性がある。かもしれない。
  • 英語圏のxiaoven界隈では月とウェンティを重ねて解釈している傾向がある。魈が業障に囚われ激痛とともに地に伏したのは夜であり、それを救う笛の音は光といえるかもしれない。月とウェンティが重ねて表現されている場合、nightsと表現されていることから、ウェンティが笛を吹いたのは一度ではない可能性が出てくる。かもしれない。この場合も人々が噂する笛の音の主が風神である可能性が浮上する。
    • ウェンティ=月の可能性を突き詰めると、魈チュートリアル動画の「彼の犠牲を理解したものが彼のために暗き道を照らすのか」というダインスレイヴの言葉がウェンティを示していると解釈できるようになる。また、自らをすり減らす魈についての一連の話の背景に流れる曲のタイトルは『失われた望み』。彼に希望をもたらす風は、暗き道を照らす光と言える。かもしれない。

人々が噂の元がウェンティであり彼が何度も笛を吹いている場合、ムービーの場面がイメージ映像ではなく、実際の場面である可能性が浮上する。キャラスト5では魈は笛の音の主を追求しようとせず、視認したか否かは明言できない。ウェンティが何度も笛をふいているのであれば、見る機会もあるかもしれないし、会ったこともあるかもしれない。



○ムービーの場所

正確な位置は判明していないようである。

数百年たっているので地形が変わった、イメージ映像のため具体的な場所はない(そもそも視認していない)などの理由が考えられる。

水の周囲を陸地が囲んでいる、山の裾野に花、その後ろに木、そもそも映っているのが荻花洲の笛吹きということから、荻花洲説が有力。

月明かり(孤雲閣)の方に重きを置いた場合、裾野が砂地になると思われる。


より高画質のウェンティなし版は第一回海灯祭のティザーサイトで見ることができる。

ウェンティにまったく関係ないイベントなので彼が消されているのは当たり前なのだが、大切な思い出すら年月とともに消えてしまった儚さを見出すこともできる。




●物理的な歴史

  • 魈の実装:2021/02/03~02/17
  • ウェンティの復刻:2021/03/17~04/06

~約一年後~

  • 魈の復刻:2022/01/05~01/25
  • ウェンティの再復刻:2022/03/30~4/19

片方しかいないテイワットではもう一方を長い時間待つこととなり、どちらもいない旅人は復刻のしなさかげんに咽び泣くことになった。

この後魈が再復刻2022/5/31~06/21を果たし、ウェンティは魈の誕生日(4/17)を、魈はウェンティの誕生日(6/16)を、ガチャから見守ることになる。



海外の作品について

魈ウェン人口は圧倒的に国外に多いため、もっと見たい人は海外作品を探す必要がある。

固定派は各言語詳細をよく読むこと推奨。


漫画は右から読むものと左から読むものが混在している。

OCR(画像から文字を読み取る機能)を使うとテキスト化が楽。ものによっては直接翻訳してくれるものもある。


小説はGoogleDeepLの翻訳を駆使して読むと良い。おすすめはDeepLだが、Googleの方がいい味を出すこともある。

翻訳力はDeepL、手軽さはGoogle。

Googleは全体的な翻訳機能が弱い点、DeepLは長文を翻訳すると文の途中が抜ける場合があることとたまに意味が逆になってしまう点が難。

ちゃんと読みたい部分は一行ずつ、それでもだめなら文節ごとに翻訳するとよい。

サイトの閲覧だけならChrome等のブラウザの自動翻訳やアドオンにまかせてしまうのが楽。



●英語圏

#xiaoven


いわゆるスラッシュ。×ではなく/を使って表記される。

AO3のよいところは、pixivよりも性癖タグが細分化されており、積極的につける傾向があるので、性癖に特化したものがみつかりやすいこと。

難点は、スラッシュではA×BもB×AもまとめてABで扱う事が多いため、固定派は要注意なこと。

この二人のカップリングでは順番を問わずxiaoven、venti/xiaoが一般的。

そのため、VenXiaoがおよそウェン魈を示すのに対し、XiaoVenのみがついていてもウェン魈の場合がある。

Top=攻め、Bottom=受け、Switch=どちらもなので明記している作品は対処しやすいが、ない作品が多い。

連載中の作品の場合、最新話にあわせてタグを増やす傾向があり、エロに入った段階でtop/bottomを明示することがあるのでこちらも注意。


Twitterでは英語圏の人がスラッシュ感覚で魈ウェンタグを使っていることがある。

逆に日本人がどちらでもないようなものに#xiaovenタグを使っている場合もある。


海外二次の歩き方(個人作成)】

AO3の使い方(個人作成)】

用語(個人作成)】


●中国語圏

#魈温

  • Lofter インターフェイスはblogやTumblrに近い

本家中国では日本と同じく攻め受けで表記が固定されている(と、中国人に聞いたが、筆者はLofter未登録のため未確認)。

ウェンティは簡体字では温迪と表記される。

Lofter個人のページや記事のアドレスを知っている場合、未登録でも閲覧可能。検索避けもされていないらしく、「Lofter 魈温」でぐぐると一部をみることもできる。

しかし、記事についているタグからは作者の記事内の抽出しかできないようなので全てを網羅するには至らない。

魈温タグページに直接飛べば見れるかどうかは不明。(魈温タグページをご存知の方はお願いします)


Lofter登録方法と使い方(個人作成)】


●他

日本にもpixiv以外のサービスが多々あるように、国外にも上記以外のサービスが多数ある。さらにもっと読みたい場合は探してみるといいだろう。

ロシア語圏ではficbookが盛んな様子。 関連タグ:Сяо/Венти

こちらもおそらくスラッシュと似た傾向がある。

検索要項に「ペアリング内の文字の順序を考慮に入れる」があるが、あまり機能していないように感じられた(ロシア語がわからない個人の感想)。

  1. 検索ページを日本語化
  2. ファンダムにgenshinを入力し、出てきたものの中からもっとも数が多いものを選択
  3. ペアリングで Сяо を入れ、出てきたものの中から魈にあてはまりそうなものを選択。さらに Венти でも同様の事を行う。キャラ名の前にでてくるプルダウン(選択肢)は、キャラの属性のようなもの。これは英語にもあてはまり、「TOP ! Xiao」なら「攻め魈」、「Musician ! Venti」なら「(現パロ)ミュージシャンウェンティ」になる。

AO3同様に性癖が細分化しているので、検索結果で出てきた作品の中から好みのタグをコピーして上部の検索のラベル部分にぶちこもう。



関連タグ

原神 / 魈(原神) / ウェンティ(原神)

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