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目次 [非表示]

概要

オープンワールドRPG「原神」に出てくるキャラクター、魈(原神)×ウェンティ(原神)のBLカップリング。


注意

以下の内容には魔神任務、各プロフィール、伝説任務など様々なネタバレあり。

特に序章でモンド城北西のマップに侵入できるようになるあたりまで進めていない場合は注意。





























概要(ネタバレ)

自らを武器とし業障に侵されながらも璃月を守るために戦い続ける夜叉と、彼の心に残る笛の音の主のカップリング。

この笛の音についての情報は魈のプロフィールの奥深くに秘されており、別途ストーリームービーを見る必要がある。

ゆえに、二人の関わりを知らない旅人も多かったが、魈のストーリーPVが公開されたことにより人目につきやすくなった。




※ページ案内※

この記事は大きく分けて4つの内容に分けられる。

二人の関係が気になって訪れた旅人は、「関係」の項目だけ読むといいだろう。

魈にとってウェンティ(の笛の音)がどのような存在なのかを知っているか否かで見え方が変わる、かもしれない。

関係

●魈の好感度をあげることによって明らかになっていく二人の関係

関連情報

●2023海灯祭(実際の関係)

●魈のストーリーPV(何故かいる吟遊詩人)

●その他(接点のあるイベントなど)

●関係性まとめ

●二人のプロフィール

創作向け

●小ネタ(事実と拡大解釈)

●よもやま与太話(幻覚)

海外作品の探し方

●英語圏、中国、他




関係

●Q.二人の関係を知るために必要なものは?

A.魈の好感度

二人の関係は「魈のプロフィール」「魈の公式ムービー2種」「期間限定イベント」にて垣間見ることができる。しかし、過去のイベントの扱いは模索中であり、各動画からはどういった関係なのかわからないため、手段は実質一つとなる。

魈の好感度を上げ心を開いてもらうことで少しずつ教えてもらえるようになるが、好感度をMAXにしてもムービーをみるまでは相手がウェンティであると確信がもてず、ムービーだけみても経緯がわからない作りとなっている。


なお、ver4.1時点ではウェンティ側から探しても何もわからない。

また、吟遊詩人の正体を知らない凡人抜きの会話もなしである。



●各好感度と開示される内容

好感度3&5:神の目

好感度3で解放されるボイスではそっけなく欲望はないと語る。

  • 「「神の目」、欲望?ふんっ、凡人の基準で仙人を測るな。我に欲望などない。」

しかし、好感度が5にあがると本音を教えてくれるようになる。

  • 隠すつもりはないが、欲望を他人に教えるべきではない。人間も願い事を他人に教えたら叶わなくなるという習わしがあるじゃないか…ん?全然違う?」

このことから、魈には叶えたい「欲望」があるということがわかる。


この欲望については好感度10まで触れられることはなく、好感度10で渡される名刺によって間接的に知ることができる。

神の目についての話題なのになぜか「欲望」に話がすり変わっている理由の推察は、よもやま与太話へ。



●好感度6:笛の音

好感度6で解放される最終キャラクターストーリーで、魈の過去に何があったか明かされる。

一連のテキストは、璃月を守る魈に対して「ならば、誰が魈を守ってあげるのだろうか?」から始まる。

これは自らを武器とし戦い続けた夜叉が、誰かから守られた記憶である。


概要

  • 荻花洲の地に伏し、耐え難い苦痛とともに朽ちかけた魈を、謎の笛の音が救った。
  • 笛にのせた力は魈の心を落ち着かせ、彼を守り、しばしの安寧を与えた。
  • 魈は相手を七神だろうと推測するが、深く追求することはしなかった。

観測者であるユーザーは、そよ風と共に曲が届いていること、音楽で人を救っていることから、風神であり音楽の神である『彼』の可能性を推察できる。しかし、『彼』は普段ライアーしか弾いておらず魈も追求しないため確信までは至れない。


ストーリームービーにてはじめて『彼』の存在を確認することが可能になる。



●好感度10:秘めた願い

好感度5で「誰かに言ったら叶わなくなる」と言っていた欲望が名刺によって判明する。

  • いつか、魔と戦うためにこの儺面を被るのではなく、祭りのように、花州の笛の音に合わせ悠々と舞うために被る日がくるのだろうか。

ちなみにこの名刺は過去2回変更されており、実装時はかなり直接的な内容だった。

ver1.3いつかこの儺面を被って、妖魔退治の為ではなく、花州の笛の音に合わせて踊る事を望んている。
ver1.4いつか、魔と戦うためにこの儺面を被るのではなく、祭りのように、笛の音に合わせて悠々と舞うために被る日がくるのだろうか
ver2.0いつか、魔と戦うためにこの儺面を被るのではなく、祭りのように、花州の笛の音に合わせ悠々と舞うために被る日がくるのだろうか。

欲望を教えることで叶わなくなることを避けていることから、婉曲な表現になったのだろうか?

現在の内容も相当直接的だがver1.3時よりは婉曲的といえる。


実は名刺のフレーバーテキストは、本人の言葉のものとそうではないものがある。基本的に旅人でもない第三者視点で、本人の言葉は「」で囲まれている(よくわからないものも多々あるが)。

英語版テキストも中国版のテキストも「彼は~」から始まる第三者視点の文章になっており、魈が直接伝えているわけではない。


英語版では以下のように書かれている。

  • He longs for a day to come when he will wear the mask and dance — not to conquer demons, but to the tune of that flute amid a sea of flowers.

英語圏では「花の海であの笛の音に合わせて~」と解釈されていることが多いもよう?

なお、動詞のlongは「切望する」「強く望む」の意。



●好感度1:興味のあること

実は、魈は初期解放されているボイス「興味があること」で荻花洲について触れている。

  • 「荻花洲、かつて一度荒れ果てた地だ。それは数年前…いや、数百年前のことだがな。」

百年ほど前に岩王帝君の命により荻花洲の守りについたと思わしきこと(魔神任務間章2)から、己の守る要地という意味で「興味がある」のだろう。

しかし、荒れ果てた荻花洲で力尽きた彼を救った笛の音を、彼は今でも覚えている。



●好感度4:夜叉について

ストーリーに収納されている『空遊餓鬼布施法』からは夜叉が音楽に惹かれる様子がわかる。

  • また本には夜叉仙人をなだめる方法——例えば食の奉納、妙音による布施などが書かれている。これらの仕来りをなすと、夜叉は喜色を浮かべ、人々の平安を守ってくれる。

妙音とは、非常に美しい音声または美しい音楽のこと(コトバンクより)。

これだけだとただの情報だが、キャラスト5や名刺をみてから振り返るとちょっとした伏線になっていることがわかる。



●ストーリームービー:答え合わせ

動画は魈の伝説任務内で流れるもので、公式youtubeからも見ることができる。

最後の最後で笛を吹く『彼』の後ろ姿があらわれ、ナレーションでは荻花洲の笛吹と称される。


このことから、キャラスト5で魈を救った笛の音の主がウェンティであることがわかる。



●ボイス:ウェンティについて

好感度4で『空遊餓鬼布施法』ともに解放。

  • 「ウェンティ…?なるほど、ウェンティと言うのだな。彼の奏でる曲は…いや、なんでもない。」

解放時点では妙音に反応しているだけにしか見えないが、好感度を最後まで上げてから見返すと意味が変わる。

なお、2023年海灯祭(後述)にて彼らは「古い知り合い」であり、魈はウェンティが風神であることを知っていることが確定したため、ウェンティが名乗らず交流している説が浮上した。




追加情報

●2023年海灯祭

第三回海灯祭の正式名称は「華舞う夜の旋律」。

二人が会話した世界任務は「陰日向」であり、イベントのエピローグにあたる。

このイベントと事前発表されたストーリーPVにより

  • 二人は「古い知り合い」
  • 夜叉は吟遊詩人が風神であることを知っている
  • 風神は望舒旅館を訪れている
  • 風神は夜叉のことを気にかけている
  • 風神の曲で夜叉の体調がよくなる

ということが判明し、既存ボイスにより

  • にもかかわらず、夜叉は「ウェンティ」の名を知らない?

ということになった。


●状況

胡桃主催の食事会に、行秋重雲香菱、往生堂の客卿、旅人、そして魈が招待される。

会が始まったところで、突然の緑の乱入者が現れる。

彼は、行秋、旅人、魈、それぞれの知り合いだった。

快く受け入れる主催と意気投合し、ちゃっかり場に収まる吟遊詩人。

客卿と詩人は、互いにはじめての挨拶を交わすが――……。



●ウェンティとの関係

魈はウェンティが風神であることを知っていることが確定。また、彼は彼を「古い知人」と称した。数千年を生きる仙人の言葉なので、文字通り「古い」と思われる。

ただし、知り合ったのがキャラスト5の出来事以前なのか以降なのかは不明。

ウェンティは魔神戦争後に度々璃月に遊びにいっていた事実があり、仙人との交流もあるため、その頃からの知己の可能性もある(小ネタ参照)。この場合、救われた際にそれ以上の追求をしなかったのも明確に相手を察していたからかもしれない。



●ウェンティの手助け

ウェンティが登場する前、旅人に心配された際の魈の返答

  • 「今は支障ない。少し前…海灯祭より前に、ある古い知人に会った。その彼の助けもあり、我の状態はだいぶ落ち着いている。」

ウェンティ登場後、大聖が謎の吟遊詩人と知人である理由を周囲に説明した際

  • 「前に荻花洲の見回りをしていたら、そこで演奏していた彼に偶然出会い、曲に聴き惚れてしまった(意訳)」

※翻訳協力Google検索結果

1つ目の「古い知人に会った」は、中国語では「我碰见了一位老朋友」で偶然会ったニュアンス(weblio)。

2つ目の「前に」は、中国語では「节日前夕/祭りの前夜」となっている。(英語はa few days agoなので「前日の夜」ではなく「祭りより前の夜」かも?)

これらの会話は一つの出来事をさし、現在魈の体調が良い理由と考えられる。


ウェンティの立場をごまかす必要がない時分から「偶然会った」と言っていることから、ウェンティは魈に直接会いにいったわけではなく、なにげなく荻花洲で演奏していたもよう。その上で、魈は自身の業障が落ち着いていることから「助けられた」と認識しているようだ。


ちなみに。聴き惚れたと語る魈に対しウェンティは「どういたしまして!」と答えているが、中国語原文では「ご愛顧ありがとう~」的なニュアンスとなっている(たぶん)。



●ウェンティの奏でる曲について

世界任務中、魈はウェンティの奏でる曲について二度語っている。


▼上記の会話の聴き惚れた部分

  • 「その音色は…抑揚のある美しい調べで、心を落ち着かせるものであった。我は…思わず長いこと足を止めてしまった、その音色に耳を傾けながらな。」

▼旅人との会話の中で

  • 「風神の性分は自由で気ままなものであり、それはあの笛の音にも表れている。」


●仙人と岩神と風神の関係から垣間見えるもの

会食中、岩神風神ともに正体を隠していたため、「仙人」様は身の振り方に苦労していた。

そんな「仙人」様に心労の原因として「鍾離のせい」を突きつけると、声を荒らげて力いっぱい否定する。一方「ウェンティのせい」を突きつけると「そ、そういうわけでは…」とたじろぐにとどまる。


では、風神はどうでもいい存在かというとそうでもない。

この会食で鍾離とウェンティは終始大人な大人げない会話を交わしており、当然ウェンティは相手が岩神とわかった上でつついている。しかし、魈はその無礼に対して微塵も怒っていない。

これは風神が岩神の友人だからだとしても、鍾離が飲兵衛に対し「酒の代わりに茶で皆と乾杯しよう。」と先手を打った際には、「あ……」となっており、旅人を振り返っている(旅人は首をふった)。鍾離を止めようとしたが諦めろと首をふられたとも解釈できる。

また、とっさに反応するぐらいに、魈はウェンティの酒好きを理解している(=誘われるだけではなく、一緒に飲んだことがある?)と思われる。



●風神に対する敬意?

魈は隣に座るウェンティについて説明する際、「この」という指示語を使っているが、中国語では「这位」で表している。「这位」の“位”は敬意を払う相手に使うもの(ゴガクルより)とのことなので、一定の敬意はあるかもしれない。

――と、書いていたが、別なイベントでは重雲を指して这位方士を使っているので、ないかもしれない。


元々ボイス・訳ともに国ごとに味付けが異なるケースが多い。

例えば日本ドリーと他国ドリーの演技差や、日本放浪者の味方HP低下ボイス「あらら~、へなちょこめ~」(他国版はもう一方の低下ボイス「使えない奴め」のような路線)など。

軽い敬意がある関係と解釈するのも雑に扱える仲と解釈するのも一興だろう。



●メモ

その他細々と。

●古い知人

ウェンティ登場前、魈は彼について「古い知人にあった」と表現したが、問い返した旅人は「古い友人?」と表した。

日本語では知人と表現しているが、中国語では最初から「朋友」であり、日本語のニュアンスよりは多少距離が近いもよう(「友達(朋友)」「親友」「仲間」中国語表現の違い)。

鍾離が今回ウェンティ相手に使っていた「新しい友」も「新朋友」となっている。


●陰日向

日本語の陰日向にはいくつかの意味があるが、中国語のタイトルは「人前人后」であり、英語は「Between Facades and Familiar Faces」なため、ニュアンス的には「人前とそうでないときとで言動が違うこと」が近いと思われる(weblioより)。

これは、最後に鍾離が語った「同じことでも別の者が見れば違う様相を見せ、同じ物語でもまた別の想いと姿が伝わる」「人間にとっての高き座の尊い存在は、仙人たちにとっては身近な存在であり、他愛のない話を共に愉しめる仲間でもある」を示していると思われる。

ここから「作り手の異なる杏仁豆腐のように、同じように見えてそれぞれ異なる俗世の生活」「凡人たちにとっての降魔大聖と、友人にとっての魈」につながっていくわけだが、いずれ恋人とそうではないものの違いを実地で学んで欲しいところ。



●魈ストーリーPV「諸苦無隙」

ver1.3で魈が実装されてから2年。ver3.4の予告番組でついに二人が出会う可能性が浮上しさざめく寒村に突如投げ込まれた超大型爆弾。こちらが公式初交流となった。

希少な恒常動画だが、何の脈絡もなくウェンティが登場するので、イベントを見ないとどのような関係かわからない。


動画のタイトルは「諸苦無隙」。説明欄にはこのように書かれている。

  • 世の万難にはすべて、その名がある。これは幾千年の劫数であり、消すことも断ち切ることもできない。
  • 偶さかなる小憩も刹那に過ぎず、望むべくもない。

劫数とは「(仏教でいう)避けられない災難、厄運」のこと。「望むべくもない」は人によってニュアンスが異なるかもしれない。

タイトルを含めてざっっっくりまとめると、「苦しみに終わりはなく、偶然の休息も刹那のもので、望んで得られるようなものではない」。


件の動画はこのような会話で締めくくられている。

「ねぇねぇ、こんな良い日なんだし、一緒に一杯どう?」

「いい。……今宵は、少し休みたい」


「――(笑って)よかった。一晩だけでもいい、たまにはお面を外さないとね」



●中英韓版

英中版では、魈に断られたウェンティは笑って「very nice/真是不錯」とつぶやいている。おそらく似たような意味。veryがつくようなニュアンスということがわかる。



●会話場所

おそらく望舒旅館露台。二人の背景もゲーム画面に沿ったものになっている。

魈は黄色に色づいた木を背にしているので、ウェンティは建物から出て右手のところにいる。邪魔者(観葉植物)は都合により抹消された。



●海灯祭の推測時期と魈の動線

時期についてはいくつかの説がある。

ひとつは、装飾からver2.4第二回海灯祭とするもの。

ひとつは、少女の背景の柱にあるべき探し人の広告がないことから魔神任務1章前とするものである。

(※どちらも他カプの方のツイートであり、この記事からリンクすることでご不快な気持ちにさせるかもしれないので割愛)

確実と言えそうなことは、

  • 人間である白朮が不卜廬を構えさらに七七を拾った後の時間軸のため、近年であること。
  • 魈がみた幻影の背後にある壺は埠頭前の旅館のお姉さんの近くにあるものであり、その後の視線の移動と背景から、女の子が立っているのは壺の近くの塀沿いの屋台付近と思わしきこと。

いずれにせよ、魈は埠頭を南東から北西に向けて歩いていることになり、璃月港北の橋に向かっていると思われる。

しかし、直線距離的には不卜廬から橋に向かって飛ぶほうがはるかに近い。このルートを通るには、不卜廬から道なりに動く必要があり、かなり憔悴していることがうかがえる。



●メモ

その他細々と。

  • 魈が動画冒頭で話している難しい話を書き起こしてくださった方のツイート
  • 女の子が差し出そうとしていた食べ物は、酒醸という中国甘酒に白玉を入れたデザート。日本の米麹甘酒がアルコール度数0に対して、酒醸は1%ほどあるようだが、時期的に熱い(=アルコールが飛んでいる)ものを供されたはずだが……。
  • 動画の最後で魈は休息をとるために旅館内に向かって歩いている。小ネタ/望舒旅館であげたてっぺんの小部屋に向かい屋根を進むのなら、ウェンティの近くは通らないように動いている。まぁ上に向かうにせよ旅館内部に入るにせよ、(構図の都合上)かなり近づいているのだが。


●その他

●璃月モンド両国詩歌握手歓談会

イベント名は「流れゆく水に詩を紡いで」。

先の海灯祭で意気投合した胡桃とウェンティが、両国合同で詩歌イベントを開催するというもの。

二人とも全日出ているが、三日目最終日はウェンティはラストのみ、魈はイベント終了後の配置のみなので、調べる際は注意。


▼主催視点での行動

  1. 会の開催を決める
  2. 論評を行うスペシャルゲストとして魈仙人を呼ぶことに決める
  3. 望舒旅館に向かうが、断られる
  4. (おそらく旅人の手を借りよう相談していたところで)旅人登場
  5. 旅人に説明中、仙人から再度断られる
  6. 旅人の後押しもあり、「考えておく」までに態度を軟化させる
  7. 仙人が姿を消したので、旅人を会場に行くことをすすめ、自分たちは段取りの打ち合わせ
  8. 胡桃「仙人様にも、もうちょっと駄々をこねられるかもしれないし。」

●幻覚ポイント1は、彼らが魈を呼ぶことを決め、強く交渉していること。

海灯祭では香菱が同席していたが彼女は来ていない。重雲も鍛錬をしにいこうとしたところで行秋に捕まった形。鍾離に至っては二日目に胡桃が(ウェンティに相談なく)連れてきた。


●幻覚ポイント2は、魈が無視せず呼びかけに答えていること。

胡桃は最終的に魈から「山から少しのぞく」といった内容の言葉を引き出しているため、旅人がいなくなった後も少なくとも一度姿を現している。


●幻覚ポイント3は、魈の受け答えがフラットなこと。

ウェンティに対しては基本的に態度が変わらないことがうかがえる。ただ、胡桃を含めた「二人」に対する応答と見ることもできるので、好みで解釈できるかもしれない。


○幻覚ポイント4~は、よもやま与太話へ。



●清心とセシリアの花

参加者がそれぞれナゾナゾを出しあった際、以下の問題が出題された。

  • 「万尋の高き雲より上、郁郁たる凄雪の中、孤独の寒地にひとり佇む。聖賢みな、清貧なり。」

答えは清心だが、出題者によりセシリアの花も正解となっている。元々どちらの花も概念が似ていると言われていたが、公的に確定した。

以下は詩と花に関するゲーム内評価。

  • ウェンティ「高いところに咲く花に、人々は美しい意味を与える。」
  • 行秋「この詩には、孤高のなかにも、心の清く澄んだ印象がある。」
  • 出題者「(セシリアの花も)確かに、この描写に相応しい高潔な花だった。」


●メモ

その他細々と。

  • 魈は視力聴力共に優れている。離れたところにある落ち葉に文字が書かれているのがわかる、会場から離れた山からでも会話が聞こえる。


関係性まとめ

荻花洲の笛の音に纏わる想いは魈の好感度とともに少しずつ明らかになっていく。

これは、魈の心の柔らかい部分と密接に結びついているからかもしれない。

好感度該当エピソード内容真相
Lv1興味のあること荻花洲のこと→Lv6
Lv3神の目について・欲望欲望(願い)はないこと→Lv5
Lv4プロフ『空遊餓鬼布施法』夜叉は美しい音楽を好むこと
Lv4ウェンティについてウェンティの奏でる曲に対する反応→Lv6、Lv10
Lv5神の目について・理由欲望(願い)はあるが叶わなくなるから教えないこと→Lv10
Lv6最終キャラスト荒れ果てた荻花洲での出来事→冒険ランク40
Lv10名刺荻花洲の笛の音に想う願い
冒険ランク該当エピソード内容補足
40伝説任務ストーリームービー笛の音の正体→Lv10

  • 追加情報
エピソード内容
ストーリーPV魈を酒に誘うウェンティ
2023年海灯祭二人に交流があること、今でも彼の曲に助けられていること、魈が風神をどう思っているか、など
その他の接点イベント「流れゆく水に詩を紡いで」


二人のプロフィール

名前ウェンティ
一人称ボク
所属璃月仙人モンド城
身分護法夜叉吟遊詩人/風神
本来の姿※1仙獣(おそらく鳥)小さな精霊
元素
命ノ星座金翼鵬王座歌仙座
誕生日4月17日6月16日
推定最低年齢※22,0002,600
言動※3殺戮は己の専門分野であり「道具」のように扱えと言うリンゴと賑やかな雰囲気が好き。掴み所がない
相手の呼び名※4??
好きな食べ物杏仁豆腐りんご
オリジナル料理「夢」真・風神のヒュッツポット
上記テキスト彼の「夢」は、ただ良い夢を見たいだけ一見手抜きだがゆっくり食べると「些細な転機と希望の風」の味がする
嫌いな食べ物手間のかかるものチーズとベタベタしたもの
CV松岡禎丞村瀬歩
よく使われる絵文字👹(鬼)たまに🦋(蝶)🍃(風)

  • ※1:本来の姿
    • 魈の正体は公式で公開されているキャラコンセプトより。仙獣は確定。金翅鳥が主モチーフの一つであり命ノ星座でもあること、名の一つである金鵬の「鵬」も鳥であることから、おそらく正体は鳥。金翅鳥は毒龍を毎日喰らい続け、最後は毒に耐え切れず琉璃の心を残して死ぬとされる。
    • ウェンティの正体はキャラストより。風の中に流れる微小な精霊で「小さな転機と希望をもたらす風」。ウェンティメインのOST selectionでも「長閑な希望の風」というタイトルがつけられており、オリジナル料理からも希望の味がする。

  • ※2:魈は2000歳以上ということしか明言されておらず、ウェンティは定義不明。
    • 魈はいずこかの時点で魔神に隷属、魔神戦争の最中に岩神の配下になった。戦中、帰終が死んだ時にはすでに仙衆夜叉として活動していた(海灯祭3ムービー)。魔神戦争は3700~3000年の間のどこかで始まり、2000年前に終結。
    • ウェンティは元々風の精霊であり、新生モンドが誕生した2600年前に今の人間の姿になった。それ以前の精霊としての発生時期や自我の状態などは不明。魈より年下の可能性もあれば、元素生物は魔神より長命(鍾離伝説任務2)なことから、場合によってはモラクスより年上の可能性もある。

  • ※3:魈の言動はボイスより。ウェンティはキャラスト1とセシリアの花のフレーバーテキストより。

  • ※4:2023年海灯祭より。
    • 魈:周囲に普通の人間達がおり、ウェンティは神としての正体を隠した状況だったため、「吟遊詩人」と呼ぶことで茶を濁している。
    • ウェンティ:降魔大聖に気を使われた凡人の方は、相手が仙人だろうが尊称なしで「魈」だったため、普段から「魈」呼びと思われる。



●小ネタ

※はじめに※

●のついた項目は事実あるいはそれの拡大解釈であり、

○のついた項目は幻覚に幻覚を重ね可能性という名の幻覚を追い求めたものである。


pixiv百科事典にはWikipediaのような「中立的な観点」や「独自研究は載せない」「意見ではなく事実を記せ」といった縛りがないこと、そもそもこの記事自体がBLカップリングについてのものであることから記載。

編集時点では日本語の作品数が極めて少なかったこともあり、読み物ネタの延長として細々と書いているが、そもそもウェンティの行動に謎が多いうえ魈もほとんど語らないためはっきりしない部分が多い

なにしろウェンティにはウェンティ≠バルバトス説まであるぐらいである。

以下の内容も、犯罪者プロファイリングで「10代~20代、もしくは30代~40代、または50代以上の犯行。日本人あるいは外国人の男性もしくは女性」と分析しているぐらいの幅広さになっている。

創作のネタ程度にどうぞ。


●キャラクター周り

  • 魈は風の神の目に対して風の神にまつわる想いを抱いている(入手時の「願い」は不明)。
  • 魈の神の目は左手首にあり、すぐに目に入る位置である。実は手首につけている者は少なく、魈実装からミカ実装までの2年強の間、魈以外に手首につけているキャラはいなかった。
  • 魈のキャラスト3には「2000年を超えた命にとって、全ては瞬く間に消えてしまうものなのである。」と書かれている。しかし彼はかの笛の音を心の奥にしまっている。
  • それぞれの突破素材であるセシリアと清心は、その見た目も生息域も似ている。公式でもその概念が似ていることが示された(イベント「流れゆく水に詩を紡いで」)。
  • 風キャラの突破素材である自由のターコイズには「風向きは変わるもの。」「いつか、光射す方ヘと吹いてくる。」「これからは、ボクの祝福と共に、もっと自由に生きていこう。」と書かれている。
  • 風の翼使用時のボイスは「はっ」などの掛け声で終わるキャラが多く、風キャラでも専用ボイスがない者がいる中で、魈は柔らかな声で「風よ…」と呼びかける。なお、本家本元は「やっほー」。
  • 風の翼には風神の加護が込められている(スメール風の翼、イベント「帰らぬ熄星」でもパイモンが「モンドの人々は風神の助けでみんな飛べるようになった」と発言)。それを表すかのように、風の翼を開いた瞬間に風元素色の羽が散る。
  • 魈は待機モーションで緑の光(精霊?)に触れようとする。緑は風の色である。
  • ウェンティの元々の姿は小さな風の精霊(確定)、魈の正体は鳥(厳密には確定していない)。ウェンティが「風」元素を導く時、元素が羽根の形になることが多いのは、彼がふわふわしたものを気に入っているから。
  • 放浪者の「神の目について」のボイスにて、旅人は彼に「「風元素」には深い意味がある気がする」と伝えている。これは放浪者に限ったことなのか、それとも神の目の所持者全員に当てはまるのか現時点では不明。また、「深い意味」の内容も不明。ゆえに解釈は無限。
  • ver2.6の時に横笛を吹くウェンティのスタンプが実装された。この時点から今(ver4.0)に至るまで、フルートを吹くウェンティについて言及しているのは魈(とムービーナレーションの鍾離)のみである。

●イベント

  • 2021年年末に公式Twitterにてランダムおみくじが公開された。全6キャラのうちの一人が魈であり、待機モーションのイラストとともに「この望みが成就することを、我は願う…」との言葉が添えられている。他のキャラクターのセリフをふまえると、おみくじに添えられた言葉はキャラクター自身の願いである。他キャラは具体的な文言であるのに対して、魈は「この願い」と内容を伏している。惜しむらくは触れようとしている光の色が緑ではないことか。
  • 塵歌壺内でキャラクターに料理を食べてもらうイベントが開催されることがある。璃月料理編では、二人とも杏仁豆腐とチ虎魚焼きが好物であることが確認された。モンド料理編では、好物が一致せず。残念ながら風神のヒュッツポットは選択対象外。おそらく今後も各国で開催されると思うので、二人の食の好みの参考になるだろう。
  • 第一回音ゲーイベント「鏡花聴世」は、各地を巡りそこに残された想い(キャラクター)と共に曲を奏でるという形式で、各地についてパイモンの一言コメントがあった。望舒旅館のイベントポイントはいつもの露台。パイモン曰く、「うっひょーー望舒旅館から見る璃月の景色は、本当に最高だな!どんなに悲しい気持ちでも、毎日ここにいることができれば、きっと元気になれるな。」いわずもがな露台からは荻花洲(も)一望できる。
  • 2023年海灯祭でウェンティと胡桃が意気投合した際、魈と鍾離は「……」となっている。ちなみに鍾離が「……」で、魈は「…………」とより長い。魈は胡桃のことを「あやつは困るほど元気だな。幸い、彼女は面白いから、つまらない人間になる心配はなさそうだが。」と評しており、ウェンティにも似たようなものを見ているのかもしれない。むしろ胡桃より先に風神と知り合っているので、彼と似たものを彼女に見出していた可能性もある。
  • 周年記念日にはオールキャラ登場webイベントが開催される。2023年の「浮世の星、旅の夢」では、風と共に物語が流れるようにウェンティ→地面に突き刺さる槍→が順に登場した。ポイントは二人の背景は繋がっており、魈の背景にも風車や風があること(※配布壁紙ではなくなっているが、ウェンティ横長壁紙の背景のオブジェクトがそのまま継続していた)。脳内フィルターをかけると、ウェンティのライアーから流れた音色が魈まで届いているように見えること。

●誕生日イベント

キャラクターの誕生日には、中国限定でミニwebイベントが開催される。

内容については、有志が英訳したものが、FANDOMwikiにてまとめられているので、そちらを参照。※多言語で展開されるwikiは、英語圏の有志が編集→それをさらに日本の有志が翻訳というケースが多い。これらのページも日本語のページがあるが、あまり反映はされていない。

X(twitter)内を「キャラ名 誕生日 イベント」で検索すると、動画をみることもできる。


2022年の魈の誕生日は、以下のような内容。なお、セリフは直訳であり、ニュアンスは異なると思われる。

  • 一人でいる魈が旅人達の訪れに気づく。その後何かの音に聞き入り、「この曲を聴くと、昔の出来事を思い出す」と呟いた後、横笛の練習?をしている旅人の元に登場。

●コンサート

原神では2021年から毎年コンサートが行われており、キービジュアルではキャラクター達が楽器を持った姿を見ることができる。2023年には初のアニメCMと初のwebイベントが公開された。

この2023年のメンバーの一人が魈である。


●楽器

ウェンティは2021年初回コンサートでグランドハープを担当。

彼らが持っている楽器がオーケストラで実際に使われている一般的なものならば、魈が持っているのは中国の笛子(玉笛)だろうか?日本ではその祖先が明笛と呼ばれているようだ。(楽器に疎い人間のあやふやな検索結果)

笛についている装飾具については、よもやま与太話へ。


●衣装

ウェンティは白のシャツとハーフパンツ、黒のベスト。魈は黒のシャツとパンツ、白の燕尾ベスト。

▼参考


●webイベント

webイベントの名称は「音符探しの序曲」。

内容は、逃げ出した音符を旅人とパイモンが追いかけ、出演者達に出会うというもの。

魈と甘雨がいるのは望舒旅館で、背景的にはオーナーのヴェル・ゴレットの前あたり。

  • 魈「その様子…こやつ(※音符)を探しているのか?受け取れ、我と甘雨で集めておいた。」
  • 魈「ただ…一つ願いを聞いてくれないか?我は楽器が苦手で…指導を頼みたい。」
  • 甘雨「わ、私もお願いしたいです…!私たち、ずっと練習してきたんです。お二方に初めての観客になっていただけると嬉しいです。」

webイベントを完走すると、キャラクターを一人選んでオリジナルチケットを作ることができる。

チケットにはキャラクターの言葉が添えられており、その状況はキャラクターによって異なる。

魈を選んだ場合は、旅人が魈をコンサートに誘う形。こちらでも音楽は不得手なことを話す。

  • 「我は音楽に精通してはいないが、お前が説明してくれればいい。」

●彼らと仙人の関係

●ウェンティと仙人

以下のことから、ウェンティは仙人達とも交流があると思われる。

  • 過去に璃月に何度も遊びに行っており、好奇心旺盛だった(鍾離キャラスト5)
  • 仙人の一人であるピンばあやは風神を知っている様子(洞天調度品/モンド邸宅)。
  • ウェンティと断定することはできないが、隠棲する音楽好きの仙人には洞天に隣国の音楽を持ち込む仲の良い客がいる(洞天調度品/華麗なる千の響き・飄揚)。2023年海灯祭をふまえると仙人はピンの可能性が高いかもしれない。
  • 洞天調度品/モンド邸宅のテキストに、とある仙人の洞天を訪れる吟遊詩人についての記述がある。詳細は下記「洞天モンド邸宅フレーバーテキスト」へ。

●魈と仙人

以下の内容は全て2023年海灯祭に基づく。

  • かつて魈は他の仙人達が開く茶席・酒席に何度か強引に参加させられていた。
  • 現実世界において仙人は霞を食べるとされているが、璃月の仙人達は焼肉も食す。
  • 心猿(岩夜叉)はかつて様々な服を作っていた。夜叉達も戦闘だけの人生ではないもよう。
  • 帰終が死んだ時に仙衆夜叉はすでにいた。逆に言えば、帰終が生きている頃に魈も会っている可能性がある。なお、風神は終戦後に璃月を訪れているため、帰終にあったことはない可能性が高い。ただ「風神として」訪れたのが戦後なだけで戦時中に来ていた可能性もあれば、精霊の時に璃月をうろついていた可能性もあるので真実は不明。

●望舒旅館

  • 旅館のてっぺんには謎の小部屋?がある。望舒旅館が降魔大聖を支援するための施設ということもあり、海外ユーザーの間では魈のために用意された部屋ではないかと噂されている。
  • 図鑑/地理誌内の該当項目には「噂によると恋人と一緒に月を眺める最高の場所らしい」と書かれている。
  • 「望舒」と「月」については、よもやま与太話の「ストーリームービーと「護法仙衆夜叉録」」の幻覚へ。

●公式や非公式のもの

  • 公式から発売されている「テイワット動物園シリーズぬいぐるみ」では、魈は緑の鳥として表現される
  • 公式ハロウィングッズでは、ウェンティは悪魔魈は死神のコスチュームを着用。おそらく魈はいつもの格好に布をかぶっていると思われる。発売年が異なり、ウェンティの方は「いたずらパーティー」シリーズ、魈の方は「奇異仮装」シリーズとなっている。※リンク先は販売ライセンス契約を結んでいるが公式ショップではないので注意(どのみちSOLD OUTだが)。
  • キャラクターフレグランス専門店primaniacsからはイメージ香水が発売中。公式グッズではなく商品化の権利を得たアイテムだが、香りをイメージすることができる。各商品をタップ後、右下の「香りの詳細情報」により細かな説明有り。

●ファンソング

HoYoverseが積極的にクリエイト活動を推奨していることとお国柄があわさり、公式声優が参加するオリジナルソングが多数存在する。

その中には、魈/温迪(ウェンティ)/可莉(クレー)/七七の中国声優が歌う曲がある。

あくまでファンメイドであり、BL作品でもないが、youtube版にはPlease feel free to make edits, covers, parodies, etc of this songと書かれているため、間接的に紹介。


▼詳細

2021年新年イベント(公式ニュース)の作品の一つ。

楽曲は中国のプロによるもので、bilibiliの「原神」検索におけるお気に入りソート第1位となっている。

  • Youtube版では有志による日本語訳がつけられており、歌詞の説明も有り。
  • 2023年に韓国声優版が別のクリエイターによって作られ、youtubeにアップされた。いくつかの出来事が判明した後ということもあり、一部解釈を変えたムービーとなっている。
  • 温迪の声優は個人の生配信中にこの曲を流し、温迪の声で一緒に歌ったことがあり、魈のパートは彼の低音にあわせ音階を一段階上げている(切り抜きがbilibiliとyoutubeに存在)。

▼動画イベントについて

※いうまでもないが、公式プロジェクトにせよ公認プロジェクトにせよ、作品はファンメイドであり、BL作品でもない※

HoYoFairはHoYoverse(正確にはHoYoLaB)に含まれる公式プロジェクト。プロが作成した作品に「お誘いいただいた」などの言葉があるものがあり、公式が制作を依頼して作られている(コンテストのようなケースもある)。なおHoYoFairのyoutubeチャンネルができたのは2023年だが、2021年から開催されており、過去の動画はHoYoLaB名義でアップされている。

  • 公認(非公式)

原神生日祭や新年会が毎年開催されている。こちらも製作委員会が存在。

2022年新年イベントから専用ページが作られるようになり、2023年からはUP主が製作委員会で統一された。bilibiliで祭動画全体のUP主のページを見ると、過去の作品をすべて見ることが可能。



●その他

  • 旅人ボイスの「荻花洲について」によると、荻花洲の荻(テキ)で笛を作ることができるとのこと。ちなみに日本の荻(オギ)は茎の中身は空洞ではないようだ。参考:荻(個人の外部blog)。笛や紙など様々な用途に使われるのは葦(ヨシ)のもよう。


○魈ウェンよもやま与太話

小ネタの「※はじめに※」を先に読んでください


○ウェンティの力?

魈のキャラスト5に「笛にのせた力は魈の心を落ち着かせ、彼を守り~」と書かれていることから、ウェンティは業障を抑える力を持っていると思われる。2023年海灯祭でもウェンティのおかげで魈の体調は落ち着いていた。

これは、序章で「トワリンの呪いを払おうとした(ら、旅人に邪魔されて自分が毒に蝕まれた)」と言っていたものと同じものかもしれない。その場合、魈の手助けに失敗すると彼の業障の影響がウェンティにも……?


○欲望と願い事

  • 「隠すつもりはないが、欲望を他人に教えるべきではない。人間も願い事を他人に教えたら叶わなくなるという習わしがあるじゃないか…ん?全然違う?」

ここで魈は欲望と願いを使い分けている。これは日本語テキストだけではなく、中国語と英語でも同様で、欲望と愿望、desireとwishに分けて書かれている。

広義では願いも欲望の一つではあるが、人間の習わしは正確に表現していることから、仙人である彼にとって個人の願望は欲の意味合いが強いのかもしれない。

世俗を離れた仙人にとって「欲」はあまりよくないものと思われる。

しかし、それでもそれは彼にとって叶えたいものである。


ちなみにwishは手に入れられる可能性が低いものに対して、desireは欲しくて仕方がないことに対して使う。

英語魈は名刺でもHe longs for(切望)しているため、心に秘めた想いは強い。

なお、longは名詞形になると、手に入らない物や人などに対する切望を意味し、しばしば恋しさやあこがれといった強い感情をともなう、らしい。



○神の目と欲望

神の目の話題をふると、大概のキャラクターは自身が神の目について思うことを話してくれる。

その中で半仙である煙緋は「「神の目」は強い願望により生まれる。」と断言している。事実、神の目の現出は人の願望に依るものだと雷神は語る。

生粋の仙人である魈もまた神の目が願望に基づくと知っており、すなわち欲望への問いかけと認識したのだろう。

魈の神の目についてはこう書かれている。

  • (神の目を入手した)その時のことについて、魈は既に忘れている。 ――中略―― 魈にとっては無尽の戦いの前奏に過ぎないのだ。

雷神によると神の目の現出には「願望」以外の条件があるようだが、少なくとも現在の魈にとって神の目は「個人の欲」と結びついているようだ。そして彼にとって「個人の欲」は――……。



○神の目を入手した時期

無尽の戦いの前奏という表現からかなり古い出来事と思われるが、兄弟のように近しい間柄である浮舎の記憶ムービーの魈は手首に神の目をつけていない。

この記憶の時期は不明だが、少なくとも岩神に救われたタイミングや夜叉として契約したタイミングではないのだろう。大きな出来事と共に出現したのであれば記憶に残りやすいと思われるので、彼の神の目は何気ない瞬間に現れたのかもしれない。

が、そもそも本人が忘れているので、妄想の余地は広い。


○荻花洲の出来事はいつか

正確なところは判明していない。

荻花洲が荒れ果てた時期を魈は数百年前と言っている。しかし、その前に数年前といったことから彼の時間感覚は曖昧で確実なものとは言い難い。

また、「数百」は人によって想像する年数が異なる。これは日本に限らないようで、魈(ライター)がどのあたりを示唆したかは不明。

最もありえるのが、カーンルイアの惨劇による余波であり、この時期はウェンティもドゥリンとの戦いで目覚めているため辻褄は合う。しかし、ことがことなだけに時間の印象はもう少し正確になるのではないかということ、500年間毒血に侵されたままだったトワリンと最近まで活動していなかったバルバトス、ドゥリン襲来時に眠りより目覚めトワリンと共に戦っている風神とカーンルイアに行っていたはずの風神(魔神任務3章、ブエルのセリフより/稲妻ではこの時期バアル不在)など、時系列に疑問が残る。


以下にヒントになりそうでならない情報を記載。

  • 魔神任務間章2のムービーにて壊れゆく夜叉達が出てくるが、その中には戦場で血の涙を流し叫ぶ魈がいる。あれは失った仲間への嘆きだろうか、業障に負けかけた時だろうか。あれが浮舎(雷夜叉)の記憶であるならば、彼が出奔するより前、つまり500年より以前ということになる。ただし、魈のシルエットに首後ろのひらひらがないため、魔神に囚われていた時のものではないかとの推察もある。
  • 魈が荻花洲の守りを任じられたのは百余年ほど前(魔神任務間章2)。魈が敗走寸前に陥るほどの状況が百余年で落ち着き陸路の主要地になったというよりは、璃月全土が落ち着き主要地の守りについたとみるほうが自然だろうか?
  • 荻花洲については鍾離が魔神任務中に「魔神戦争で山が崩れ、陸が水没した」と語っている。魔神戦争は2000年前に終結しており、その後植生が琉璃百合から荻花に変わったと考えられること、キャラスト5内でも荻花の海が吹き飛ぶと表現されているため、この時点ではない。

○洞天モンド邸宅フレーバーテキスト

塵歌壺調度品/モンド邸宅のフレーバーテキストにはこのような一文がある。

  • ある日とある吟遊詩人が(ピン以外の)他の仙人の洞天に突然訪れた。彼が旅人と仲良くしていることを聞いたピンばあやは、念のためにこの邸宅を準備しておくようにと、マルに頼んだ。

問題の仙人は、現在凡人として生きている仙祖なのか、PVでは休むために洞天ではなく望舒旅館に戻っていた夜叉なのか、動物仙人の誰かなのか、はたまたストーリーに出てきていない仙人なのか不明。

魈とウェンティが古い知己であることが判明したため、魈の可能性も高まった。

この文のポイントは『来訪』もさることながら、吟遊詩人が『突然』訪れたことにもある。

普通、洞天には『突然』来訪することはできない。

マルから「洞天通行証」(=仲間を壺に配置できるようになるアイテム)を入手する際に以下のようなことを言われる。

ほとんどの仙人は自身の洞天を他者が入れないように封鎖しているが、「洞天通行証」を持つものはその洞天を行き来することができるようになる、と。

つまりこの吟遊詩人はその仙人から家の合鍵をもらっている。

もっともあれでも風神(あるいは風精霊)なので通行証がなくとも侵入できるかもしれないし、壺精霊の目からみて『突然(見たことがない人間を家主が連れてきた)』かもしれないし、家主が家に鍵をかけないタイプなのかもしれないし、その他の理由があるかもしれない。解釈の幅は広い。


○魈はウェンティをなんと呼んでいるか

判明していない。2023年海灯祭で彼らが会話した状況は特殊であり、極論を言うと、呼び名が確定しているウェンティですら意図的に「魈」と呼んだ=普段は別の名で呼んでいると解釈することもできる。

そもそも魈ウェンの世界線ならば、愛称でもなんでもありである。英語圏でのlove呼びも素晴らしい。

例によって解釈(妄想)の幅は広いが、一例を記す。


例えば、ジンは風神の正体が明らかになった後、彼に「バル……ウェンティ殿」と呼びかけた。これは人として振る舞っている風神と信者である己の妥協点だろう。

一方ディルックは一貫して「詩人」や「吟遊詩人」といった形で呼んでおり、Ver3.8時点でウェンティの名で呼んだことはない(はず)。※厳密には正体が確定した後に直接呼びかける場面はない。トワリンを呼び出す直前、正体を薄々察していただろう時点での呼びかけが「詩人」。序章三幕後のジン伝説任務にて、旅人の会話中、ウェンティを指して「吟遊詩人」。


魈は彼らのように「ウェンティ」とも「吟遊詩人」とも呼ばなかった。帝君に対する呼び名に迷った以上に言葉に詰まり、ウェンティ本人から「職業は「吟遊詩人」だよ」と誘導を受けている。

これらのことから普段は「吟遊詩人」とは異なる名で呼んでいる可能性がある。

また、それを一般人の前で呼ぶことを躊躇したこと、ウェンティが「職業は」と自分の立ち位置を明確にしていることから、彼を「風神」や「バルバトス」といった名で呼んでいると解釈することもできる。ウェンティについてのボイスでは、初めて名前を知ったような素振りをしているので、名前を教えられていないのかもしれない。

岩神雷神の風神宛ボイスが「バルバトスについて」ではなく「ウェンティについて」であることに諸説あるが、親友のトワリンがウェンティをバルバトス呼びしているため、可能性は0ではないだろう。


●ストーリームービーと「護法仙衆夜叉録」

動画の説明にゲーム内バッグ/任務にある「護法仙衆夜叉録」の一部が引用されている。

  • 春の海灯祭の時期が訪れ、孤雲閣上空の光をみて、璃月の民はこう言う、「これは護法の夜叉様が魔獣を退治しているんだ」
  • 荻花洲の奥深くから笛の音が聞こえる人がいるが、入って探そうとすると、笛を吹く人が見当たらず、「これは夜叉様が古い友を故郷に呼び戻しているのだ」と言う。

ムービー内で語られている出来事は「護法仙衆夜叉録」に添ったものとなっている。

この本は、魈伝説任務内本人曰く「数百年前」に出版されたものであり、その内容から、浮舎(雷夜叉)は出奔済み。

浮舎がいなくなったのは500年に世界が暗黒に包まれた時より前の平和な時期(世界任務「夜叉の願い」)だが、本の出版がカーンルイアの出来事の前なのか後なのか定かではない。

ただ、凡人が荻花洲に入って笛の音を探そうとしていることや、「古い友を故郷に呼び戻している」と考えられていることから、この笛の音は荻花が吹き飛ぶほどの激戦直後、つまりキャラスト5の時のものではないと思われる。


なお、この項最大の問題点は、肝心の風神がいつどこで何をしているのかいまひとつわからないことである



○笛の音の主が魈の場合

魈にはクローズβで横笛を吹くモーションがあり、中国版アプリ広告にも採用されていた事実がある。2023年オーケストラコンサートでは横笛を担当している(詳細は小ネタにて)ことからも、横笛は意識されていると思われる。

モーションが削除された理由は不明。動作上の問題かもしれないし、手持ち無沙汰に笛を吹くタイプではないと判断されたのかもしれないし、笛を吹ける設定がなくなったのかもしれないし、それ以外の理由かもしれない。

コンサートの宣伝webイベントで「楽器は苦手」とのセリフがあるため、少なくとも日常的には吹いていないと思われる。これは実際の技術の有無に関わらず言うことができるため、「技術的にできない」「人に聞かせるほどのものではない」「得手は戦闘殺戮でありそれ以外は不得手と認識している」など様々な解釈をすることができる。

彼にとって笛は救いの音色なので、死んだ同胞たちへの手向けとして吹いていた可能性もあるかもしれない。

  • 英語版PVではラストの「孤雲閣の月明かりと荻花洲の笛吹だけとなった」の月光の部分が「moonlit nights」となっているが、人々の噂通り魈が笛をふいていた場合は、長年に渡る討伐を複数形で表していると思われる。
  • 平和な時代を迎える前に死んだ心猿(岩夜叉)が服作りを趣味としているので、夜叉達も戦闘だけの人生ではない。夜叉としてモラクスと契約するよりもさらに前、魔神に囚われるまでは無邪気で優しい性格だったことから、穏やかな生活を送っていたと思われる。これらの時期に取得していたかもしれない。
  • その他の幻覚
    • 上記の手隙の時に学んだ理由が、キャラスト5以前から風神の笛の音が好きだったからという可能性。
    • かつてウェンティが魈に笛を教えた可能性。
    • 魈が笛を吹くようになったきっかけが、ウェンティの笛の音に救われたからという可能性。
    • 他。


○笛の音の主がウェンティの場合

書籍が出版された時点で魈は最後の仙衆夜叉となっているため、カーンルイアの件以降長く妖魔退治に追われていたと思われる。その僅かな合間をぬって笛をふいていたとも、それ以前の平和な時期の話とも考えることはできるが、ここでは笛の音の正体がウェンティである可能性を考える。

  • 「護法仙衆夜叉録」全体と動画内容がリンクしている中で、あえてこの文章が動画に添えられている点(UPされたのが海灯祭の時期だから、とは言ってはいけない)。
  • 動画の締めくくりは「彼の姿を覚えているものは孤雲閣の月明かりと荻花洲の笛吹だけとなった」であり、上記の書籍に呼応させている節がある。3行目の海灯祭時期の魔獣退治を「孤雲閣の月明かり」が指すのであれば、4行目の人々が噂する荻花洲の奥から聞こえる笛の音は「荻花洲の笛吹」を指すといえるだろう。

2023年海灯祭で、少なくともウェンティはPV時点とVer3.4の時点で魈の元を訪れていること、魈が「古い知人」と称する関係であり彼の業障を抑えるために曲を奏でていることが判明。半年後のオーケストラ宣伝webイベントでは魈が「楽器は苦手」と発言。事実的にも、逆説的にも、ウェンティが笛の吹き手である可能性が補強されたことになる。

動画内でウェンティが「荻花洲の笛吹」と呼ばれているのも、キャラスト5の件に限らず、書籍で人々が噂する笛の音の主だからかもしれない。



○月とウェンティ

海外では動画内の月とウェンティを重ねて解釈する傾向がある。

魈が業障に囚われ激痛とともに地に伏したのは夜であり、それを救った笛の音は闇を照らす光といえるだろう。当時ウェンティが笛を吹いたのは一度ではない可能性が高まったため、nightsと表現されていることとも一致した。

さらに月=ウェンティの可能性を追い求めると、以下の幻覚をキめることができる。

  • 風神のスタンスは表立って照らす太陽よりも、月に近い。
  • 魈チュートリアル動画にてダインスレイヴは「彼の犠牲を理解したものが彼のために暗き道を照らすのか」と語る。これは魈のプロフ5の「ならば、誰が魈を守ってあげるのだろうか?」に一致する。また、自らをすり減らす魈についての一連の話の背景に流れる曲のタイトルは『失われた望み』であり、ウェンティの本性の「小さな転機と希望をもたらす風」(プロフ)とも合致したりする。
  • 魈のストーリーPVにて、ウェンティは疲弊した魈を月光と共に迎え入れており、そんな彼に魈は「休みたい」と告げる。魈はいい「夢」を見れただろうか。
  • 魈のいる望舒旅館の「望舒」は「「月」が乗る馬車をひく御者の名前」である(wikiより)。転じて月そのものを指す。ゲーム内図鑑/地理誌内の望舒旅館には「高車を眺める処」と書かれており、魈は時折ここで月光を浴びていることがわかる。また風神の治めるモンドは「Mondstadt(モンドシュタット)」であり、これはドイツ語で「月の街」を意味する。……現実的な話をすると、月はホヨワールドの重要地であり、テイワット各地に月の痕跡があるのだが、それはそれ、これはこれ。ちなみに原文の漢詩には鳳凰や風神も出てきてちょっと楽しい。


○ムービーの場所

正確な位置は判明していないようである。

数百年たっているので地形が変わった、イメージ映像のため具体的な場所はない、などの理由が考えられる。

水の周囲を陸地が囲んでいる、山の裾野に花、その後ろに木、そもそも映っているのが荻花洲の笛吹きということから、荻花洲説が有力。

月明かり(=孤雲閣)に重きを置いた場合、裾野が砂地になると思われる。ただ、孤雲閣も岩山が海を囲んでおり、そう見ようと思ったらそう見えなくない場所もあるので、解釈は自由。


より高画質のウェンティなし版は第一回海灯祭のティザーサイトで見ることができる。

ウェンティにまったく関係ないイベントなので彼が消されているのは当たり前なのだが、年月とともに消えてしまった儚さを見出すこともできる。


○魈の笛とウェンティの笛

2023年のコンサートにて、魈は中国横笛を担当。コンサートについての詳細は小ネタへ。

魈の持つ笛には、荻花洲の笛吹の持つ笛と同じ、翡翠の円環に赤い房の飾りがついている。

厳密に言うと、魈の飾りは赤の組紐を使った典型的な中華風デザインで、ウェンティの飾りは丈が短く、中国結びの代わりに石のパーツとなっている。ただ、PVは切り絵風のデフォルメが入っているため、可能性は無限大と言えるだろう。なくても魈ウェンの世界線ならある。


例えば、一般的にトルコ石は青の宝石として扱われるが、原神世界では他に青系元素が揃っていることもあり、風元素のターコイズはグリーンである。

宝石情報サイトではグリーンカラーのトルコ石や翡翠に似ている石としてバリサイトが紹介されている。つまり、魈が笛につけた石は自由のターコイズと同じ色の石と見ることもできる。

逆に言えば、ウェンティが魈の色(翡翠)の石を笛につけていると見ることもできる。



○璃月モンド両国詩歌握手歓談会

幻覚ポイント1~3と基本情報は、上部の「追加情報」へ。


●あらすじ

イベントの開始前、重雲は不可解な出来事に遭遇し気になっていた。それを知るのは主催の二人、行秋、旅人たち。ウェンティはその正体に心当たりがあるようだが明言を避け、代わりに皆で「采風」(散策しながら詩の題材を集めること)を提案する。

二日目、集められたプレイアブルキャラ達はウェンティから「謎」を気にかけることを依頼され、二手に分かれて行動することに。

くじ引きの結果、旅人は重雲とディオナと一緒になり、彼が遭遇した場所に向かう。

暗転直前、高台から彼らを見ていた魈が姿を消す。

旅人たちが現場に到着するとすでに魈がいて、重雲の話を聞いた彼がすでに付近を調べていたことが判明。結果は問題なし。ゆえに魈はそのまま消えるつもりだったが、旅人たちの「采風」に巻き込まれる。


その後、川辺で表面に詩が書かれた落ち葉を発見。

その内容は、好きな人との出会い、そして結ばれなかったこと。

魈は、「…なぜ、落ちた葉に詩など書く?」「流れる水に心はない。落ちた葉が流されてしまえば、詩はそのまま沈んでいたかもしれない。」「…理解できない。」と言う。

そんな彼に「誰かがみてくれるかは重要ではない」「言えなかった…あるいは伝えられずにいた言葉も、文字にすれば、詩歌に託すことができる(と行秋が言っていた)」と説明する旅人と重雲。

とはいえ、誰かが見てくれることを望んでいるかもしれないと聞いたディオナは詩の返事を返してあげようと考える。

しかしまったく当てがなく悩む彼らに、魈は返事が届く可能性のある方法を提示する。



○幻覚ポイント4

冒頭で望舒旅館に旅人登場後、断った魈に胡桃は楽しさを伝え、ウェンティは旅人がいるなら大丈夫でしょと伝えている。魈が断った理由が「詩など知らないこと」と「業障の影響」なので、前半後半をそれぞれ説き伏せている形だが、ウェンティが旅人の名を出したこと、その言い方を穿ってみると以下の幻覚を見ることができる。


崩壊シリーズ有識者によると、トワリンが冒されたアビスの呪いと魔神の残滓による呪いは同種のもの(崩壊エネルギー)とされ、ウェンティは旅人がそれを浄化する力を持つことを知っている。

ストーリーの進行とプレイアブル/塵歌壺は一致しないとはいえ、魈は壺で痛みが和らぐことを知覚しており、業障を理由に「人間が多く騒々しい場所など言語道断」と言うような男が自ら城下町に旅人を誘うまでになる(信頼の構築といつもより業障が落ち着いていたからかもしれないが)。

もし魈が旅人の力を知っているのならば、凡人がいる場でも参加しやすいだろう。これらを考えると、旅人を誘うことを提案したのはウェンティかもしれない。



○幻覚ポイント5

ミカはスクロースとはまた別の極度の人見知りのため、くじ引きによるチーム分けを不安がっていたが、騎士団の仲間であるノエルが一緒になったため、安堵している。

このくじ引きはウェンティの提案であり、くじも彼が用意したもの。

ウェンティはスタンレーの件はもとより、遠い昔に隣国の旅行者に起きた事も知っている(海灯祭2023本編)。レザーに過去の記憶を見せ、「すくすく育っているあの子を見てほっとした」とも話している(イベント「杯の中のバラッド」本編終了後の会話)。

これらのことから、ウェンティはミカの性格を把握しており、くじを操作した可能性がある。


元をたどると、重雲が遭遇した不可解な件を「采風」に落とし込んだのも、モンド人を含めたキャラクター達に気にかけることを依頼したのも、2チームに別々の場所を探すように采配したのもウェンティである。本イベント3日目開始時点ではウェンティはその場にいないが、旅人たちがどこに行っていたかに気づいており、最終的に全て最初から知ったうえで采配していたことが明らかになる(ゆえに、旅人は報酬を求めている)。おそらく、清泉でたゆたう彼女が石門イベントにいた理由もそうだろう。


初日の時点で魈にどこからか見る約束を取り付けている&ウェンティの位置からは魈が見える&妖魔(仮)の話を聞いた彼がどう行動するか推測はつくので、旅人を重雲のチームに入れたのも彼かもしれない。

理由は上記幻覚ポイント4に同じ。

間章2や海灯祭2023を鑑みると、魈チュートリアル動画の「彼のために暗き道を照らすもの」は特定の誰かではなく、これから彼が知る多くの人々や出来事と解釈することもできる。

ウェンティは彼を照らす灯火が増えるように小さな転機の風を吹かせたのかもしれない。


――と、考えることもできるが、本当にウェンティがくじ引きに細工していたかどうかの物証はない。また彼はアイドルを知らなかったりレザーがアンドリアスに育てられたことを知らなかったりする(ボイス)ので、全知でもない。間章2についての解釈が人によって大きく異なることは実装当時のTwitterが示している。つまり、強めの幻覚。


○幻覚ポイント6

イベント終了後、魈は銅雀を弔う寺(ゲーム内では実質夜叉寺として機能)に詩を奉納している。

内容は家族を想うものであり、原文はより明確に火山水と浮舎の名の意味を表す単語が含まれている。英語も日本語とは一部ニュアンスが異なる。(詳細はXで「魈 詩」で検索。イベント内でも言われていることだが、解釈は人それぞれ)


魈は自身の伝説任務で「諸行無常、一切皆苦。同情と泪は、夜叉の意志には必要ない」と語っている。これは、パイモンからの同情に対するものだが、魈自身割り切ろうとしていた節がある。しかし、層岩巨淵、海灯祭2023と人々との関わりを経ることで少しずつ心持ちが変わっており、今イベントでは寺を見つめる彼に話しかけると、「お前に言われた通り詩を書いてみた…」「感情を紙に写してみると、たしかに胸の内が落ち着く気がする…」との言葉が返ってくる。


実はウェンティは交流会開催時点であらすじ内の行秋と同じような主旨の発言をしている。

  • ボクに言わせれば、詩に最も大切なのは「気持ち」だよ。自分が普段心に秘めている気持ちや、なかなか言えないことを表現するものなんだ。

魈を巻き込もうとしていたのも、彼の中の言葉にならない感情を汲み、人々のやり方を経験を通して知って欲しかったのかもしれない。直接的な行動ではなく背中を押すのも彼らしいといえる。



○幻覚ポイント7

魈はシンプルな調理品以外の料理を面倒で常識がないと考えていたり、人間の記念日をくだらないと言っていたり、灯籠流しを光るゴミと評したり、尽く人間の文化に興味がない。詩歌に対しても明るくないと言っている。

その割に、彼の書いた詩は漢詩の基本的な技法にそった堅実なものとなっている。

この手のことで頼りやすいのは、旅人を除くと……?


もっとも漢詩は人間の文化というわけではないだろうし、そも仙人の中には食を好む留雲のような存在もいれば、すぐ身近にも服飾に手をかける弥怒もいる。魈は学がないどころか人間が発行した夜叉の書物の存在を知っていたりもするので、普通に知識として知っていたとも考えられる。



○幻覚ポイント∞

落ち葉に託された詩へ返事を書くことに決め、行動に移した後。

旅人にいつになく積極的だと言われ、魈は以下のように答える。

  • …「伝えられずにいた言葉」、このまま沈むに任せるのは、惜しい。

いつにない感情移入。これに魈ウェンフィルターを通すと、魈自身が作者同様に「伝えられずにいる言葉」を抱えていると察することができる。

そして、落ち葉に書かれた詩を発端に始まるこの裏ストーリーは、「恋を理解できなかった人外が多くの物語と多くの夢を見たことにより自らの恋心を知覚したことによる話」である。つまり、察することができるのである。




★海外の作品について

魈ウェン人口は圧倒的に国外に多いため、もっと見たい人は海外作品を探す必要がある。

事前準備として、スラッシュの概念を知らない固定派は、各言語詳細をよく読むことを推奨。(説明の都合上逆カプの表記有り)


▼漫画

漫画は右から読むものと左から読むものが混在。

OCR(画像から文字を読み取る機能)を使うとテキスト化や翻訳が格段に楽になる。

  • 【PC】Chrome:右クリックして「Googleで画像を検索」を選ぶ。自動的にGoogle Lenzが起動。
  • 【スマホ】Google Lenzやpapagoなどのアプリを使うことで保存した画像を翻訳することができる。スクショ時にも可。iOS15以降は翻訳機能がついている。

▼小説

小説はGoogleDeepLの翻訳を駆使して読むと良い。おすすめはDeepLだが、Googleの方がいい味を出すこともある。

翻訳力はDeepL、手軽さはGoogle。

Googleは基本的な翻訳機能が弱い点、DeepLは長文を翻訳すると文の途中が抜ける場合があることとまれに意味が逆になってしまう点が難。

ちゃんと読みたければ段落ごとに訳し、だめなら一文、それでもだめなら文節……と細かく翻訳していくと精度が上がる。

サイトの閲覧だけならブラウザの自動翻訳やアドオンにまかせてしまうのが楽。


★英語圏

#xiaoven


いわゆるスラッシュ。フルネーム表記では×ではなく/が用いられる。

海外サイトのよいところは、pixivよりも性癖タグが細分化されており、積極的につける傾向があるので、性癖に特化したものがみつかりやすいこと。

難点は、スラッシュではA×BもB×AもリバもまとめてABで扱う事が多いため、固定派は要注意なこと。

この二人のカップリングで左右を問わずxiaoven、venti/xiaoが一般的で、全年齢作品では受け攻めを明記しない。

左右の概念がまったくないわけではなく、日本と同様にABとBAを区別する人もおり、それなりに認知もされている。しかし、違いを理解したうえでBAよりABのほうが語感が好きとの理由でR18のBA作品にABタグを使う人もいるなど日本よりもはるかにゆるい。

そのため、venxiaoがウェン魈を示すことが多いのに対し、xiaovenのみがついていてもウェン魈の場合がある。

成人向け作品において、Top=攻め、Bottom=受け、Switch=どちらもなので明記している作品は対処しやすいが、ない作品も多い。

AO3では連載中の作品は最新話にあわせてタグを増やす傾向があり、成人向け作品でもR18展開に入った段階ではじめてtop/bottomを明示することがある。

2023年2月、AO3に投稿者ミュート機能が実装されたため、嗜好が合わない人の作品を非表示にすることができるようになった。サードパーティー製のブラウザ拡張機能を使うことでタグをミュートすることも可能。


X(Twitter)では海外の人がスラッシュ感覚で#魈ウェンタグを使っている場合がある。

逆に日本人が#xiaovenタグのみを使っているケースもある。


海外二次の歩き方(個人作成)】

AO3の使い方(個人作成)】

現在AO3は登録せずとも閲覧することができるが、登録したほうが利便性は高まる。

用語(個人作成)】


★中国語圏

#魈温


中国や韓国では日本と同じく攻め受けで表記が固定されているもよう。ウェンティは簡体字では「温迪」と表記される。

お国柄、R18の規制が厳しい。小説を画像化し上下逆にする、肌色の部分を減らすなどの対策でAIの目を避けているらしい。


weiboは登録せずとも閲覧や検索ができるが、表示件数が限られる。アプリ版ブラウザのみ、総合欄の閲覧制限なし?

Lofterは個人ページやタグのアドレスを知っている場合、未登録でも閲覧することができる。検索避けもされていないらしく、「Lofter 魈温」で検索すると一部作品をみることも可能。

なお、iOSにのみアプリが存在し、アカウントを作らなくても閲覧することができる。2023/02現在iOS11対応しており、これはiphone5sに相当する。


Lofter登録方法と使い方(個人作成)】

未登録でタグページから閲覧する場合のTips

  • タグページでイラストをクリックしても拡大できない

【PC】:吹き出しに触れると右上がドッグイヤーになる。ここをクリックすると作品ページに飛ぶ。

【Android】:名前をタップすることで作品ページに飛ぶ。イラストならば画像の下、テキストならば一番上。

  • タグの挙動

個人のHOMEや作品を開いた状態でタグをクリックすると、作者の該当作品一覧に飛ぶ。

タグページで他のタグをクリックすると該当タグページに飛ぶ。


★他

日本にもpixiv以外のサービスが多々あるように、国外にも上記以外のサービスが多数ある。もっと読みたい場合は探してみるといいだろう。英語圏では他にも規模が大きいところがあるが、表紙にファンアートが無断転載されている節があるので割愛。

ロシア語圏ではficbookが盛んな様子。 関連タグ:Сяо/Венти

こちらもおそらくスラッシュと似た傾向がある。

検索要項に「ペアリング内の文字の順序を考慮に入れる」があるが、あまり機能していないように感じられた(ロシア語がわからない個人の感想)。

  1. 検索ページを日本語化
  2. ファンダムにgenshinを入力し、出てきたものの中からもっとも数が多いものを選択
  3. ペアリングで Сяо を入れ、出てきたものの中から魈にあてはまりそうなものを選択。さらに Венти でも同様の事を行う。キャラ名の前にでてくるプルダウン(選択肢)は、キャラの属性のようなもの。これは英語にもあてはまり、「TOP ! Xiao」なら「攻め魈」、「Musician ! Venti」なら「(現パロ)ミュージシャンウェンティ」になる。

AO3同様に性癖が細分化しているので、検索結果で出てきた作品の中から好みのタグをコピーして上部の検索のラベル部分にぶちこもう。



関連タグ

原神 / 魈(原神) / ウェンティ(原神)

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