エリカ(シャドウバース)
えりか
概要
アレスター王国プリンセスの専属メイドを務める女性。
メイドとしてはもちろん、護衛としても高い能力を有しており、周囲からの信頼も厚い。
プリンセスから、封印の古城の異変を知らされ、調査に出発する。
―――公式サイトより
Shadowverseに登場する八人の主人公の一人。
作中に登場する王国の姫君に仕えるメイド兼護衛役である。
容姿・能力
黒髪ショートカットのメイド。王宮の姫君の従者という立場からか、髪型は姫カットを意識したようなものとなっている。
胸のサイズは中々に大きいはずだが、隣にいるのがこれだから普通くらいに見えてしまう。
服は鎧と合わせた改造メイド服。何故か胸の部分だけビキニアーマー風。武器は大太刀。
生身での戦闘力は、封印されていた強力な吸血鬼であるユリアスと渡り合うことが可能なほど高い。メイドってなんだっけ。
カード
忠義の剣士・エリカ
第21弾カードパック『リナセント・クロニクル』のアディショナルカードでは、Shadowverseのデフォルトリーダー8人が遂にカードとして登場した。
「為すべきは剣、為されるは刃」
カード名 | 忠義の剣士・エリカ |
---|---|
種類 | フォロワー |
クラス | ロイヤル |
レアリティ | レジェンド |
コスト | 3 |
進化前 | 攻撃力:2 体力:1 |
能力 | 疾走 |
自分の場に他のカードが出るたび、自分のターン終了まで+1/+0する。 | |
ファンファーレ 連携 7; シークレットスキル1枚を手札に加える。 | |
進化後 | 攻撃力:4 体力:3 |
能力 | 疾走 |
自分の場に他のカードが出るたび、自分のターン終了まで+1/+0する。 | |
進化時 連携 15; エリカの戦技1枚を手札に加える。 | |
CV | 石上静香 |
収録セット | リナセント・クロニクル |
※疾走…場に出たターンでも攻撃できる能力。
※ファンファーレ…手札からPPを支払って場に出たときに発動する能力。
※連携…数字の分の連携を満たしていた場合に発動する能力。連携の数は、バトル中に自分の場にフォロワーが出るたび1増える。
ロイヤルクラスの特色の一つである「連携」に視野を当てたフォロワー。
連携7と連携15を満たす事で能力が発動する他、場にカードが出る度に攻撃力が増していくため、他のカードと組み合わせる事で大きなダメージを出す事が可能。
固有トークンであるシークレットスキルは、相手がフォロワーをプレイした時に1回だけそれを破壊する事ができるアミュレット。0コストなため即時にエリカの攻撃力を増やせる他、光耀の標・ミストリナ&ベイリオンなどが持つアミュレットに関するカードとのシナジーも狙える。
高い疾走打点を活かし、「連携ロイヤル」や「アグロロイヤル」などの前のめりなロイヤルデッキにて活躍した。
2022年3月より始まった新フォーマット「クロスオーバー」では、メインクラスをネクロマンサーに据えた際に絶叫の沈黙・ルルナイと併用する事で、手軽に盤面にフォロワーを並べられ、連携やエリカの打点を楽に稼げる点などが非常に相性が良かった。
そのため、3月4日付けで禁止カードに指定されてしまった。ロイヤルカードの中には老練なる教鞭や陽だまりの邂逅といったエリカを確定サーチできるカードが存在していたうえに、ケルヌンノスなどを用いたリアニメイト戦法も存在していたため、制限カードでは済まないと判断された所もあるだろう。
2022年3月におけるクロスオーバーでは予め2種類のカードが制限カードに指定されていたが、クロスオーバーにおける禁止カードとしてはエリカが初となった。更に言うと、バグなどによるメンテナンス状態以外でのデッキ構築戦における禁止カードとしても初の禁止指定である(2Pickを含むとこの限りではない)。
また、上記のエリカが禁止カードに指定される告知が出た際は、Twitterにて「エリカ禁止」がトレンド入りする事態となった。上記の通りShadowverseの歴史の中でも禁止カード指定は稀な出来事なため話題性が大きかったのだろうが、名前が名前だけに他の「エリカ」と勘違いしたという人も多かった様子。
その他
関連タグ
Cygames Shadowverse(Shadowverseの登場人物一覧)
進藤カズキ:テレビアニメ版で同じクラス繋がり。後に本編中でも邂逅、伝説のカードを託すことになる。ロイヤル使い以外の共通項として、給仕役(エリカはメイド、カズキは実家が食堂)が見られる。
シオン(グラブル)、アルメイダ(グラブル):同社他作品における中の人繋がり。
メインストーリーでの活躍
以下、メインストーリーのネタバレ注意
一国の姫君に仕えるメイドのエリカは、遠方にて突如目覚めた「最後のヴァンパイア」ユリアス・フォルモンドの討伐を姫から命じられる所からストーリーがスタートする。
また物語を進めていくと、元々は暗殺者であったが、暗殺者の仲間は裏切りにより皆殺しにされ、一人逃がされたところを姫様に拾われた立場であるという重い過去が明かされる。
暗殺者の仲間たちの死と、血染めの過去を姫様に明かせないままでいる罪悪感を背負っており、当章時点では旅の仲間の事をいまいち信用しきれてない。
当章では主人公さながらのキーパーソンとなる。
今まさに裏切りによって追い詰められていく暗殺者ギルド「無暁」に自らの過去を見てギルドの長リオードらに助太刀するも、旅の仲間達からは孤立し、時には対立することになる。
特に仲間の一人アリサとは、彼女がついたギルド「ブレイドライツ騎士団」が無暁と因縁の関係だった事もあり、激しく対立する事となってしまった。
そして紆余曲折を経てイズニア国の戦争の原因であったメイシアを仲間達と協力して打ち倒すと、異世界からテトラを名乗る女性が現れ、出身地である「アイアロン」を助けてほしいとお願いされる。一行は彼女の頼みを引き受け、アイアロンへと世界移動をしたものの…。
この章では「管理者ネルヴァ」の妨害によりナテラに飛ばされているため、エリカは登場しない。
本来であれば「アイアロン」という世界へと移動するはずが、ネルヴァの妨害によって「ナテラ」という別の世界へと送られてしまう。
当章でエリカはナテラの姫ミストリナと接し、この世界が「母なる君」という存在の暴走によって穢れかけている事を知る。また、ミストリナと接する内に彼女がエリカに暗い過去がある事を察し、それによって仲間を傷つけたエリカに対しミストリナは仲間に謝る事を彼女へ諭す。
同じくナテラへ降り立ったアリサと合流したエリカは、ギルド騒乱編で起きた事などをアリサへ謝罪するが、彼女はエリカの事を「仲間」と信じ、共に歩んでいく意思を示した。
「最終章」では「穏健派《スコル》」と「過激派《マーナガルム》」の二勢力による抗争が本格化し、その戦争へ巻き込まれる事になる。やがてその争いの原因である母なる君は望んで世界を穢してるわけではない事を、ナテラの記録を辿る事で得たイリスの口から知った一行は、母なる君を止める事を決断する。
そしてアリサとエリカは母なる君と対峙。暴走状態の母なる君は二人を襲うが、そこへミストリナが駆けつけ「マナ」の力で母なる君を覆う障壁を破壊し、エリカはアリサとの絆の力によって母なる君と和解する事に成功。母なる君から特別な力を貰い、争いは終わったかのように思えたが…。
はぐれた仲間を探すために再び次元を越えようとした所で、アイアロンの首魁であるベルフォメットが突如としてナテラへ出現。ナテラの世界の侵略を始めた。
ベルフォメットが操る触手達に苦戦する一行だったが、その時アリサは母なる君から「マナ」の力を得た事を思い出す。そしてその助言によってエリカはマナの力を解放、真紅の炎の力とアリサの深緑の風の力によって触手を排除する事が出来た。この時、立ち絵も新しい物へと変わっている。
その後も母なる君を喰らったベルフォメットの強大な力には苦戦したが、アイアロンから他の仲間達が次元を越えて合流を果たし、最終的には勝利を収めることに成功した。
そしてナテラでの戦いが終わると、ネルヴァを追う為に今度こそ新たな次元へと旅立った、ものの…。
以降の章
以降のストーリーである「運命相克編」からは新リーダーが主軸となるストーリーであり、その世界の舞台である「レヴィール」にはアリサのみが降り立っているため、アリサ以外の7人は現状ここで出番が止まっている。
「時空流転編」のアリサのセリフによると、次元を越える内に段々と仲間達とはぐれてしまったようだが…。
王国帰還編
上記の通り長らくその後の行動が不明だったが、アリサによるネクサス打倒後を描いた期間限定ストーリーにて再び登場。
何らかの形でネクサスの打倒を知り、王国へと帰還してこの世界に起きた出来事やそれを打倒した仲間達のことを説明した。それからは彼女が再び王国を離れても問題が起こらないように兵の育成にあたり、姫から罪を告白されるもそれを受け止める。その後ユリアスの住処に向かい、人生に飽きてしまったユリアスに檄を飛ばして交戦。本気を出した彼には敵わず敗北したものの、ユリアスからは認められた。かつての仲間と集まった際にはローウェンにかつての言葉を謝罪し、仲間達と共に新しい世界は旅立った。
アニメ版「シャドウバース」では
以下、メディアミックス版のネタバレを含みます
「伝説のカード」をカズキに託した後、再び彼の目の前に姿を現した。そして彼とバトルをする事になる。
そのバトルでは潜伏能力を有するフォロワーなどでカズキを追い詰める一方で、彼のバトルスタイルに対し疑問を持っている個所もあった。最終的には……。