概要
CV:林原めぐみ
猫の脳を頭脳に使って作られた猫脳アンドロイド(ニャンボット)である。
龍之介によってヌクヌク(温々)の名を与えられ保護される。
しかし、とある事情(実はメディアによって事情が異なる)によって瀕死となってしまい、ヌクヌクを可愛がっていた龍之介は号泣の果てに絶望を嘆く。
その息子の姿に龍之介の父・夏目久作が奮起し、自らの研究(この研究もメディアによって異なる)であったアンドロイド素体にヌクヌクの頭脳をセットする。
本来、この実験でヌクヌクが蘇生する確率は、あまりにも低かった。しかし、ヌクヌクは飼い主である龍之介との絆によって、その低確率を乗り越えてニャンボットとして甦り、龍之介のため彼とともに日々の困難に立ち向かうのだった。
ちなみに、一番よく知られるアニメ(旧OVAおよひTVアニメ)版では破天荒な女子高生であるが、原作漫画では良妻賢母タイプの完璧超人な女子大生である。
樋口温子(DASH!版)
新OVA版(万能文化猫娘DASH!)での温子(ヌクヌク)は「樋口温子」という名で、久作の旧友であった樋口博士(三島重工所属)によって作られた戦闘用アンドロイド(兵器)という設定になっている。(ある意味で旧OVAの世界線における「久作があえて作らなかったヌクヌク」とでも言うべきか)
しかし科学者としての良心に苛まれた樋口博士によって三島重工から逃がされ久作に託された。(この時に樋口博士は三島重工に「始末」された可能性が示唆されている)
最優先プログラムとして「すべての命あるものを守れ」(生命保護の原則)がインストールされており、近くの生命体に危機が迫ると、その「命の叫び」を感知してバトルモードへと移行する。
「兵器」という出自や、絆を結んだ大事な飼い主を奪われた、という経緯から原作や他のアニメ版の夏目温子(ヌクヌク)とは異なり、冷ややかで怜悧な(最悪、感情の無い)印象を与える場面が多い。