「バトル!!りゅうけつ!!むさべつ さつりく!!」
「おしえておしえて!!『ラブ』って なぁに!?」
概要
サンズとパピルスの家にある背の高いシンクの中に建てられていたはずのイヌ神社は何故か退廃し、神社の中には赤と青の何処か見覚えのあるカラーリングをした扉が設置されていた。
その扉は謎の封印がしてあり開かない……ということだったが、その封印はかなり雑な作りになっており、旅が終わりに近づく頃に封印は自然と解除されている。扉はスイッチのスティックを外側に倒すことで開く。
扉の向こうへと進むと、そこにあったのはアルフィーがこよなく愛するニンゲンのアニメ『キスキスキューティみゅうみゅう』のみゅうみゅう等身大フィギュアであった。
*しかし、ただのフィギュアではなかった。
容姿
アニメのヒロインっぽく緑色の目はぱっちりとしている。ピンク色の髪には大きな鈴がついた髪飾りがついている。ピンクのワンピースに白いエプロンをつけていて、スカート部分はふわっとしている。白い手袋とくつを履いていて、靴にも鈴の飾りがついている。胸元には「MEW]と書かれたハートのペンダントがある。デフォルメされた猫の頭が先についた杖を所持している。猫耳としっぽが生えていて、ニンゲンではないように思えるが、アニメの設定ではニンゲンらしい。
感情的になると眉が太くなり、目がつり目になる。
なお、これはスイッチ版Undertale発売記念トレーラーを見ながら書いたので、ゲームの立ち絵とは違うかもしれない。
正体と戦闘
「アンダインには…もう……つきあってるコがいるのか…?」
フィギアにはぷんすかマネキンに宿っていたゴーストが宿っている。彼は肉体と1つになるために勝負を仕掛けてくる。
攻撃方法は独特で、LスティックとRスティックの両方を使う。タマシイは扉のように赤と青になっており、青がL、赤がRに対応している。
ゴーストなので物理攻撃無効である。攻撃してもデュラハンのように首と胴体が離れるだけである。「はなす」を選択しても会話は弾まない。
彼がこの体を見つけ乗っ取った経緯はバトル中に語られる。
彼はフィギアを科学的な場所で発見し、肉体を見た瞬間「これはオレだ!!オレだ!!オレなのだ!!」と悟り、どうやら直感でこれが自分にふさわしい依代だと感じたらしい。
「そもそも科学者が美少女等身大フィギアで何をする気だったのだ!?オレはきっとこのフィギアを恐るべき実験から救ったに違いない!」と供述しているが、やっていることは完全に窃盗罪である。
さらに、彼はアンダインが好きなようで、おニューの体でこれまでと同じようにアンダインの訓練用マネキンになる為に憑依していた模様。この身体を見たアンダインの反応が楽しみだとうっとりとした顔をしていた。おニューの人生を歩むとさんざん言いつつ今まで通りでいいのか。
語っているうちに主人公の反応からアンダインには付き合っているコがいることに気付く。
それが分かると、潔くアンダインと付き合っているコ同士を祝福する。やさしい。
バトルを続けると、いつまで経っても肉体と1つになれない原因が分からず、攻撃が止む。
(この時に攻撃すると「空気を読め」と怒られてしまう。)
なお、全ての攻撃をノーダメージでやり過ごすと、更に回避難易度の高い攻撃を数回追加で繰り出してくる。
攻撃が止んだ後に「怒りだけが正解とは限らない」ことを伝えると、他の感情も試すために『ラブ』を教えて欲しいと言ってくる。
ここで下記のどちらの選択を教えるかは、あなた次第となる。
ちなみに、主人公が本当の「むさべつ さつりく」を行っている場合は戦えない。
ラブの場合
にがす場合、彼は身体と1つになるための一歩を踏み出した気がすると感動、1人になりたくてここに隠れていたのに友達が出来てしまったことに感謝し去っていく。その後ウォーターフェルでぷんすかみゅうみゅうに会うことが出来、体の具合や将来について語ってくれる。
ここだけや上記の文章を見れば、マッドダミー時は狂暴だったが彼も彼なりの『ラブ』と他人を思う気持ちが感じられ、やはり他のモンスターと同じく一応いい人物という事は間違いない。
LOVEの場合
たたかう場合、「アニマトロニックげんていばんみゅうみゅうマシン」はバラバラになり、彼はそのことに憤慨、修理が済んだ時に復讐すると誓って去っていく。その後ウォーターフェルで壊れたぷんすかみゅうみゅうに会うことが出来、復讐の話をしてくれる。
みゅうみゅうのフレーム
ぷんすかみゅうみゅう戦後、白っぽいみゅうみゅうと黒っぽいみゅうみゅうのフレームが追加される。しかし、戦後直後は名前が空欄になっている。
名前が確定するのはアルフィーとのデート中。アンダインの「アニメはフィクションじゃないと言ってくれ」という問いに「アニメはホンモノ」か「アニメはフィクション」のどちらで答えるかで答えた方の名前に確定する。
「アニメはホンモノ」と答えれば「ホンモノ」、「アニメはフィクション」と答えれば「フィクション」になる。
攻撃方法
戦闘では、タマシイの操作方法が「左右で赤と青に分かれたタマシイを、それぞれ対応する色のjoyコンのアナログスティックで動かす」というSwitchならではのものになる。また、赤いタマシイは赤いオブジェクトを、青いタマシイは青いオブジェクトをノーダメージですり抜けられる。タマシイの動ける位置が固定されている点はマフェット戦と似ている。
序盤は左・中・右の3カ所しか動けない(=そこにしか攻撃が来ない)ので比較的楽だが、途中から上・下まで範囲が増え、瞬時に安置を見極めるのが困難になっている。その様子はまるで音ゲー。