CV:鎌滝えり
概要
本作では、サブストーリー【異人町の受け皿】で初登場する女性。
のちのアドベンチャーパート「会社経営」に関わってくる人物でもある。
「一番製菓」という和菓子会社の社長であり、とある事情から伊勢崎異人町にある老舗ソープランド「乙姫ランド」を訪れたところ、主人公の春日一番達と出会う。
経営が苦しい一番製菓を救うために、春日に助力を求める事となる。
人物
長いストレートヘアーの黒髪とパンツスーツ姿が特徴で、落ち着いた雰囲気の女性。
経営者としての腕前は高いが、想定外の事態が起こると動揺したり、気絶するなどコミカルな
一面もある。
経歴
一番製菓は異人町で長年愛されていた店であったが、本編の三年前に経営者であった父の死をきっかけに事態が一変してしまう。当時、学生であったえりは父や祖父の思いが詰まった会社を無くしたくない一心で、学校を辞めて会社を継ぐ事にした。
必死に勉強して会社を切り盛りしていたものの、経営が苦しくなる一方だった。
さらに、横浜経済界を牛耳っている企業「宝生コンツェルン」の宝生に騙されて会社の資産のほとんどを失ってしまい、倒産寸前にまで陥ってしまう。
不本意ながら会社を閉めようとしていた時に、昔から付き合いがある乙姫ランドのオーナー・野々宮が協力を申し出てくれた。借金を肩代わりしてくれた上に、野々宮から「一緒に会社を立て直そう」と励まされて希望を見出していた。しかし、野々宮が殺害されてしまった事で会社の存続を断念せざるをえない状況に再び追い込まれてしまう。
そんな時、一連の事情を聞いた春日が協力を申し出た事で、彼と共に会社の再建を目指す事となる。春日に社長職を譲り、えりは秘書として彼をサポートする立場に回る。
仲間(パーティメンバー)加入の条件
本編の各章毎に仲間として加入するナンバ達とは異なり、えりはある条件をクリアしないと仲間にならない。逆に言えば仲間にしなくても物語を進める事は可能であるため、他の仲間キャラクターと違い初登場イベント以外のメインストーリーには一切関与せず、ムービーシーンにも登場しない。
条件とは、5章で解放されるアドベンチャーパート「会社経営」の攻略を進めていき、
株価ランキングの100位に入る事。
上記の条件を満たして、スナック街にある「サバイバー」に向かうとイベントが発生して正式に仲間に加わる。中盤にナンバがパーティーを一時的に抜けて欠員ができるため、その穴を埋めるためにも早期の加入が得策である。
戦闘スタイル
専用ジョブ:事務員
序盤から範囲攻撃技を覚える強力なジョブ。
そのため大人数相手のバトルにおいて非常に活躍しやすい。
おまけに攻撃力と素早さが高く、更に防御力や属性耐性を無視する装備まである。
定規やカッターナイフを短刀のごとく構え、その他様々な事務用品を器用に武器とし、華麗な身のこなしで戦う姿はさながら忍者の如し。
……事務員ってなんだ?