概要
火野アカネが社長を務める中小企業「あけぼの重工」が開発している対イドム用ロボット。
AITから委託開発されており、いずれもブリキのロボット玩具のようなコミカルな外見をしているのが特徴。
対イドム兵器なだけあって、ウルティマ砲等イドム用兵器を内蔵している。
基本的に1話1体登場してミカヅキの噛ませになるのがほとんどだが、シンゲツビーストとの最終決戦では全機体が復帰し、ミカヅキと共に戦った。
一覧
初号
全長25.6m。重量1800t。最高速度80km/h。ディーゼルエンジンで稼働する。
緑色の外見で上半身を捻って寝そべることでトレーラー形態に変形することが可能で、あけぼの重工からはこの状態で出撃する。
武装は30mm機関砲2門、105mm砲1門、ソムニウムミサイル4発を搭載。胸部中央に掘削作業用クレーンが収納されている。
スイカイドムとの戦いにおいて、戦闘に巻き込まれた石動風雄を保護するが、風雄が誤ってコックピットをパージしてしまったことで地面にたたきつけられ大破。スイカイドムの触手にからめとられ、風雄も転落。アカネは脱出したがそのまま破壊された。
初号改
初号の無事だった部分を使って再建造したもの。スイカイドムの再度出現に際してウルティマ砲を撃とうとするが砲身が暴発し機能停止。
その後は装甲板の一部をリサイクルして月光鍋という鍋になった。
弐号
身長40m、体重3000t、最高速度50km/h。
メインカラーはピンク。設計を単純化しイドムとの戦闘により特化させている。
武装は30mm機関砲2門、ソムニウムビーム砲2門、105mm砲1門を搭載。全身に高圧電流を流すことができる。
ドアイドムによって扉の中のブラックホールへ吸い込まれそうになるもミカヅキに救われ、そのまま機能停止した。
参号
身長24.5m、体重1600t、最高速度70km/h。
黄色い箱型の機体で、初めて二足歩行を実現させた。武装は両手のマジックハンドと30mm機関砲1門、ソムニウムビーム砲4門、ソムニウムミサイル1門、ピンポイント・バリアー。
転倒防止のために背中に大型アーム状の転倒防止装置が付いている。
フウリンイドムに敗北はしたが、今までとは違い小破程度で済んだ。
四号
禁断の惑星のロビー・ザ・ロボットに似た卵型の機体。武装はソムニウム砲2門、ソムニウムシャワー1門。
ソムニウム兵器に特化した武装を補うため、背部に大容量ソムニウムタンク2器を装備している。参号の2倍の機動力、攻撃力を誇る。従来機に比べると桁違いの性能を持ち、
イドムギリークの頭部をソムニウム砲で吹き飛ばすが、すぐに再生され腕で貫かれて沈黙した。
五号
金色の機体。初の単独飛行と高機動を実現させている。武装は二門のソムニウムバルカン。
背中には折り畳み式の翼があり、VTOL飛行する。
余談
タカラから初号と弐号のソフビ人形が発売されていた。初号にはトレーラーへの変形機能もある。