カメロプス

かめろぷす

哺乳綱偶蹄目ラクダ科に属する大昔のラクダの仲間。

概要

別名：アメリカラクダ、ウエスタンキャメル、イエスタデイズキャメル。

肩高：約2.3m。

食べ物：草や木の葉、乾燥地帯の植物等。

生息年代：鮮新世後期から完新世初期。

分布：北アメリカから中央アメリカ

日本語では「キャメロプス」とも表記される。

北アメリカのラクダの仲間としては最後の種類の1つ。

知られている限りでは、アラスカからグアテマラまでの範囲に分布していた。

外見は、あくまでも予想だがヒトコブラクダとよく似ていたと思われる。コブがあったのかなかったのか、あるとしたらいくつあったのかなど不明。

ヒトコブラクダはフタコブラクダから進化したが、二つのコブを持つ事は北極圏における進化の結果である可能性がある為、温暖な地域で生まれアラスカから中央アメリカの範囲に生息していたキャメロプスのコブの実情は推測が難しい。

約1万年前に南北アメリカで起こった大型哺乳類の大量絶滅の時に絶滅してしまった。