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ばじふゆの編集履歴

2022-08-25 21:21:14 バージョン

ばじふゆ

ばじふゆ

『東京卍リベンジャーズ』の場地圭介×松野千冬のカップリング。

「ペヤング食いてぇな」

「……買ってきますよ」

「半分コ な?」



概要

漫画『東京卍リベンジャーズ』の場地圭介×松野千冬のBLカップリング。


場地は東京卍會の壱番隊隊長、千冬は壱番隊の副隊長である。

また中学校が同じであり、場地が一年留年していることから同学年、さらに住んでいる団地も同じ為共通点が多い二人だ。


※以下原作ネタバレ注意


・出会い


二人の出会いは千冬が中学1年生の春である。当時自分が一番でなければ気が済まなかった千冬が友人から中学で留年したという場地の噂を聞き、「デケぇ顔する前にシメ行くか!」と場地の教室を訪れたことがきっかけだ。


超ヤベェ不良を想像していた千冬の前に現れたのは、国語辞典を読みながら机に向かう髪ぺったりのメガネだった。


ガリ勉姿であるにも関わらず、「虎」という字が書けなかったり口が悪い場地のことが気になる千冬。

その帰り道で千冬は"男打羅"という暴走族に囲まれ、敵の多さと武器を持ち出されたことで苦戦する。

そこを通りかかった場地が手紙のお礼と喧嘩に加勢し、一人で全員倒してしまう。さらに千冬のことを「コイツはオレの仲間だ」と宣言し、その場を収める。


千冬の全部場地圭介だった、という言葉の通り、千冬が敬語を使ったのもカッケェと思ったのも付いて行こうと思った人も全て場地が最初である。


・ペヤング


二人の中でカップ焼きそばのペヤングは思い入れのある食べ物である。"男打羅"との喧嘩後、場地は千冬に「ペヤング好き?」と問い掛け家に招く。その際に同じ団地だということが判明、しかし買い置きのペヤングが残り一コしか無かったことから場地が半分コを提案する。

血のハロウィンでの抗争の際にも最期、場地が千冬に「ペヤング食いてぇな」「半分コ な?」と語りかけていることから、二人にとって出会いの思い出と繋がるペヤングは大事なものである。

また、原作の公式Twitterでは「あの日のペヤング」という題名で二人がペヤングを食べている和久井先生のらくがきが2021年9月5日にあがっている。


・『血のハロウィン編』での二人(5~8巻)


二人が初めて並んで原作に登場したのは5巻第41話『Double cross』である。武道羽宮一虎に連れられて来た芭流覇羅のアジトで場地が千冬に馬乗りになって殴っている衝撃的な姿を目撃したのが始まりであり、これは「踏み絵」と呼ばれる儀式だった。踏み絵の最中にも一虎や芭流覇羅メンバーから「場地の一番の腹心」「ソイツ ずっと傍にいた奴だろ?」と言われていることから二人が日頃から東京卍會の壱番隊隊長・副隊長として行動を多く共にしていたことが窺える。


その後千冬が初めて武道と会話するシーンでは踏み絵で場地にボコボコにされたにも関わらず、「場地さん カッケーだろ?」と熱い信頼を見せる。さらに場地に何か考えがあるということをいち早く見抜き、場地の力になりたいと自ら動き出した。

「ずっとそばで見てたからな!」


そして東京卍會の総長である佐野万次郎が「場地を東卍に連れ戻す」と言った際には、目に涙を浮かべている姿が描かれている。


血のハロウィン抗争時にも千冬は恩人であり、尊敬する人物である場地のことをどうしても殴ることができなかったり場地の様子がおかしいことに気づいたりという場地への揺るぎない忠誠を見せていた。

場地の命の灯火が尽きる瞬間まで千冬は場地のことを抱き抱えていた為、場地が最期に見たのは千冬の顔である。


場地を失ってから二週間後、千冬が場地の墓に手を合わせ語り掛ける姿が描かれているがこの時約束していた半分コのペヤングを添えている。箸も場地が食べられるように持ち手を場地側にして添えていた。

一度は東卍を抜けようとしていたが佐野万次郎に引き止められる。その後行われた集会では場地の遺志だと壱番隊隊長を武道に任命した。


・『血のハロウィン編』後の二人(9巻~)

幹部軸

血のハロウィンを終え、武道が戻った現代にいた千冬は武道と共に東京卍會の幹部になっていた。

その際稀咲鉄太の口車に乗せられ、睡眠薬を盛られる。稀咲に「場地圭介の復讐(リベンジ)か?」

「いつまで場地の幻影追っかけてんだよ」

と言われ、武道は千冬が12年経った今も一人で場地の仇を打とうとしていたことに気づく。また自身が殺される直前まで東卍のことを気に掛け、武道に自身の想いと場地の遺志を託した。


聖夜決戦(9巻〜)


黒龍と一人でモメることを決意した武道を「ちょっと付き合え」と外へ連れ出す千冬。

その際に「場地さんの形見なんだ」と場地のバイクを譲り受けたことを武道へ明かす。そしてここでも場地ならおそらくこう言っていたであろう言葉を引用し、武道を奮い立たせた。

余談だが第82話にて千冬と武道がカップラーメンを半分コするシーンがある。この時に武道が残りのカップラーメンを全て食べてしまい千冬が「一口食ったら普通返すだろ!!?」とツッコむ描写があるが、これは場地由来である。


また、武道に壱番隊のタスキを託す際にも「人を嫌い人を傷つけてきた人生 それを変えたのは場地圭介という漢だった」と言っており、千冬にとっての場地の存在の大きさを改めて感じることができる。


関東事変(14巻〜)

関東事変編でも千冬の心は常に場地と共にある。武道が一人で抱え込んでしまった時にもこの戦いは武道個人の問題ではないと諭し、東卍が誕生したルーツやその流れで自分が場地と出会えたということを武道に話している。


また、己が傷ついても大切な人を守る為何度も立ち上がる武道の姿を見て「場地さんの後を継いでくれたのが オマエでよかった」と告げるなど場地と武道、二人の壱番隊隊長に対する強い信頼の姿勢を見せた。


タイムカプセル(22巻~)


東卍解散後、皆で埋めたタイムカプセルで千冬は『月刊エースパイロット』というパイロット雑誌を埋めている。その後、未来の自分に向けて書かれた手紙を読み合う際に佐野万次郎の手紙内には東卍メンバー個々へのメッセージが込められており、佐野から千冬に向けたメッセージでは「千冬は…バジだなー きっとバジの事想ってなんかしてるハズ」と書かれていた。

その言葉通り、漫画22巻にて主人公花垣武道が訪れた現代では、千冬は出所後の羽宮一虎と共にペットショップ「XJランド」を経営している。

しかし千冬の元々の将来の夢はパイロットであり、ペットショップが夢であったのは場地の方である。

このことから、場地の夢を千冬が受け継いだのではないかと推測できる。


三天戦争(24巻〜)


また、漫画25巻第223話『Good old days』では龍宮寺堅の回想内にて会話をする二人が描かれている。

龍宮寺が原宿の暴走族の件について尋ねた際、場地は「あんなザコ共壱番隊だけでぶっ潰してやったよ なあ千冬?」と笑顔で千冬に投げ掛け、それに対し千冬は「場地さんに逆らう奴ぁ裸にひんむいてオレがバチボコにしました」と返している。その後龍宮寺が「オマエは場地の命令ってなるとやりすぎるとこあるから気いつけろや」と返答していることから、過去にも何度か場地に逆らった相手を千冬がバチボコにしたことが窺える。



キャラクターブック


東京卍リベンジャーズ』キャラクターブック天上天下では場地が千冬のことを留年してできた親友と思っていたことが明かされた。


他にも場地の武勇伝は動物に好かれるということに対し千冬の特技は動物と喋れる(気がする)こと、イメージカラーが濃い青と薄い青であること、千冬のお気に入りの場所が"朝まで場地さんとだべった団地の階段の踊り場"であるなど供給がとにかく多い。


原作外


『アニメ関連』


アニメイラストの描き下ろしグッズでは二人が色々なものを半分コしている姿が見られる。ペヤングはもちろん、イヤホンやクレープ、ドーナツなど種類は様々である。また、見つめあってるのではないかと感じるグッズも非常に多い。


『黒ねこ意匠』さんとのコラボでは猫化された場地と千冬が仲睦まじくじゃれ合うイラストが描き下ろされており、更にスタジオ描き下ろし商品として第一弾ではバジ猫と千冬、第二弾では場地とチフユ猫が絡んでいるアクリルスタンドとクリアファイルが発売された。


また株式会社ユートレジャーからは指輪の裏に二人の台詞が刻印されたペアリングネックレスも発売されている。


さらに…


2022年3月にプレミアムバンダイから予約が開始された『松野千冬 イヤーアクセサリー』では衝撃の事実が明らかになった。アニメ24話での東卍の幹部軸に進んだ未来の千冬が身につけているピアス。そのピアスは中学時代に身に付けていた物とは異なっており、プレミアムバンダイからはこの未来の千冬が身に付けているイメージのイヤーアクセサリーが発売されたのだが、その商品説明には『尊敬する場地圭介のイニシャルが刻印されたこだわりの仕様』と書かれていた。その言葉通り、千冬のイヤーアクセサリーとして発売されているにも関わらず、このグッズには場地のイニシャルを表す"K・B"が刻まれているのだった。この未来の千冬が場地のイニシャルを刻印しているという設定は原作では明らかになって無いものの為、あくまで準公式の扱いにはなるがそれにしてもこちらの想像を遥かに超えてくるから驚きである。


また、アニメ22話劇中で流れる「I Remember Everything of You」は千冬と場地の想い出を描いた楽曲として書き下ろされたものであり、題名を和訳すると「私はあなたの全てを憶えている(忘れない)」となる。



そしてアニメ公式YouTubeチャンネルの溝中五人衆や東卍メンバーの日常を描いた作品である『ちびりべ』の22話では場地目線の千冬との出会いなどが語られている。


「お前やっぱめんどくせえやつだったわ」



『公式Twitter』


以下 原作公式Twitterにて先生が二人に関するイラストを投稿してくださった日付と内容↓


2018/07/26 『場地と千冬』 仲睦まじく話す二人


2018/10/23 『受け継ぐ想い』 最強の壱番隊


2019/11/03 『場地誕』壱番隊隊長は場地圭介だけです


2020/11/03 『場地誕』創設メンバーと千冬


2021/09/05 『あの日のペヤング』 ペヤング半分コ


2021/11/13 『80万フォロワー記念』団地に訪れるマイキー


2022/02/27 『今日のラクガキ』 …………。


『描き下ろしイベントビジュアル』


2022年1月より開催される東京卍リベンジャーズの原画展、『TOKYO卍REVENGERS EXHIBITION』

原作者である和久井先生が描き下ろしのイベントビジュアルでは場地と千冬が背中合わせのような形で描かれており、更にポーズにも一部似通っている部分がある。


『ゲームコラボ関連』


『東京卍リベンジャーズ』は様々なゲームとのコラボを実施しているが、そのコラボ内でも新鮮なばじふゆを摂取することが可能である。


『パズル&ドラゴンズ』とのコラボの際には、千冬がコラボキャラとしてピックアップされたのだが、なんと千冬の描き下ろしイラストの後ろには彼の守護神のような場地の影がある。


さらに『m HOLD'EM』とのコラボでは場地にポーカーのルールを教えてあげてるのは千冬(場地は役をワンペアも覚えられないらしい)というのが二人の台詞から判明する。


『録り下ろしボイス』


2022年4月5日~2022年7月3日まで開催されていた遊戯施設・ジョイポリスとのコラボでは館内アナウンスがあり、最後の回を場地と千冬が担当していたのだがそこではジョイポリスを存分に楽しんでいる二人の様子が窺える。場地がゲームで勝負を仕掛け、それにムキになって乗っかる千冬という年相応にはしゃぐ二人が見れた。



2022年7月1日〜(終了時期は各店舗により異なります)からの渋谷ジャックの企画では、アニメイト渋谷と渋谷PARCO ポップアップストアの店内放送を場地と千冬が担当している。アニメイト渋谷の店内放送では漢字が読めず放送がつっかえる場地に代わり放送を務める千冬、ポップアップストアでは「アオハルってなんだ?」という場地の疑問から始まる二人の会話が聞ける。どちらも最終的には一緒にアイスを買いに行ってたりご飯を食べに行く流れになっており非常に仲睦まじい。





『18歳でしてはいけないこと』


成年年齢を20歳から18歳に引き下げすることに伴い『政府広報』と東京卍リベンジャーズのタイアップが決定した。オンラインサイト上で各キャラが成年年齢引き下げについて説明している中、18歳でしてはいけないことというページ内では場地と千冬の会話を見ることができる。

ここでは大人になったら何がしたいか?という千冬の問い掛けに対し、場地は幾つかやりたいことを挙げているのだが場地の描いている未来には当たり前のように千冬がおり、千冬の未来には当たり前のように場地の存在があることが再確認できる。

詳しくは→https://www.gov-online.go.jp/tokusyu/seinen_18/can_not_do.html


"場地圭介からの手紙"


さらに、2022年6月19日『東京卍會羅威舞』にて千冬を主人公とした公式スピンオフがマガポケにて連載されることが決定した。ここでは制服姿の場地と千冬が並んでいるビジュアルが公開され反響を呼び、更に副題が場地圭介からの手紙となっており、場地と千冬の出会いから別れまでの物語が描き下ろされる。


以下スピンオフ内容のネタバレとなるので注意してください!





第1話 『Letter』

第1話は千冬血のハロウィンの抗争によって亡くなった場地の墓前に花を供えようとして、その花を意図せず燃やしてしまうシーンから始まる。ここでは場地の母・場地涼子が初登場し、千冬とお墓参りをしている。

本編では描かれることのなかった場地の通夜の様子が描かれ、亡くなってから一ヶ月経った頃も千冬は前を向けずにいたことが明かされた。そんな千冬に涼子が「ケースケの部屋整理してたら見つけたんだ」 「手紙 千冬に」と生前に場地が書いていた手紙を託す。


場地の手紙内では"おめーと知りあったころの事を思い出した"と書かれており、同じように千冬が出会った頃を回想することで話が展開していく。


中学に入学してまもない頃の千冬は事あるごとに人と衝突し『喧嘩無敗の一匹狼』と呼ばれ、居心地の悪い毎日を送っていた。しかしある日、取り巻きの一人から"校内にトーマンの幹部がいる"という噂を聞き、初めて東京卍會の存在を知る。普段はペケJのことしか考えていない千冬だったが、極度の負けず嫌いなことや面白そうという理由でトーマンをシメようとする。


しかしこの後日、場地と運命の出会いを果たす。


暴走族 男打羅を壊滅させた後に、場地に家に寄っていくように誘われ、背中を追いかける千冬はこの時のことをオレは一生忘れないと語っている。


場地家では普段隠しペヤングがあるらしいのだが、この日は無かった為半分コをすることになった。(ちなみに場地のブッ飛んだ強さは涼子譲りである)


一緒にペヤングを食べる中で、千冬は場地のおかげで族が格好良く思えてきたことを語り、自分も東卍に入りたいと言うが場地に却下されてしまう。この時の場地は千冬のことを『漢字教えてくれる奴』としてしかまだ認めていなかった。しかし、諦めきれない千冬はこの日を境に場地の前に頻繁に姿を現すようになる。


ある雨の日。"次来たらタダじゃおかねえ"と場地が忠告していたのにも関わらず、東卍に入りたいという決意が生半可じゃ無いものを証明する為千冬は場地の前に姿を現し、案の定場地に殴られる。しかし殴られ続ける中で千冬は亡き父が自分に託した言葉を場地に伝え、そのまま意識を失う。


「オレは場地圭介について行くと決めた!!! この先どんな未来が来ようと この気持ちは変わらねぇっ!!!」


その決意を聞いた場地は千冬をおぶって傘もささずに家まで送り届け、千冬が目を覚ました後に"一度だけ東卍の集会に連れてってやんわ"と特服で千冬を迎えに行く。


この時の千冬の顔はとても嬉しそうな笑顔であり、千冬の母にも「…久しぶりに見た その顔…」と言わせるほどであった。


その後場地の運転するバイクにニケツし、二人は集会へと向かう。ちなみにこの時のアオリは"走り出した、二人のストーリー! いつか、その背に追いつけるように──"である。


第2話 『The heel』


二人で集会に向かう途中、千冬場地から東卍の仕組みについて教えて貰う。そこで副隊長という言葉を聞いた千冬は、副隊長になれば場地の右腕的ポジションになれると考える。「なってみせるっスよ 場地さんの右腕と呼ばれるような存在に……!!」と決意するが、場地はそれを特に聞いていない。


集会が始まる前、千冬は当たり前のように場地の隣をキープするが、場地にツッコまれ後ろの方へと追いやられる。

「あ…場地さんの舎弟としてそばに……」 「イヤ 場地さんの話がよく聞こえる様に…」とここでも千冬は何度も場地の名前を出している。


その後場地から"夜行童子"という暴走族についての説明を受け、仲間を傷つけられて胸の中で静かに闘志を燃やす場地の姿を見て改めて千冬は場地に出会ってから暴走族に対しての意識が変わったことを感じている。最高の男が率いるこの場所で ソッコーで副隊長のポジションまで登りつめてやンぜ!!と息巻くが壱番隊の隊員に窘められた後、場地に認められたかったら役に立ってみせるしかないと言われ千冬は夜行童子とのケンカでドカンと活躍することを決める。

またニケツして帰宅する二人だが、そこで千冬は今日の集会に副隊長がいたのかを場地に尋ねる。そこで場地に「壱番隊の副隊長は あのバカ以外考えられねぇな」と現在の副隊長の存在を聞かされる。


その後場地に認められたい千冬はフツーの活躍では足りないと「壱番隊が到着した時には既に松野千冬が夜行童子を壊滅させてました」作戦を決行し、単身で夜行童子のアジトへと潜入する。しかし、千冬が着いた頃には夜行童子の奴らは既に倒された後であり、不審に思った千冬がアジトを徘徊すると、首に蛇のタトゥーがある妙な男と遭遇する。男に素性を尋ねられた千冬は「オレは 東京卍會壱番隊 松野千冬 いずれ隊長場地圭介の右腕になる男だ」と答えた。夜行童子の十二代目総長を名乗り、仲間を駒として扱う男・佐藤龍星にキレた千冬は龍星とケンカを始めるが、飄々とした態度で攻撃をする龍星に翻弄されてしまう。その際に「オマエもヒキョーになってみたら?ケンカにルールなんてねぇヨ?」と龍星から投げ掛けられるが千冬は「そんなダセェ勝ち 場地さんに持って行けっか!!」と突っ撥ねる。


その後、別の組員から背後を狙われた千冬を龍星が助け、場地を含む壱番隊が到着した所でこの龍星こそが壱番隊の副隊長であると判明する。龍星が場地に千冬を壱番隊に迎え入れることを持ち掛けると、頑なであった場地が初めて千冬を壱番隊に迎え入れることを許可する。しかし、あくまでも場地の意思ではない為ここで千冬はショックを受けるのだがその効果音はズキ…である。


後日、学校でも佐藤龍星のことを思い出しいけ好かないと思う千冬だったが、場地と同じ学校・同じ団地の為信頼関係は築きやすいはずだと自身を納得させる。しかし、龍星も同じ学校の同級生ということが判明し、崩れ落ちるのだった。


第3話 『The Black cat』


冒頭、大きなため息をつく千冬から話が展開していく。場地が壱番隊の副隊長に龍星を選んでいることに納得のいっていない千冬だったが、頭の傷が特徴的な愛猫のエクスカリバーが甘えてきたことで少し絆される。しかしエクスカリバーは気まぐれで、すぐにどこか行ってしまうのだった。


場面は切り替わり、校内。女生徒と話す龍星が「どうしても外せない用事」があると言っていたのが気になり、千冬はその用事が何かを突き止める為に龍星を尾行することとなる。ラーメン屋に寄り、替え玉をひたすら注文する龍星に張り合って負けじと注文する千冬だったが、この時、千冬の妄想の中の場地はキラキラとしたエフェクトをつけられ「ラーメンとは違って オメェの替え玉はねェようだな千冬」と言っている。 ※全て千冬の妄想です。


最終的に龍星が辿り着いたのは病院であり、龍星の外せない用事とは喧嘩により入院した仲間へのお見舞いだということが判明する。ここで、愛猫のエクスカリバーが下からひょっこりと顔を出す。猫が大好きだという龍星はなかなか人間に懐かないエクスカリバーにもすぐに懐かれ、そこから龍星と千冬はどちらがエクスカリバー(もとい、ロナウジーニョ)に相応しいか言い合いを始める。そこに場地が現れ、鉄拳制裁でその場を収める。


その後、場地と龍星が今度始まる抗争について話し合っている時に自分が場違いだと感じる千冬だったが、場地が「デケぇ喧嘩になる 逃げんなよテメェ?」と自身も喧嘩に参加するのを認められていたことに対し奮い立たされるのだった。


そして最後に場地の肩に飛び乗り、甘えるエクスカリバー。それを見て千冬と龍星は各々が付けていた名前を呼ぶのだが、場地が「こいつは ペケJ」と言い放ったことにより、エクスカリバーはあっさりとペケJに改名されるのだった。


第4話 『Hairspray』


ガリ勉姿で勉強中の場地(ただし漢字の読み方は全て間違っている)と、他クラスにも関わらず当たり前のように場地の前に居座る千冬から始まる。

しかし、何も知らないクラスメイト達から見ればその光景は不良の千冬がガリ勉の場地に絡んでいるようにしか見えない為、教室内はザワつき始めてしまう。

場地は千冬を屋上に呼び出し、なぜ自分が学校内でこういった姿をしているかの理由を改めて話した上で、学校で自分に絡む時は普通の格好をして欲しいと話す。


場地の言葉を汲み取った千冬は、すぐさま場地とお揃いのガリ勉姿にチェンジするのだが場地に「ウザってぇ」と一蹴されてしまい大きなショックを受ける。

千冬は"これは髪型(ナリ)だけの問題じゃない"と考え、次に場地の前でどんな姿で現れるかを人生最大の分岐点とまで考えるのだが、良い答えが見つからずさらに沈みこむ。その沈みようはツレ三人たちからみても「かつてないヘコみっぷり」「女絡みか」と言われるほどだった。


ツレたちにヘアスタイルを変えるアドバイスを求めるが、素っ頓狂なアイデアしか出てこない。そこで今度は経緯を盗み聞きをしていた龍星が相談に乗ると申し出る。

代々美容室をやっているという龍星の言葉を信じ、ヘアメイクを任せる千冬だったがまたしてもからかわれてしまいとんでもないヘアスタイルにされてしまう。

どうにか直そうと千冬は奔走するが、その最中に場地と鉢合わせする。


千冬は覚悟を決め、多数の生徒が見ている廊下で場地本人に直接「わかんねぇんス……!!! "普通の髪型"ってのが…!!!」 「でも それでもオレは場地さんについて行きてぇ… 少しでも近くでその生き様を学びたいんスよ!!」 と自身の思いを吐露するのだが、それに対し場地は「…ハッ」 と笑って千冬の髪の毛をぐしっと掴むのだった。


状況が飲み込めない千冬の髪を「ったくメンドクセェなテメェはぁ 普通の頭とかオレも知らねぇってんだよ」と場地はぐしゃぐしゃ弄くり回す。少し髪の毛が落ち着いたところで場地は



「一生そうしてろ タコ!!」



と千冬に笑いかける。



その言葉を聞いた千冬も



「不肖松野千冬 この頭で一生精進して参るっス」


と返すのだった。


その言葉通り、原作の千冬は武道が見てきたどの未来でもヘアスタイルに変化はない。



改めて絶対にいつか壱番隊の副隊長になるという意志を固めた千冬。しかしそこに、鬼羅美威という暴走族が学校に奇襲を仕掛けにくるのだった。







5巻 ブックレット(ネタバレ含)


アニメ『東京卍リベンジャーズ』DVD・Blu-ray5巻の特製ブックレットの描き下ろし漫画第七話にて、千冬の飼っている黒猫「ペケJ」の名前は元々場地が、千冬の知らない所で勝手に呼んでいた名前だったということが判明した。この時二人はまだお互いの存在を認知しておらず、千冬は黒猫に対しペケJではなくまた別の名前を付けている。母親に「呼びづらい」と反対されても尚その名前を貫き通していることから、本人は中々気に入っていたのだと思うが最終的には場地が呼んでいたペケJという名前で落ち着いている。そこにどういう経緯があったかはまだ判明していないので読者の妄想が捗る部分である。

→関連 「スピンオフ 3話」


また二人を間接的に出会わせていたペケJはある意味でキューピッドであり、非常に大切な存在である。


その他


『Man-crush』


二人の出会いのエピソードを描いた第67話の題名『Man-crush』は男が男に対して抱く『憧れ』や『敬愛』、そして『ときめき』として使われることが多い言葉である。


『ペヤング』


そして二人が半分コをしていたペヤング

このペヤングの名前の由来として公式サイトには『昔は高価だったカップ麺。若いカップルに二人で一つのものを仲良く食べて欲しいという願いから「ペア」と「ヤング」で「ペヤング」という名前になった』と書かれている。若いカップル……。


ちなみに和久井先生も漫画2巻の巻頭コメントにてペヤングが好きだと判明している。



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東京【腐】リベンジャーズ 場地圭介 松野千冬

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