概要
アニメ「遊☆戯☆王デュエルモンスターズ」及び遊戯王OCGに登場する風属性・天使族のモンスターである。
アニメDMではガーディアンの一体であり、ラフェールが海難事故で家族を失う直前に家族からもらったカードである。そのため、彼はこのカードを始めとするガーディアンモンスターを家族の形見としてカードがすり切れるほどに愛用している(裏面で判別できないように張り替えてはいるが)。スリーブを使えなどと言ってはいけない。
特殊召喚されたときに相手の墓地を上から順にモンスター以外のカードが出るまで確認し、それらのモンスターの攻撃力を自身の攻撃力に加えるという強力な効果を持っていた。
通称「エアトス」。
OCGでのエアトス
カードテキスト
効果モンスター
星8/風属性/天使族/攻2500/守2000
自分の墓地にモンスターカードが存在しない場合、
このカードは手札から特殊召喚する事ができる。
このカードに装備された装備魔法カード1枚を墓地へ送る事で、
相手の墓地に存在するモンスターを3枚まで選択し、ゲームから除外する。
この効果でゲームから除外したモンスター1体につき、
エンドフェイズ時までこのカードの攻撃力は500ポイントアップする。
墓地にモンスターがいない時という、風変わりな召喚条件を持つ。これは「自分を救ってくれた精霊を墓地に送らせない」というラフェールの信念が元ネタである。実際のOCGでは、次元の裂け目でモンスターが除外され墓地に送られない環境を作ることで、後半の効果は封じられてしまうがこのカードを簡単に特殊召喚することが可能。さらに、同じく除外を最大限利用できる異次元の生還者を投入し、帝モンスターの生贄を確保するのも有効。また、召喚後はほぼ効果なしモンスターと扱われることが多いので、事故率の高い帝の代わりにスキルドレインと神獣王バルバロスやE・HEROアナザーネオスを併用し、墓地利用とモンスター効果を同時に防ぐ型もある。これらのデッキは、【メタビート】の派生形となり【次元エアトス】・【次元帝】、特にスキルドレイン併用型は【スキドレ次元】と呼ばれる。