概要
水崎有馬は、「謙虚、堅実をモットーに生きております!」の劇中作「君は僕のdolce」においてヒロイン高道若葉を巡ってバトルを繰り広げる、鏑木雅哉のライバル役。
中等科からの外部生で、吉祥院麗華の同級生。麗華からの心の中の呼び名は「同志当て馬」。
人物
正義感が強く、生徒会長として学園全体の学生への配慮をするため、特権意識を持つピヴォワーヌ至上主義者たちと対立し、麗華にも最初はピヴォワーヌ至上主義者の筆頭格として認識して敵対的だった。
ただ、生徒会長として学生が困難な状況に陥った場合、その対象が対立する人物でも助けると断言するなど、まっすぐな人物。
先々代生徒会長友柄千寿を尊敬しており、その方針の継承を掲げている。
麗華への心証が良くないのは、麗華が蔓花真希を制圧する姿を目撃したかららしい。ただ以降の周辺の人物たちの弁護と、他ならぬ友柄前会長から麗華が香澄の妹分であり彼女を守り支えた味方であった事を教えられて叱られた事で、遅まきながら麗華の実体を知り「ピヴォワーヌの中でも話のわかる人間」と認識の転換をすることになる。
鏑木雅哉・円城秀介には劣るものの、校内女子たちにも「有馬皇子」と呼ばれてかなりの人気を誇っているが、浮いた噂が流れたことはない。鏑木には「俺の見立てでは、あいつも高道に気があるんじゃないかと踏んでいる」と一方的にライバル視されているが、若葉との間には恋愛フラグのようなものはなく、仲の良い友人程度の関係。
序盤は原作とほぼ同様のキャラクター性を見せたが、連載が進むにつれギャグ性も垣間見えている。麗華と一緒に若葉の机の落書きを消していた時に、夜中にテレビショッピングを視聴し、分冊百科を購入するお城好きであることが判明した。
経歴
中等科で生徒会長を務め、高等科に上がっても生徒会役員を経て生徒会長になる。本作では66話で迷惑をかける蔓花一味に怒鳴りながら初登場。原作では銀髪で描かれたが、こちらも現実補正で黒髪となった。
ヒーロー説?
男子キャラクターの中では、恋人or好きな人がいない数少ないキャラクターであり、それゆえ麗華のお相手候補の一人。
反発し合う(麗華の方は別に反感は持っていなかったが)男女が次第に惹かれ合うという展開もラブストーリーの中では王道。また、対立しあう生徒会とピヴォワーヌメンバーの恋ということで、ロミオとジュリエット的な要素も持ち合わせている。
ただし、接点が多いゆえに麗華との絡みも多い最有力候補・円城とは異なり、麗華との絡みは主要男子メンバーでは比較的少なく、これをどう盛り返せるかが焦点。
人間関係
吉祥院麗華 同級生。詳細は上記参照。
鏑木雅哉 一方的にライバル視されている。ピヴォワーヌ会長と生徒会長という立場もあり、対立することが多い。
高道若葉 生徒会仲間。