アデル(魔界戦記ディスガイア2)
あでる
概要
日本一ソフトウェアより発売されたゲームソフト「魔界戦記ディスガイア2」の主人公。
魔王ゼノンの影響で人間たちが徐々に悪魔化しつつある中、なぜか唯一人間の姿を保っている青年。
魔界戦記ディスガイアシリーズにおいては唯一、(一応)人間の主人公である。
生真面目な青年であり、卑怯なことを嫌う。数年前に出会ったエレノアとの蟠りから、家族以外の女性が苦手。
その為、魔王ゼノンと誤ってその娘であるロザリンドを召喚した際は
丁寧にゼノンの元まで送り返そうとしている上、人質としても取らず正々堂々と勝負しようと考えている。
更に悪魔であり敵でもあるロザリンドの言葉を普通に信じ込んでいる。
卑怯な戦い方を嫌うが決して筋肉バカというわけではなく物語中盤ではジオシンボルのパズルのステージでキーとなるジオシンボルを言い当てるなど冷静に判断する力もあるようである。
シリーズに於ける扱い
しかしながら人間の主人公であるためか、それとも真面目であるためかは分からないが他のシリーズの主人公と比べると他の作品での扱いがほとんどない。
毎作登場しているディスガイア1の主人公であるラハール達や強烈な性格のディスガイア3の主人公であるマオや、若干キャラがかぶってるが強烈なボケキャラの一面もある上過去に重みのあるディスガイア4の主人公のヴァルバトーゼと比べると他のシリーズでは話題にすら上らないことが多い。
現在のところ彼はDLCでのみしか別作品に登場していない。
一方で本作で敵として登場するアクターレはディスガイア3でも4でも登場している。
しかしながらDLCによるとロザリンドとは恋人くらいの仲にはなっているようであり二人を加入させると掛け合いがある場合が多い。
後のディスガイアシリーズで、ロザリンドとの恋仲は檄甘化が進んでいる模様。
実はプレネールさんの大ファンでサインを要求したことも。
(以下ネタばれ注意)
アデルが作中で「パパ」「ママ」と呼んでいる人物は実は実の親ではなく、本当の親はアデルがママと呼ぶ人物の知り合いで、彼女に召喚術を教えたのはアデルの実の母親である。そして、アデルの本当の両親は生粋の悪魔である。つまり、アデルは『人間として育てられた悪魔』である。
アデルが悪魔化の呪いに掛からなかったのは、本人が『悪魔としての特徴を持たない生粋の悪魔』だったから、ということ。
ちなみに自分が悪魔であるという自覚は無く、後のシリーズでも基本的には人間を自称している。
因みに実の両親は争いから逃れてきた悪魔の夫婦、シュラとセリオン。