「魔界戦記ディスガイアシリーズ」の表記ゆれ記事。
年表考察
ここから先はネタバレ情報につき初見で楽しみたい人は閲覧非推奨。
シリーズ時系列
5
↓数千年
1→分岐(1Pのエトナ編orプリニーシリーズ)
↓(ファントムブレイブ、ディスガイアインフィニット等)
D2
↓ここまで3年
2(それ以前に2Pのアクターレ編)
↓
3(ラズベリル編まで通し)
↓数百年(6はここまでのどこか)
4
↓(ゆるドラシル×日本一→魔界ウォーズ)
↓(RPG(3周年まで)→+2000年(未来ウサリア等))
7
↓(修羅突破、界援隊編)
RPG(4年目ディスガイア7コラボ以降)
現在明確にされているのは初代から4までは通し、「D2」は初代と2の間、と言う事である。
過去作との本格的な絡みが減った「5」以降はかなり曖昧になっていたが、「7」界援隊編である程度再整理された。
ただ同世界観は、宇宙に満ちる膨大な魔力の影響で、異なる時空や時間軸にとても繋がりやすい事が「D2」「RPG」「7」で示唆されており、下記の作品間交流もどこまで一貫性があるのかは定かではない。
1番わかりやすいのは「フロン」で、彼女はシリーズを通して
天使見習い(1)→堕天使(2、3本編)→天使長(3ラズベリル編、4)と変化している。
5に関してはエンディングにおいて一部のキャラが「後に大天使となり、3界に関わる騒動が起こる」と示唆されている。その該当キャラが大天使となってその騒動を起こす年は丁度7000年程経っているが、この辺りは公式ではぼかされており、公式資料集等で推測出来る程度に留まっている。
また、5は魔界ウォーズやディスガイアRPGといったソーシャルゲームに出る際は、基本的に「事情を挟んで眠りにつき、時間を合わせる」という処置をとっている。
6に関しては恒例の次回予告……ではなく嘘あらすじにおいて「超魔流」が語られている他初代の3人が参入するので少なくとも1以降と思われるが、情報が少なく不明瞭である。エトナがディスガイアRPGのゼノリスをイメージした新規ボイスがあるので、何らかの繋がりもあるかも知れない。
なお、DLCキャラはゼットがそれぞれ「何かしらの不幸があって転生しその世界にたどり着く」ため、5のDLCと比べても時代の整合性を考えなくても良い。
7に関しては「イワシ」を「鰯」ではなく「魚強」として売り出した結果、とある「地獄」で大ウケしたと語られるシーンがあったり、とある人物は上司が「魔界に精通している天使長」で「ある天使」を先輩と慕っている等、4の後という事が分かる。
そして同時展開中のディスガイアRPGと妙にリンクしており、
- 7以前の面々は「日ノ本観光」という体で来訪し、そこでフジ達と対面。後の「界援隊編」は逆にその縁を辿って、7メンバーが各魔界を来訪している。
- この際、5の世界観とは数千年のタイムホームを超えてお邪魔している事がしれっと語られており、2種類のフロンが存在している様な描写も恐らく似た理由から。
- RPGの7コラボではこれらの経緯から「顔見知り」となっている他、「とある人物が絶勝斎を受け継ぐ予定」「過去の絶勝斎が登場」など、明確に修羅次元後の世界軸として参戦している。
ただし、そもそもRPGの世界が今後のシリーズ展開においてリンクするかどうかは不明瞭であり、あくまで「ディスガイアRPGの中だけの話」と言うことを留意されたし。
また、スピンオフであるプリニーシリーズは初代において「若き魔王が命を落とした」となっており、初代ディスガイアの転生エンド後の物語であることが窺え、直接後発シリーズには繋がっていないとされる。
この他、初代のキャラクターたちを主役とした続編小説も存在するが、こちらは「D2」発表前の作品が多く、レーベルも電撃とファミ通に跨っている(D2後も含めると3社)。そのため設定が整理されてしまったとおぼしき部分が多いが、原田絵のオリジナルキャラクターたちには一見の価値あり。
悪魔達の年齢
ディスガイアシリーズの悪魔や天使は人間界の人間よりも高齢として設定されており、初代の三人を見ても
ラハール…1313歳
エトナ…1470歳
フロン…1509歳
となっている。
一方、魔王ゼノンの襲来が「15年前」として設定されているディスガイア2では
アデル…17歳
ロザリンド…17歳
と他のシリーズと比べてもかなり若い。舞台であるヴェルダイムが元人間界であるためとも。
しかし、最近のシリーズでは「その作品内での過去の出来事」と「作品内での年齢」に大幅な年数差が生じかねない事案が発生しており、またゲームシステムの兼ね合いから「アイテム界に潜ったら10日経っている」ということも起こっている。
このため、四桁台の年齢設定は「5」までであり、「6」はごく一部のキャラを除いて年齢不詳、「7」は「人間換算○歳相当」と設定されている。