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WALL-Eの編集履歴

2022-09-26 12:19:57 バージョン

WALL-E

うぉーりー

ピクサーとディズニーが製作したCGアニメーション映画。日本では2008年12月5日に公開された。

2008年に公開された、ピクサーディズニー製作の長編CGアニメーション映画。

監督脚本アンドリュー・スタントン

製作総指揮ジョン・ラセターピート・ドクター

ロボットとロボットのラブストーリーである。

第81回アカデミー賞:長編アニメ映画賞、第66回ゴールデングローブ賞:アニメ賞を始め、数々の映画賞に輝いた。


ストーリー

近未来、ゴミに溢れた地球を見限った人類は宇宙船「アクシオム」に乗り込み、地球のゴミ処理をWALL・Eという名のロボット達に任せて地球が再生するまでの間宇宙で暮らすようになった。

そして時は過ぎて29世紀。地球には最後の一台であるWALL・Eが健気にゴミを処理して暮らしていた。彼は長い年月を経て感情が芽生えており、ゴキブリの友達HALLと一緒に悠々自適な生活をしていた。そんな彼の願いは他の誰かと手をつなぐこと。

ある日、地球に宇宙船がやってきた。その中から現れたのは白く輝く美しいロボットEVE。

WALL・EとEVE、この二人の出会いから物語ははじまる…。


主な登場キャラクター

WALL・E(ウォーリー)(原語版:ベン・バート、日本語吹き替え版:横堀悦夫

うぉーりぃー。

名前の由来はWaste Allocation Load Lifter Earth-Class(ゴミ配置積載運搬機地球型)の略称。ゴミを圧縮して処理するロボットである。好奇心旺盛でちょっと寂しがりやさんの男の子。

本来は意志をもたないタイプのロボットなのだが、長い年月を経て自我が芽生え、感情豊かになった。

ゴキブリの「ハル(恐らく元ネタは"HAL"「2001年宇宙の旅」に登場するドロイド)」という友達がおり、たまに踏み潰してしまったり、ゴキブリ特有の生命力でピンピンしていたりと一緒に過ごしている。

地球のゴミを処理することを700年間続けている地球最後のロボット。壊れても他のパーツと交換する事で容易く修理可能な設計。

両目の間には鉄をも切れる高熱レーザーを備える他、太陽エネルギーで充電するソーラーパネル、音声録音・画像録画機能、異常気象感知機能を持ち、そして自身をキューブ状に変形させる事ができる。彼以外にも無数のWALL・Eがいたが全て機能を停止してしまっており、作中機能停止した機体がちょくちょく映る。

彼がコンテナのなかに宝物一緒に溜め込んでいる予備パーツは同型機からまだ使えるパーツを回収したもの


趣味として、ゴミの山の中から自身の好みに合った宝物を集めており、宝物回収用のバックパックとして小さいゴミ箱を背負っている。(「指輪の入った箱」を見つけ中の指輪を眺めた後放り捨て、箱をパカパカした後宝物入れに入れている場面が彼の好みを表している。)

宝物の1つ、ミュージカル映画『ハロー・ドーリー!』のビデオに憧れ、いつか誰かと手をつなぐことを夢みている。作中見つけた宝物の中には冷蔵庫の様な箱の中で発見した長靴に溜まっていた土に生えた植物もあり、これが原因で宇宙に飛び出すことになる。

突如、地球にやって来たEVEに一目惚れして以来、彼女と手をつなぐことを望むようになり、EVEが宇宙船アクシオムに回収されてからは彼女を追いかける為にアクシオムに乗り込み、そこで様々なトラブルを巻き起こしていく。


物語終盤でアクシオムでの争いに巻き込まれて大破し、機能停止の状態になってしまう。地球帰還後にEVEの手で修理された際、当初は無感情にゴミを集めては圧縮し始め、EVEが見せてもらった宝物を見せても感慨もなく胴体に掻き入れ圧縮する等、感情を失ったかのようだったが、あれほど大切にしていた宝物をゴミと同じ様に扱った事やEVEが手を繋いでも反応がないことで絶望し、別れのキス(額を近づけ小さな電流を飛ばす)をしたことでショート、自我が戻り彼女と結ばれる。


物語中盤から終盤までの舞台であるアクシウムには彼の超大型同型機が存在し、日々出ているゴミを圧縮しては宇宙に放り出すという作業を行なっている。


EVE(イヴ)(原語版:エリサ・ナイト、日本語吹き替え版:園崎未恵

イヴたんの可愛さったら

名前の由来はExtraterrestrial Vegetation Evaluator(宇宙からやって来た植物探査機)の略称。宇宙船アクシオムから地球にやってきた最新型のロボット。女の子。感情豊かで少々乱暴(驚くとブラスターをぶっ放す、事態の解決のためにブラスターをぶっ放す、とにかく何かあればブラスターをぶっ放すと脳筋気味)だが、真面目で優しい。

WALL・Eの宝物の1つ、植物を見せられた途端に植物を収納し、休止状態になって動かなくなってしまう。

物質を分析するスキャナーを持ち、右手には光線銃を装備している。上述通りことある度に発射しており、巨大な岩や船を吹き飛ばすなど、威力もなかなかのもの。待機中や機能停止中は卵のような姿に変形する。


実は植物の探索のために地球に訪れた。超真面目な性格でいつも任務の事ばかり考えており、「植物を艦長の元へ届ける」命令を忠実に守ろうとする。

物語中盤、彼女が体内に身に付けていた記憶再生装置により機能停止中の映像を見て、WALL・Eがどれだけ自分に尽くしてくれていたかを知り、WALL・Eへの恋を覚える。この出来事の後、WALL・Eが船内の争いに巻き込まれて傷つくが、いつも任務の事しか考えない彼女が任務よりWALL・Eの命を取り、植物を投げ捨てた。この時点でWALL・Eを想う気持ちは強くなっており、地球に帰還した際は誰の手も借りることなくWALL・Eを修理した。

趣味は海辺を散歩すること。


M・O(モー) (原語版:ベン・バート、日本語吹き替え版:吉野裕行

お掃除ちゃん

巨大宇宙船アクシウムの清掃担当、清掃ロボットだけあって僅かな汚染物質(土や埃等)も許さない程に潔癖で、尋常でない汚染物質を発見すると頭部から赤色灯を出す。

帰還したEVEやその同型機を清掃して「汚染物質ナシ」にして満足げにするなど仕事にやり甲斐を見出している。

が、直後紛れていたWALL・Eをスキャンした際(数百年清掃もせず積もり積もった汚れのせいで)汚染物質の量が尋常でない事に驚愕、必死に清掃するも、清掃の習慣の無いWALL・Eが嫌がり、無限軌道の土を汚れひとつない通路に落とされたり、土を擦り付けられる等で抵抗され逃亡される。

それ以降「絶対にアイツを"汚染物質ナシ"にする」という使命感に燃え、ロボットに定められた通路をガン無視してWALL・Eの落とす土汚れを頼りに清掃しながらの追走を開始する。


B. マックリー艦長(原語版:ジェフ・ガーリン、日本語吹き替え版:草刈正雄

現アクシウム艦長、勤続30年目

他の乗客に漏れずホバーチェアに頼った生活をしているため極度の肥満体質

艦長と言っても宇宙船はほぼオートメーション化されている為やることと言ったら「アクシウムに問題が起きていない」という報告をAUTOから受けることと、朝に一回放送を行うことのみ

その唯一の仕事と言ってもいい朝の放送も寝過ごすことがあり、その場合は館内時間(といっても点照時間=昼か消灯時間夜かだけだが)を勝手に巻き戻して朝だったことにして何食わぬ顔で放送する等、勤務態度はお世辞にも良好とは言い難い。(乗客も「隣にいる人と話すのすらモニター越し」「いつも通っている筈の通路の脇にプールがあった事に気づかない」というレベルでモニターしか見ていないため今がいつかなど誰も気にしていない)


作中中盤、EVEが植物と呼ばれる何かを持ち帰ったが、中身が空だった事で故障と判断、その時一緒に着いてきていたWALL・Eに挨拶と共に握手され、その時手に妙な汚れ(土)が着いていたことで、初めて見るその汚れを分析にかける。

それをきっかけに今までほとんど見てこなかったアクシウムのデータベースで調べ、興味を持った単語を検索して、読み、また単語を調べる、と続けていくうちに好奇心を目覚めさせていき、四六時中端末に齧り付き地球の事や自然のこと等様々な事を知っていく。

暫く後、EVEが紛失した植物を発見し、艦長に提出したことで「本物の植物」を見れたことに喜び、EVEが地球からどうやって回収してきたのか、今現在の地球の様子を知るためにワクワクしながらEVEと共に彼女の記録映像を閲覧するも、そこに記録されていたのが、自分が調べ、興味を持った「美しい大自然の広がる星」ではなく「人間の身勝手な欲望で汚染され、荒廃しきった母星」であったことに愕然とし、自分の憧れた母星を救う為に、植物が生育できる程度には回復した地球に帰還する事を決める。

しかし……


生き残りたいんじゃない、生きたいんだ!」は本作屈指の名言


AUTO(オート) (原語版:マッキントーク、日本語吹き替え版:江原正士

詳しくはオート参照※ネタバレ注意

巨大宇宙船アクシウムの自動操縦装置。

EVEを地球に送り込み、調査を行っていたが……。



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ディズニー ピクサー アンドリュー・スタントン

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