デート・ア・リリィ
でーとありりぃ
概要
アサルトリリィのスマホアプリ『アサルトリリィ Last Bullet』のコラボイベント第3弾であり、『アサルトリリィ』と『デート・ア・ライブⅣ』のコラボイベントである。
『ラスバレ』のコラボイベントは、以前も2回(1回目は魔法少女リリカルなのはDetonation』、2回目は『戦姫絶唱シンフォギアXD』とのコラボ)開催されていたが、いずれも大好評の意見が多かった(特に『シンフォギア』のコラボは、『XD』でアンサーイベントとして『My Guardian Angel』が開催されている)。そのため、次のコラボイベントを期待していた人も多かったが、3回目のコラボイベントは数多くのユーザーで大きな衝撃を受ける出来事になった。
騒動
3回目のコラボイベントで、『アサルトリリィ』とコラボする作品が『デート・ア・ライブⅣ』になったのだが、コラボが決定した時から、Twitterにてアサリリファンから不安の声が広がり、運営に意見が殺到した。
元々『デート・ア・ライブ』は、男キャラである五河士道が主人公であるという理由もあるが、それに加えて、同作はハーレム要素があったということが起因しているからだと思われる。一応、アサルトリリィも、アニメ版に登場した高松理事長代理のように、決して男性キャラが登場していないことはないし、舞台でも男性の声が使われないことはない。ミニアニメでも、違和感が多くて賛否両論になったが、ブシロードのミニアニメとしては『少女☆寸劇オールスタァライト』第5話以来となる男性プロレスラーが登場した話がある。また、設定上では、男性のリリィ(媒体によってはCHARM使い)もいる。そのため、この騒動は百合厨の暴走が原因で広がってしまった可能性があると推測される。
……とはいえ、『アサルトリリィ』に男性キャラが登場するということもあり、多くのユーザーから不安な声が多くあった。
後日の情報で、士道の参戦は『精霊しか通れない結界(=ケイブ』により、元の世界で留守番するという設定(立ち絵もボイスも無い)で登場しないということが判明された。これにより、一部のファンからは安堵の声が聞かれた。
……だったのだが、やはりミスマッチなコラボだったということもあり、ユーザーの心に大きな影を残したのは事実である。加えて、士道を登場させなかったことについては「流石にやり過ぎ」と苦言を呈するユーザーもいた。イベント終了後も、メイン画像の様に、『アサルトリリィ』と『デート・ア・ライブ』をコラボしたイラストを描く人がいる一方で、逆に「どうしてコラボしたのか」と思っている人もいる。
また、コラボが決定した時から、現時点で『ラスバレ』に暗雲が立ち込めているのではと思っていた人が多かったが、その予想は見事に、しかもこの問題だけならまだマシだとも言えるレベルにまで悪い方向へと的中することになる……(詳しくは『ラスバレ』の『二年目からの異変』を参照)。
評価点
……とはいえ、このイベントでも評価できる点がある。その中の一つとして、このコラボイベントでは、グラン・エプレがメインとなるイベントになっている。この点はポイントで、今までのコラボイベントは一柳隊がメインになっていたのだが、今回はグラン・エプレがメインになっているため、この点としてはかなり貴重である。
もちろん、ストーリーとしても面白く、『デート・ア・ライブ』の精霊に出会ったグラン・エプレとの話が見れるので、いつものコラボイベントとして考えるなら問題なく楽しめる話である。
余談
- 余談であるが、『ラスバレ』の『二年目からの異変』でも詳しく説明しているが、『デート・ア・リリィ』の一ヶ月前に開催された、同じくグラン・エプレ(と御台場女学校)がメインとなったメインストーリーのイベントである『双璧の戦乙女』でも、メインストーリーのイベントなのに、ボイスが消滅したということで騒動になったことがある。
- さらに蛇足だが、『デート・ア・リリィ』や前述の『双璧の戦乙女』のメインとなったグラン・エプレのリーダーである今叶星の中の人は、同じブシロード作品であり、『デート・ア・リリィ』の開催から1年5ヶ月前にTwitterなどで騒動になったスクスタストーリー第20章炎上問題を起こした経験を持つスクスタで桜坂しずくを演じている声優である。
- このイベントを最後に、(一応『魔法少女リリカルなのはDetonation』とのコラボイベントの復刻が5月にあったものの)、上記の騒動の影響もあるのか、『ラスバレ』のコラボイベントの開催が一度もない状況が続いている(『デート・ア・リリィ』の開催までは、コラボイベントについては4ヶ月毎に1回開催されていた)。そのため、ヘルヴォルのみ、未だにコラボイベントストーリーのない状況が続いている。