概要
第四界層の聖神『月の女神ルルナ』から与えられた黄緑色の勾玉によって超力変身した魔術師形態。夏鬼丸と同様に後光を配する(時間軸、世界観から関係性は全く無い)。
機体全体に輝く水色の対魔法用装甲を施され、幻覚や拘束魔法は通用しないが、それ以外は魔法の使い手が殆ど現れず本編ではロクに活用されない。肩アーマーは白虎龍神丸に似た横広なものだが、月光輪やサッシュなどの女性的な意匠が多いため、ゴツい印象を受けにくいデザインとなっている。
この形態が登場した後も剣王龍神丸に出番が多く割り振られたため、月光龍神丸の登場は通算3回しかない。うち2回はボス戦だが、2度目のボスは非常に地味だったので印象が薄い。超力変身唯一の回復技持ちという点や対魔法性能を活かして敵を突破しており、この形態の固有能力自体は十分に活用されている。
装備
対魔鎧【マジックアーマー】
上述のように、魔法攻撃に関しては無敵に近い装甲。
月光輪【ムーンライトリング】
非使用時の月光の盾を収納する光輪。ウイング状の展開ギミックを持つが、虹色ビームを出したりはしない。
月光の盾【げっこうのたて】
月光輪に内蔵される円盾。魔法攻撃を防ぐだけでなく、機体の回復も行う。鳳凰龍神丸に続いての盾装備だが、劇中では防具というよりも回復装置としての活躍が印象的である。
月光登龍剣【げっこうとうりゅうけん】
あらゆる魔力や結界を断つ対魔剣。刀身はシンプルで、鍔は上下逆になっている。鳳凰と同様に非使用時は腰部へ横向きにマウントされるが、こちらは左掛け。ワタルは右利きなので、盾と併用するのに邪魔になるような気がしないでもない。
技
超力月光波
月光の盾を頭上に射出し、盾から放たれる光を浴びて自身の体力を回復させる。当然ながら使用中は隙だらけになるため、使用の場はごく限られる。