曖昧さ回避
- ギリシャ神話における勝利の女神。サモトラケのニケが有名。
- 漫画「魔法陣グルグル」の主人公コンビの1人。
- アトリエシリーズのマナケミアの登場人物 → ティティルミミニケメレ
- Nikei氏の個人タグ。海外ユーザーはHN名をタグに付けることが多い。
- ファイアーエムブレム暁の女神の登場人物。幻の狼の民の国女王。→ニケ(ファイアーエムブレム)
- ブレイクブレイドの登場人物。→ニケ(ブレイクブレイド)
本項では2について記述する。
概要
「魔法陣グルグル」の主人公。初期Lv:1、HP:10、MP:0。
お調子者の勇者。と言っても、元々は勇者マニアの父バドに勇者として仕立て上げられ無理やり旅立たされたと言うのが真相で、職業適性は「盗賊」。
バンダナがトレードマークで、服装も動きやすい軽装が多い。
後には本当に勇者の資質が明らかになるが、お調子者なのは変わらず。
なお、グルグルの世界では「勇者」は職業ではないため、「勇者の称号を持った盗賊」のような感じ。
グルグル暦1298年10月21日生まれのO型。冒険開始当時13歳。
作中ではククリと一緒にボケたりもするが、基本はツッコミ役。その証拠に「勇者の拳」を手に入れた。
父親に勇者になるように幼い頃から訓練を仕込まれており、身体能力が高い。
また剣も扱い、第1巻の扉絵では「剣術に長けている」と書かれたが、
その腕前はゴチンコが紛らわしいリアクションでがっくりするほど才能がない。
適正職業である盗賊の特徴は「素早さが高く、運がよく、剣は不得意」であるため、
元より長剣や、素早さが損なわれる兜や鎧といった重い物はあまり似合わない。
最初はククリの魔法に頼る場面も多かったが、後にガタリの啓示を受けて自分の資質、
勇者だけが使える光魔法「キラキラ」の存在を知り、4人の自然界の王と契約を結び、キラキラを習得する。
キラキラの他にも「カッコいいポーズ」も覚えており、花の国ではプラナノを目覚めさせた。
キラキラ
光魔法の最高峰で、勇者だけしか使うことができないと言われている。
自然界のあらゆる力を剣に変えて取り出すことができる魔法。
だが自然界の中でも凶暴な力と言われている地水火風の四大元素の力は、自然の王と契約を結ばなければ使うことはできない。
自然界の力のみならず、使い手自身のエネルギーも剣として使える。
だがその場合本人の現状が大きく映し出されるため、Lvが低いと剣の攻撃力も低く、思い通りに使えないのが欠点。
アニメ第1期、ドラマCDでは他人のエネルギーや建物のエネルギーも剣として取り出せた。
自分の剣
ニケ自身のエネルギーを取り出した剣。ニケ自身を象っているため顔がある。だが最初はニケのレベルが低かったため剣自身も敵をよけてしまうなど、あまり使えなかった。
レベルアップ後は勇敢になり鞭のように伸びるなど、攻撃力とリーチが飛躍的に上がった。
ちなみに「キラちゃん」、「勇者2号」などと呼ばれることもある。
アニメ第1作目でも登場したが形状が異なっており、刀身が光でできた普通の外見の剣。
炎の剣
2番目に習得したキラキラ。コパール城で厨房係に変装していた火の王から「火を支配する」ことを学び、同時に敵から放たれた火を「盗む」ことで習得。
習得後は炎のない場所でも自在に出せるようになり、使用頻度も高かった。
地の剣
3番目に習得したキラキラ。大地の王が仕掛けた「ゲソックの森」をクリアしたことで習得する。
その威力は地上最強と言っても過言ではなく、地上に存在するもの全てを切り裂ける力を持つ。
だが発動までに大きなスキが出来てしまい、更に大地の力を借りるため、柄尻には植物のケーブルがあって地面と連結しており、
ケーブルの届く範囲までしか攻撃できないというデメリットがある。
ケーブルは花の国が担当しており、王女であるプラナノに問題が起こるとケーブルも短くなってしまう。
プラナノに頼めばいくらでも伸ばせるが、地の王が「ニケが良い行いをしただけ伸びる」という制限を設けたため、使われなくなった。
ちなみに切れ味は宝石の精霊が担当しているという。
水の剣
4番目に習得したキラキラ。呪いを解く効果がある。水が1滴でもあれば生成可能だが、大きさは水の量によって変化する。
小さく作ったものは矢のように打ち出すことも可能。トイレ中に敵と遭遇した時は総スカンを食らった。
風の剣
最後に習得したキラキラ。普段はマフラーとして身につけることができる。このマフラーを勢いよく振ることで剣に変えることができる。
ただしきまぐれな風のエネルギーを使っているため、当たりの時は多数の敵を一瞬でなぎ払えるが、ハズレの時はまったくもって役に立たない。