パーフェクトソルジャー
かんぜんなるへいし
『完全なる兵士』の意。
アニメとしては『装甲騎兵ボトムズ』に登場する強化人間のこと。
また格闘ゲーム方面では『カイザーナックル』に登場した伝説のラスボス【ジェネラル】の自称。
PS(Perfect Soldier)
第三次銀河対戦(百年戦争)末期に、ギルガメス連合が秘密裏に研究し、その生産を目論んでいた強化人間。
ヨラン・ペールゼンの提唱した『異能生存体』の存在を求めた結果として生まれたものであり、突き詰めればキリコ・キュービィーの複製でもある。
誕生経緯
百年戦争において、アーマードトルーパー(通称AT)の性能が進化し過ぎた結果、並みの人間では現時点以上の性能を持つATに搭乗しても、性能や負荷に振り回されて戦果を挙げることは不可能という結論に達する。それを補うものとしてPSの必要性が提唱されるようになった。
開発の初期段階から、一度脳内を完全にリセットして脳に戦闘プログラムのみを学習させるため、普通の人間に比べてかなり機械的な思考回路で行動し、感情の起伏も至極乏しいものとなる。脳に教育処理を施したのちに、一般常識を再び刷り込むため、人間としての生活には支障はきたさないらしい。
また肉体も高性能なATの負荷に耐えられるよう、処置が施されている。
致命的な2つの欠陥
ただし、人工的に生み出したが故に、肉体はリリヂウムという特殊液体金属を定期的に浴びる必要性があり、これを怠る運動機能が低下し、最終的には身体機能すべてが停止して死に至る。
またもう一つの欠陥として、脳の開発段階で別の刺激を受けると刷り込み作用を起こすことが挙げられる。これがプロト・ワンが欠陥とされる原因ともなった。