概要
『スーパーマリオ』シリーズおよびスピンオフ作品に登場する特殊なコイン。
名前の通り通常のコインが黄金色なのに対し、赤いのが特徴。
ゲーム中では漢字でなくひらがなで「あかコイン」と表現されることが多い。
初出は『ヨッシーアイランド』で、同作における各ステージでの得点を決める
3要素(スターのおまもりが1ポイント=1点で30点、赤コイン1枚=1点で20点、フラワー1つ=10点で50点、全取得で100点満点)のうちの一つとして登場した。
この時点では「赤コインは見た目には通常のコインと変わらず、取ってみて初めてわかる」と
説明されているものの、よーく見ると空中に浮いている段階で既に少し赤かったりする
(なお、作中には「少し赤いが取ってみると通常コイン」も存在しており全部が全部わかるわけではない)。
ほかにもプロペラヘイホーがぶら下げているパターンもあり、一定時間経過で
飛び去ってしまうため素早く倒して回収しないとそのプレイでは回収不能になる。
これを引きついで、ヨッシー系列の作品では赤コイン=収集要素として登場している。
その後、『スーパーマリオ64』にて本家シリーズにも逆輸入された。
ほぼ全コースに8枚が隠されており、この8枚を探すとステージ内にある台座に
赤コイン収集専用のスターが現れ、入手可能となる。
『ヨッシーアイランド』の時点では1枚=1コインの価値だったが、
本作では1枚=2コインとして扱われ、16コインぶんを赤コインだけで稼げるため
各ステージの100枚コインスター入手にも役立つ。本作の仕様から、
後発のマリオシリーズでも1枚の価値は赤コイン>通常コインとされることが多い。
『スーパーマリオサンシャイン』でも同様の役割で登場している。制限時間或いは無制限の場合あり。更に体力もあおコインと同じく回復する。
『New スーパーマリオブラザーズ』系列の作品ではステージ内にあるリングを潜ると
付近に赤コインが出現し、5~8枚全部集めると何らかのアイテムがもらえるという形に変更。
『スーパーマリオメーカー』系列では類似品のピンクコインが登場し、
全部集めるとコースに配置した扉を開くことができる鍵が入手できる仕掛けとなっている。
『スーパーマリオオデッセイ』では元祖赤コインのような収集要素として
ローカルコインという地域通貨が登場しており、各国に50枚~100枚というとんでもない数配置されている。
見つけやすいものがある一方で、かなり見つけづらい所にも隠されているため
自力で探すのはなかなか骨の折れる要素となっている。
関連タグ
青コイン…青コインと同じ効果を持ったスーパーマリオサンシャインに登場するコイン。
コレクレー…ポケモンシリーズにおける任天堂ゲームとしてのコイン繋がり。