概要
カエルのように上の方についた目と頭でっかちな体型が特徴。
東アジアの干潟に生息し、日本でも見ることが可能。またペット(熱帯魚)としても知られ、安価で購入が可能。基本的に干潟のような環境を作ることを意識し、上陸できる泥の陸地を設けるとよい。
暮らし
干潟暮らしに適応した結果エラ呼吸より皮膚呼吸の比重が大きくなり、長時間陸上で活動できる代わりに水中暮らしに向かなくなってしまった。
このため魚なのにあまり水中を好まず、皮膚呼吸にも必要な体のしめりけを維持するためによく干潟で転がっている。ちなみに水中に長時間いるとおぼれ死ぬ。
もちろんエラ呼吸もするのだが、それも「近くの水溜まりでエラに水を送る」ことで済ませる事が多く、やはり積極的に水に入ろうとはしないようだ。
トビハゼの種類
- トビハゼ(メイン画像)
- ミナミトビハゼ
余談
あまり知られていない事実であるが実は生きた化石に分類される種類でもある。
関連タグ
ムツゴロウ:同じく干潟で暮らすハゼの仲間。こちらも食用。
肺魚:魚なのに「おぼれ死ぬ」のはこいつらも同様。こちらは皮膚ではなく肺呼吸を行う。