概要
作者は賽目和七 。イラストはマニャ子。第7回小学館ライトノベル大賞、ガガガ賞受賞作。小学館から2013年7月23日に発売。
元々は2009年くらいに二次小説投稿サイトArcadiaに投稿されたハンター×ハンターの二次創作であり、設定を変換させてオリジナルとして発行されている。基となった作品『人形遣い』はオリ主転生物であり、前世で凡人として終わった人間が異世界に転生して活躍するという物語のアンチテーゼ的な作品である。前世で優れた才能を持ち、成功した人間を主人公とする事で漫画の主な登場人物というのは優れた才能を持っているのが大半なので普通の人間が転生しても勝てる訳が無いというのを表現していた。
あらすじ
世界はわたしを中心に回っているのです。
わたしの名前は坂上神楽。
凄くかわいくて頭が良く、芸達者で器用で立ち振る舞いも完璧。ダイヤモンドもはだしで逃げ出すとまで謳われる、まぁごく普通の世界的天才美少女である。
わたしのような、存在が主人公級の美少女というのは、やはりトラブルに巻き込まれるのが常なのである。そうした面倒に巻き込まれる自身の体質にだけは少し嘆きたくもなるものだ。
嘆いて、溜息を吐き、それからわたしは顔を上げ、ああ、溜息を吐く仕草すらも可愛らしい。そんなことを思いながら、胸に抱いた兎の人形を抱きなおし、二人の人物に視線を向ける。
壁際に追い詰められた、黒髪の少女と、狼面の男が一人。考えるまでもなく目の前の人狼が少女を襲っている場面なのだろう。
わたしはこのような人ならざる化け物を人知れず退治していく仕事をしている。そう、この『人形』を遣って――。(アマゾンの商品紹介より)
登場人物
坂上神楽
主人公である人形遣い。
鈴音
ヒロインである美少女。