行橋未造

ゆくはしみぞう

漫画「めだかボックス」のキャラクター。

人物

3年13組所属。験体名『狭き門（ラビットラビリンス）』。

小柄で中性的な容姿に、一人称は「ボク」。ちなみに性別は不明。常に仮面をつけている。

王土の底知れない人間性に惹かれ、常に行動を共にしている。

自身の能力の性質により、他人に感情移入しすぎる面がある。基本的に陽気。

名前の由来は福岡県の行橋市。

脳髄・神経の活動時に流れる電気信号の体外に漏れ出た電磁波を皮膚で受信することで人の心（思考）を読むことが可能。簡単にいうと、あの人みたいなことである。行橋自身の戦闘能力はさほど高くない。

弱点は感度が良すぎるため、受信する情報を取捨選択することは出来ないこと。ゆえに、世に溢れるあらゆる電子機器の電磁波や、人の「痛い」「眠い」など負の情報まで本人の意思と関係なく受信してしまい、情報の海で溺れるような形で精神的にかなり衰弱した状態となってしまっていた。

しかし唯一王土の傍にいるときだけは、彼の異常性である強烈な「発信(アクティブ)」の能力の影響により彼以外の電磁波を感じなくなるため、電磁波の海から解放される。

こちらはあくまで特技である。骨格レベルで体を組み換え、他者に変身できる。重ねて言うが、あくまで特技である。

実はスタイルの一種。異常な感受性を持つ行橋にとってはスタイルすら普通の特技だったようだ。

作中では黒神めだかに変身する際に使用した。