「あんな碁が打てるから————打てるから……いつまでもプロになるのを、あきらめられないのよね」
概要
CV:榎本温子
1984年5月10日生まれ(進藤ヒカルより2学年上)、血液型はB型。
元々モブキャラだったのが、院生陣の紅一点でオマケに可愛いとあって人気が出たことで、名前が付いてレギュラーキャラになった。
プロ棋士を目指す養成機関である院生に所属している。
若獅子戦の参加資格(院生上位16)はあるものの、プロ試験では予選免除(院生上位8)に至らなかったため、福井雄太と同様に院生1組の中位に位置すると思われる。
北斗杯の後を描いた原作ラストの短編では院生を続けているのが確認出来る。
進藤ヒカルや塔矢アキラに憧れてどちらが強いのかという話題で口論を止めない後輩達を目の当たりにして、どのように対応するか頭を悩ませていた。
人物
負けん気が強く、さばけた性格。父親程の年齢の男達相手にも一歩も引かない、豪胆さも併せ持つ。年齢的には伊角・飯島以下、和谷・ヒカル以上と中間に位置するが、本人の隔てない性格故か、年少組にはあまり年長として扱われておらず、自身も2歳上の伊角を“くん”付けで呼んで歳の差を意識していない(彼女がというよりも、彼女に限らず院生組は全体的に長幼の序を守っていない)。
作中ではあかりと並ぶ美少女だが異性関係には淡白。番外編では一時友人の紹介でデートしてみたものの、アングラな碁会所でその筋も混じってそうな親父達相手に平然と対局したせいで、相手の少年にドン引きされてしまう。本人はまだまだ恋愛よりも碁に夢中といった所である。
とはいえ、年頃の女子高生としては碁漬けの毎日には嘆息する事も多く、カラオケやスケート、ボウリングなども楽しみたいと零したことも。