ヤナギ科

やなぎか

双子葉植物キントラノオ目に属する植物の分類群。いわゆる「柳」のほか、ポプラなどが属する。

概要

ヤナギ科（Salicaceae）は双子葉類キントラノオ目に属する科。全て木本植物である。雌雄異株で、尾状花序と呼ばれる円筒形の花をつけ、成長が早く、荒地に真っ先に定着する先駆性の強い木が多い。

従来のクロンキスト体系では3属500余種が属したが、現行のAPG体系では約54属1200種が属す大きな科になっている。ヤナギ属は交雑しやすく、種数は流動的である。

代表種のシダレヤナギやネコヤナギのイメージから「水辺に生える落葉樹」とイメージされがちだが、乾燥地帯を好む種もあり、ヤナギ科に属する木の性質は非常に多様である。

ヤナギ科に属する主な種

• ヤナギ属
  • シダレヤナギ
  • ネコヤナギ
  • ケショウヤナギ
• ヤマナラシ属
  • ポプラ（セイヨウハコヤナギ）
  • ドロノキ
  • ヤマナラシ（ハコヤナギ）
• イイギリ属
  • イイギリ

関連タグ

柳 やなぎ 双子葉類 広葉樹 アスピリン