エプソムカップ
えぷそむかっぷ
JRA東京競馬場で行われる重賞(GⅢ)。メイン画像は1996年優勝のマーベラスサンデーとウマ娘のマーベラスサンデー。
概要
エプソムカップとは、日本中央競馬会 (JRA) が東京競馬場で施行する中央競馬の重賞競走である。格付けは「GⅢ」。芝1800mで競われている。
1983年に東京優駿(日本ダービー)が50回を迎えたのを機に、規範となった英国ダービーを開催するエプソム競馬場と東京競馬場が姉妹競馬場として提携が結ばれ、記念植樹(東京競馬場からは桜が、エプソム競馬場からは柏が贈られた)と記念杯の交換が行われ、翌1984年よりエプソム競馬場から贈られた記念杯を用いた重賞(GⅢ)として「エプソムカップ」が創設された。
また、英国・エプソム競馬場でも「The JRA Condition Stakes」が行われており、両競馬場およびJRAと英国ジョッキークラブの親善が図られている。
施行場・距離は創設時より東京競馬場の芝1800mで行われている。創設時の負担重量はハンデキャップだったが、1996年より賞金別定に変更された。
出走馬のイメージとしては安田記念敗戦・出走あぶれ組や、中距離の上がり馬が出走するケースが多く、初重賞がこのレースというケースも多い。
競走条件
出走資格:サラ系3歳以上
JRA所属馬
地方競馬所属馬(2頭まで)
外国調教馬(優先出走)
負担重量:別定
3歳52kg、4歳以上56kg、牝馬2kg減
日本馬:収得賞金3000万円超過馬は超過額2000万円毎に1kg増
外国馬:GⅠ競走1着馬5kg増、GⅡ競走1着馬3kg増、GⅢ競走1着馬1kg増(2歳時の成績を除く)