概要
フジテレビ開局50周年記念作品。監督は映画「GANTZ」などを手がけた佐藤信介、脚本は乙一(名義は安達寛高)、制作はProductionI.Gとポリゴン・ピクチュアズ。
子供のころに大切にしていたものの、いつしか放置されてしまったおもちゃや絵本といった宝物。「ホッタラケの島」は、そうした“ほったらかし”にされた宝物を集めて作られた不思議な“ホッタラケの島”に、不思議なきつね「テオ」の後を追う内に迷い込んでしまった女子高生「はるか(遥)」の冒険が描かれる。 このストーリーのベースは、武蔵野(埼玉県入間郡)に古くから伝わる民話。なくなったものを探すとき、ハタヤ稲荷という神社にお参りして卵を授けると、探していたものが帰って来るという不老川流域の言い伝えをプロデューサーと監督が膨らませたオリジナル・ストーリー。
ストーリー
高校生の遥は、亡くなった母親から貰った手鏡がなくなってしまったことで、神社にお参りに行き手鏡を返してほしいと祈る。そこに狐があらわれ、人がほったらかした物をこっそり持ち去る姿を目撃する。狐を追いかけると、神社の裏に不思議な穴がある。実は狐の世界へと通じる穴だった。遥は手鏡が狐の世界にあるかもしれないと思い、不思議な「ホッタラケの島」での冒険が始まる。
登場キャラクター
遥
本作の主人公。明るく活発的かつ繊細な性格。
テオ
声 - 沢城みゆき
ホッタラケの島の住民で本作のキーキャラクター。
コットン
声 - 松元環季
遥にほったらかしにされたヒツジのぬいぐるみ。
遥の母
声 - 戸田菜穂
遥が幼い頃に病死した。
遥の父
声 - 大森南朋
妻を亡くした後、男一手で娘の遥を育てた。
美穂
声 - 谷村美月
遥の友人。
ピカンタ
声 - うえだゆうじ
ホッタラケの島の住民で3人組のリーダー。
ビッキ
声 - 甲斐田裕子
ホッタラケの島の住民で3人組の紅一点。
デカゴー
声 - 宇垣秀成
ホッタラケの島の住民で3人組のメンバー。
マバロワ
声 - 岡部政明
ホッタラケの島の住民で鏡などの高級品を取り扱う店の店主。
兵士兄弟
ホッタラケの島の住民で男爵の家来。
男爵
声 - 家弓家正
ホッタラケの島の住民。島で一番偉い。