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バナナの木の編集履歴

2022-12-15 00:24:12 バージョン

バナナの木

ばななのき

バショウ科バショウ属の多年草の俗称。あくまでも巨大な草であって木ではない。ここでは芭蕉やプランテンやマニラ麻などバショウ属の植物全般について解説する。

概要

単子葉類バショウ科バショウ属(Musa)の多年草。高さ数mになるが、幹に見えるものは葉柄が重なったもので木化しないので、「バナナの木」は木ではなくである。


実を果物として食用とするものをバナナという。実が甘くなく料理用に使うものを料理バナナとかプランテンとして区別される。


上で果物と記したがこれは利用上の区分であり、バナナの木は草なのでバナナやプランテンは農業上は野菜という扱いとなる。


熱帯アジアからニューギニア原産。熱帯を中心に栽培されるが、バショウのように耐寒性が強いものもある。実を食用とするバナナやプランテンは一般に種がないが、野生種のバナナは種がある。


バショウ属の植物

バショウ

中国原産で、学名はMusa cinensis。バショウ科の植物の中では耐寒性が比較的強く、関東平野以南の地域で観賞用に広く植えられる。一説によると葉が(戦いを経て)破れた旗のようになるため、勇ましさに通ずる植物として武士の家の敷地内に好んで植えられたらしい。


沖縄では葉鞘の繊維で芭蕉布を織る。バナナのような実をつけるが種が多く苦みがあるため、食用には適さない。


ヒメバショウ

苞が美しい朱色になるため、鑑賞用に栽培される。


マニラ麻

繊維をとるために栽培されるフィリピン原産の種。その繊維は丈夫で海水に強いため魚網やロープに利用される。


表記揺れ

芭蕉  バショウ バナナ ばなな


関連タグ

松尾芭蕉

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