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妻、小学生になる。の編集履歴

2022-12-28 22:48:38 バージョン

妻、小学生になる。

つましょうがくせいになる

「妻、小学生になる。」とは日本の漫画作品の一つ。

概要

週刊漫画TIMES」(芳文社)にて2018年8月10日号から2022年12月16日号に書けて連載された。元々は同誌2018年5月11・18日合併号に掲載された読み切り作品であった。

作者は村田椰融。


交通事故でを亡くしたことがきっかけで生きる気力を無くしたしがない勤め人・圭介と、その娘でニートの麻衣の前に、万理華と言う小学生が現れ、「あたしはお前らの元家族だ!(要約)」と言い出す。

しかも万理華は自分たちしか知り得ないことを話しまくったため、二人は「死んだ嫁(オカン)の生まれ変わりだ」と信じるようになったうえ、生きる気力を一気に取り戻し、麻衣は一念発起してニートから脱した。

こうして3人は“家族”として生活していくことになるのだが…と言うのがおおよその内容。


2022年1月から3月にかけてTBS系列局にて金曜ドラマ枠で放送された。

主演は堤真一


あらすじ

10年前、妻の貴恵を亡くした愛妻家の新島圭介と娘の麻衣はずっと失意の中にいた。そんなある日の夕刻、小学生の女の子が自分は他界した貴恵の生まれ変わりだと言って新島家を訪れた。最初は冷やかしかと思ったが、その子は家族しか知らない情報を伝え続け、圭介と麻衣はその子が「貴恵」であると認識する。そして三人は「家族」として行動を共にするようになる。だが、その女子小学生・白石万理華は今生の母・千嘉にネグレクトされて暮らしていた。


登場人物

新島家

食品メーカー「RABBIT FOODS」勤務。50歳を過ぎて販売促進部へ異動。極度の愛妻家。貴恵が亡くなった後もその愛情は変わらなかったのか、再婚はしていない。ただ、その愛情のあまり、妻の生まれ変わりの女子小学生を抱きしめたりと問題になりかねない行動を取ってしまうこともある。貴恵と死別した後は会社ではほぼ会話もせず、無味乾燥な生活を送っていたが、「貴恵/万理華」と交流を始めて明るさを取り戻していく。


圭介の亡妻。低血圧ながら、毎朝圭介のために弁当を作っていたりと献身的な性格だったが、10年前に交通事故で他界した。

その後、小学生の「白石万理華」として転生し、圭介や麻衣と再会した。万理華の家庭は母子家庭で母にネグレクトされていたが、新島家の近くを通りかかった時に前世の記憶が戻り「新島貴恵」の意識を取り戻して、新島家と交流しだす。習字の際に「木蓮」と達筆で書いたり、クラスメイトの良く言えば子供らしい(悪く言えば無意味な)騒ぎにツッコミを入れたりと小学生とは思えない言動を多々して、小学校の友達には「白石万理華」から若干印象が変わったようにも見られている。

その後も紆余曲折を経て2人と交流し続けていたが、突如記憶を失い、万理華としての人格が戻ってきた。

実は、生まれ変わりではなく2つの人格を持つ「憑依」であるり、そのことを既に住職に指摘されていた。住職曰く、生まれ変わりは「すべてを一度リセットし新たな命となり学びを始めるもの」であるとのこと。


新島家の一人娘。専門高校を卒業後、特に定職に就くことはなかったが、母親との再会を機に心機一転し、就職した。貴恵曰く、「私に似て容姿も恵まれている」とのこと。


周囲の人物

総務部に属している圭介の部下。昼休憩時、会社内で昼ご飯を食べるのは浮くため、ベンチで弁当を食べる圭介と「お弁当友達」になり、親密な関係を築こうとしている。


白石万理華の母親。弁当屋のパートをしている。離婚してからはヒステリックで怒鳴りつけることもあるが、親としての自覚はあるようで、どうすべきか苦悩している。実は幼少時には育児放棄されて育ち、自分が大人になると金をせびってくる母親(万理華の祖母)を心底嫌悪している。だが、人生に躓いているとはいえ、娘に対して同じことをしてしまうそんな自分が嫌いになりつつある。


麻衣の取引先の顧客。麻衣からパソコンスキルなどを教わっている。友人が海に流され行方不明になっているが、8年間待ち続けている。麻衣との関係は良好。


※当初は萩原利久が演じる予定だったが、急性穿孔性虫垂炎の治療のために降板し、杉野が代役を務めた。


関連タグ

週刊漫画TIMES


外部リンク

週刊漫画TIMES公式サイト内作品紹介ページ

作者・村田椰融のpixivアカウント

テレビドラマ版公式サイト

妻、小学生になる。 - Wikipedia

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