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戸村薫の編集履歴

2023-01-11 20:31:17 バージョン

戸村薫

とむらかおる

月刊ドラゴンエイジの連載漫画『ストラテジックラバーズ』の登場キャラクター。

「妾の息子のお前が跡継ぎだぁ?笑わせんな」


「無能な上に頭がおかしいあのクソ女…まだ生きてんのかよ?」

概要

白嶺高等学校の生徒で代議士の息子。市長の息子やアキと共に浩太をいじめていたグループのボス。浩太が東山グループの次期会長になったことを知ってもそれを認めない。浩太曰く「間違っているいないに関係なく、騒ぎ立てて強引に自分のペースに持っていくのが得意」な自己中心的な男。


浩太の想い人の斑鳩渚と婚約関係にある。


人物

上述通り、典型的なまでに自己中心的で横暴な大男。親の知らないところで何かの悪事を行っており、ばれれば危ういものらしい。


また、渚のことも政略結婚を差し引いても全く大事にしておらず、浩太や他のクラスメイト達の前で「お前は俺が出世するための道具」と言い放ち、更に彼女の母も侮辱するなどモラルもTPOもまるでない最低最悪な存在。彼女との婚約で出世できるということは、彼女の父の機嫌を損ねるようなことをすれば出世に響くということさえ分かっていない。


そんな性格に加えて、暴力で周りを従わせていたために浩太が苛められているのを笑っていたクラスメイト達からも実際には酷く嫌われている。また、浩太のことに対しても何かと『妾の息子』しか持ち出さない低能ぶりを覗かせる。


転落

鏑阪世衣良を撃退した後、浩太は人気者になっていた。と言っても、明らかにゴマをすっているだけだが、浩太が人気者になったのを認めない戸村はまたも『妾の子』と抉るが、逆に「大した実績もない縁故だけの代議士の息子」と切り替えされる。実は、戸村の父は代議士といっても縁故以外は何もない代議士で、それをコンプレックスにしていた。つまり、常日頃の態度で虚勢を張っており、妾の息子の浩太にマウントをとっていた。しかし、それは逆を言えば浩太以外にマウントを取れる相手がいないという貧弱な地盤を意味していた。『自分にマウントをとって、暴力でしか解決できない』と徹底的に抉られて、殴りかかったところで浩太に脅されたクラスメイト達にリンチに遭い、更にそれを他のクラスメイト達に笑いものにされるという醜態を晒し、盛大な逆襲で浩太に惨敗することとなった。


しかも、浩太は既に戸村など眼中になく生徒会長の白嶺亜莉亜を引きずり出す餌にしたに過ぎなかった。浩太曰く『打ち筋なんてない、やみくもにもがいたところでキングの足下にたどり着くことすら不可能』、そして『下地さえ作れば簡単に潰せる相手』であったと再認識した。


浩太と同じく、『自分には何もない』ということを自覚していた戸村。しかし、『縁故だけの代議士の息子』をコンプレックスにしているくせに渚を『出世の道具』扱いする=グランド・ノースと斑鳩丈一郎の力で出世する気になっていた。つまり、自分の境遇にコンプレックスがあるくせにそれをバネに自分を磨いて出世するのではなく、最初から他人の力で出世する気でいた=蛙の子は蛙を実践していただけであった。


押しつけられた後継者の椅子を自分のものにして、自分が欲しいものをミストレス達の力も借りて手に入れようとする浩太に最初から負けていたのである。


美点と呼べるもの等何一つない、典型的なまでのどら息子の末路であった。


関連タグ

ストラテジックラバーズ いじめっ子


金上鋭…何でも自分の思い通りにならないと我慢できない狭量と幼稚ぶりとモラルやTPOが皆無で自己中心的という面が共通。


アンドリュー・フォーク…何の能力もなく、コネで威張って他人を貶めて自分を偉く見せることしかしない。加えて、自分でやろうという気が皆無で幼稚で醜悪な人間性も共通。


お山の大将虎の威を借る狐鳥無き里の蝙蝠…いずれも戸村を指す言葉。

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