概要
「ヴォルフィード」は1989年、タイトーが販売した陣取りゲーム「QIX」、次いで「スーパーQIX」の続編となるアーケードゲーム。
企画者は「バブルボブル」、「サイバリオン」などのプランナーでもある三辻富貴朗氏。
ルールは「QIX」同様、四角いフィールドの枠線上を移動し、自機でフィールド内に線を引いてフィールド内を移動する敵を囲う。
ただし異なる点は少なくなく
- 線を引いている最中に後戻りできること
- 加速移動はできないこと
- フィールドには囲って倒すボスキャラの他にザコキャラも存在すること(線を引いている最中でなければ当たってもミスにならない)
- ボスが弾を発射すること(線を引いている最中でなければ当たってもミスにならない)
- ボスキャラは移動範囲が狭まると徐々に小さくなること
- 前作にいた枠線を移動する「スパークス」に相当する敵がいない反面、引いている途中の線に敵や敵弾が触れると近しい存在の「スパーク」が発生すること
- アイテムが存在すること
など。
4方向レバーと1個のボタンで操作。ボタンを押している間、フィールド内に線を引ける。またショットアイテムを取ると、フィールド上の敵キャラへ向けボタンを押して弾を発射できる。
移植
- 1989年12月:PCエンジン(ルールが若干異なる)
- 1991年1月:メガドライブ
- 1991年12月:FM-TOWNS
- 2001年12月:PlayStation(SIMPLE1500「THE陣取り」のタイトルで発売)
- 2007年3月:PlayStation2(タイトーメモリーズⅡ 下巻に収録)
- 2008年11月:Wii バーチャルコンソール (PCエンジン版)
- 2022年3月、イーグレットツーミニに収録