概要
仮面ライダーブラックサンが使用するバッタの脚の形をした剣。
無骨な見た目からは想像がつかない程切れ味・貫通力ともに高い。
武装としては申し分なく強力だが、致命的な欠点が二つある。
- 身体の一部を直接変化させている
この武器は仮面ライダーシリーズでありがちな「どこからともなく取り出す」や「ベルトから生成・召喚される」類の方法ではなく、黒殿様飛蝗怪人から引き継いだと思われる胴体から肩に伸びているバッタの脚を力づくでもぎ取って変化させるという前代未聞なやり方で生成されている。
おまけにこのバッタ脚は肉体と地続きになっている身体の一部であり、血管も神経も通っている。そのため使用時は激痛や出血に耐えながら引っこ抜く必要がある。
身体に密着しているようで、接合部だけ外せば終わりではなく背中から脇腹までもぐ必要がある為、抜剣にかかる時間も非常に長い。
加えて、この剣は肉体の一部である為、時間が経過すればその内腐敗していき、使用可能時間にも制限がある。
また、初めて使用した際にはその余りに強引な生成方法に信彦=銀殿様飛蝗怪人はドン引きしていた(後に彼もビシュム戦などで使用しているが)。
- 2本しか使えない
この手の武装は身体の部位が再生して何度でも使えるのが定番だが、ブラックブレードは変身解除しようが二度と回復しない。
ブラックサンのバッタ脚は2本しか無い為、一生のうちたった2回しか使えないという贅沢極まりない武装となっている。
この仕様は仮面ライダーSHADOWMOONと銀殿様飛蝗怪人の剣も同様。
余談
名称は本編では言及されず、仮面ライダーストアの公式グッズで記載された。
