概要
東急8500系は通常赤帯を纏っているが、この編成に限り東急ケーブルテレビジョンの広告編成「TOQ-BOX」仕様にするために1987年に青帯に改められた。1991年には第42編成・8642Fと中間車3両の交換を行っている。
1991年からは車体にはシャボン玉が貼られていたが、広告のほうが2002年に解除。その後2008年に側面のラッピング・2010年に前面のラッピングが剥がされ「青帯だけ」の姿となった。2018年には側面のドアに青・黄・緑・赤の塗装が追加された。
他の8500系10両編成同様、長らく東急田園都市線・東京メトロ半蔵門線・東武伊勢崎線・東武日光線中央林間駅〜久喜駅・南栗橋駅間で運用されていた。
8500系の廃車が進み、最後の赤帯車である8631Fが2022年5月に廃車されると、8637Fが東急に在籍する最後の8500系となった。
2022年11月に東武伊勢崎線系統のデジタル無線使用開始に伴い東武乗り入れ非対応となった事で運用範囲が狭まり、平日の朝夕ラッシュ時のみ稼働していた。
2023年1月23日に最終運用を終えて長津田検車区に入庫。25日に長津田工場に入場し運用を離脱。8500系全編成が営業を終了した。
編成
←押上/中央林間→
編成名 | 1号車 | 2号車 | 3号車 | 4号車 | 5号車 | 6号車 | 7号車 | 8号車 | 9号車 | 10号車 |
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8637F | 8637 | 8797 | 8973 | 0801 | 8798 | 0808 | 0711 | 8980 | 0803 | 8537 |
広告
- CATV号:1987年~2001年。
- iTSCOM号:2001~2002年。「東急ケーブルテレビジョン」の社名変更に伴うもの
- Bunkamura号:2018年~2023年。東急グループの「文化村」の広告