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魈ウェンの編集履歴

2023-01-27 21:03:14 バージョン

魈ウェン

しょううぇん

原神に登場する魈とウェンティのBLカップリングタグ。

概要

オープンワールドRPG「原神」に出てくるキャラクター、魈(原神)×ウェンティ(原神)のBLカップリング。



注意

以下の内容に魔神任務のネタバレ、各プロフィールのネタバレあり。

特にモンド城北西のマップに行くぐらいまで進めていない場合は注意。






























概要(ネタバレ)

自らを武器とし業障に侵されながらも璃月を守るために戦い続ける夜叉と、彼の心に残る笛の音の主のカップリング。

この笛の音についての情報は魈のプロフィールの奥深くに秘されており、別途ストーリームービーを見る必要がある。

ゆえに、二人の関わりを知らない者も多かったが、魈のストーリーPVが公開されたことにより人目につきやすくなった。




関係詳細

●Q.二人の関係を知るために必要なものは?

A.魈の好感度と期間限定イベント(復刻未定)

期間限定イベントが復刻された事例がないため、通常は魈のプロフィール関連およびストーリームービーから*しか*垣間見ることができない。

ウェンティ側から探しても何も見つからず、魈の好感度を上げ心を開いてもらうことで、少しずつ教えてもらえるようになる。

しかし、好感度を10にしてもムービーをみるまでは相手がウェンティであるとは確信がもてず、ムービーだけみても経緯がわからない作りになっている。


以下は好感度ごとの説明。二人の関係が気になる方は、手始めに好感度だけ読むといいだろう。

別途まとめを用意してあるので、詳細な過程を読み飛ばしたい場合はそちらへ。

ちなみにスマホ版もページ一番下でパソコン版への切り替えを行うと、詳細なメニューを表示することができる。



●好感度3&5:神の目

  • 「「神の目」、欲望?ふんっ、凡人の基準で仙人を測るな。我に欲望などない。」

好感度3で解放されるボイスでは、そっけなく欲望はないと突き放す。

しかし、好感度が5にあがると本音を教えてくれるようになる。

  • 隠すつもりはないが、欲望を他人に教えるべきではない。人間も願い事を他人に教えたら叶わなくなるという習わしがあるじゃないか…ん?全然違う?」

つまり、魈には叶えたい「欲望」があるということがわかる。


この欲望については好感度10まで触れられることはなく、好感度10で渡される名刺によって間接的に知ることができる。



●好感度6:笛の音

好感度6で解放される最終キャラクターストーリーで、魈の過去に何があったか明かされる。

一連のテキストは、璃月を守る魈に対して「ならば、誰が魈を守ってあげるのだろうか?」から始まる。

これは自らを武器とし戦い続けた夜叉が、誰かから守られた記憶である。


【概要】

  • 荻花洲の地に伏し、耐え難い苦痛とともに朽ちかけた魈を、謎の笛の音が救った。
  • 笛にのせた力は魈の心を落ち着かせ、彼を守り、しばしの安寧を与えた。
  • 魈は相手を七神だろうと推測するが、深く追求することはしなかった。

観測者であるユーザーは、そよ風と共に曲が届いていること、音楽で人を救っていることから、風神であり音楽の神である『彼』の可能性を推察できる。しかし、『彼』は普段ライアーしか弾いておらず魈も追求しないため確信までは至れない。


ストーリームービーにてはじめて『彼』の存在を確認することが可能になる。



●好感度10:秘めた願い

好感度5で「誰かに言ったら叶わなくなる」と言っていた欲望が名刺によって判明する。


  • いつか、魔と戦うためにこの儺面を被るのではなく、祭りのように、花州の笛の音に合わせ悠々と舞うために被る日がくるのだろうか。

ちなみにこの名刺は過去2回変更されており、実装時はかなり直接的な内容だった。

ver1.3いつかこの儺面を被って、妖魔退治の為ではなく、花州の笛の音に合わせて踊る事を望んている。
ver1.4いつか、魔と戦うためにこの儺面を被るのではなく、祭りのように、笛の音に合わせて悠々と舞うために被る日がくるのだろうか
ver2.0いつか、魔と戦うためにこの儺面を被るのではなく、祭りのように、花州の笛の音に合わせ悠々と舞うために被る日がくるのだろうか。

欲望を教えることで叶わなくなることを避けていることから、婉曲な表現になったのだろうか?

現在の内容も相当直接的だがver1.3時よりは婉曲的といえる。


実は名刺のフレーバーテキストは、本人の言葉のものとそうではないものがある。基本的に旅人でもない第三者視点で、本人の言葉は「」で囲まれている(よくわからないものも多々あるが)。

英語版テキストも中国版のテキストも「彼は~」から始まる第三者視点の文章になっており、魈が直接伝えているわけではない。


英語版では以下のように書かれている。

  • He longs for a day to come when he will wear the mask and dance — not to conquer demons, but to the tune of that flute amid a sea of flowers.

英語圏では「花の海であの笛の音に合わせて~」と解釈されていることが多いもよう?

なお、動詞のlongは「切望する」「強く望む」の意。


●好感度1:興味のあること

実は、魈は初期開放されているボイス「興味があること」で荻花洲について触れている。

  • 「荻花洲、かつて一度荒れ果てた地だ。それは数年前…いや、数百年前のことだがな。」

百年ほど前に岩王帝君の命により荻花洲の守りについたと思わしきこと(魔神任務間章2)から、己の守る要地という意味で「興味がある」のだろう。

しかし、荒れ果てた荻花洲で力尽きた彼を救った笛の音を、彼は今でも覚えている。


●好感度4:夜叉について

プロフィールに収納されている『空遊餓鬼布施法』からも夜叉が音楽に惹かれる様子がわかる。

  • また本には夜叉仙人をなだめる方法——例えば食の奉納、妙音による布施などが書かれている。これらの仕来りをなすと、夜叉は喜色を浮かべ、人々の平安を守ってくれる。

妙音とは、非常に美しい音声または美しい音楽のこと(コトバンクより)。

キャラスト5や名刺をみてから振り返るとちょっとした伏線になっていることがわかるが、この時点では同時に開放されるウェンティへのボイスで彼の曲に反応していることへの理由と考えることしか出来ない。



●ストーリームービー:答え合わせ

動画は魈の伝説任務内で流れるもので、公式youtubeからも見ることができる。

最後の最後で笛を吹く『彼』の後ろ姿があらわれ、ナレーションでは荻花洲の笛吹と称される。


このことから、キャラスト5で魈を救った笛の音の主がウェンティであることがわかる。



●ボイス:ウェンティについて

  • 「ウェンティ…?なるほど、ウェンティと言うのだな。彼の奏でる曲は…いや、なんでもない。」

曲について語ろうとする声音に、彼の想いが見える。

なお、海灯祭3(後述)にて彼らは「古い知り合い」であり、魈はウェンティが風神であることを知っていることが確定したため、ウェンティが名乗らず交流している説が浮上した。




●海灯祭

第三回イベントの正式名称は「華舞う夜の旋律」。二人が会話した世界任務は「陰日向」である。

このイベントと事前発表された下記PVにより

  • 夜叉は吟遊詩人が風神であることを知っている
  • 風神は酒を飲みにきている
  • 風神は夜叉のことを気にかけている
  • 風神の曲で夜叉の体調がよくなる

ということが判明し、ボイスにより

  • にも関わらず、名前を知らない?

ということになった。



●ウェンティの奏でる曲について

  • ウェンティとの関係説明

「その音色は…抑揚のある美しい調べで、心を落ち着かせるものであった。我は…思わず長いこと足を止めてしまった、その音色に耳を傾けながらな。」

  • 旅人との会話

「風神の性分は自由で気ままなものであり、それはあの笛の音にも表れている。」



●ウェンティへの認識

魈はウェンティが風神であることを知っていることが判明。また、彼は彼を「古い知人」と称した。

数千年を生きる仙人の言葉なので、文字通り「古い」と思われる。

知り合ったのが、キャラスト5の出来事以前なのか以降なのかは不明。

小ネタ/ウェンティと仙人で触れたように、ウェンティは魔神戦争後に度々璃月に遊びにいっていた事実があり、仙人との交流もあるため、その頃からの知己の可能性もある。

この場合、救われた際にそれ以上の追求をしなかったのも明確に相手を察していたからかもしれない。


●ウェンティの手助け

  • 魈「前に荻花洲の見回りをしていたら、そこで演奏していた彼に偶然出会い、曲に聞き惚れた(意訳)」
  • ウェンティ「どういたしまして!」

若干会話がおかしいが、中国語原文と英語では、「前に」の部分が「节日(祝祭日)前夕(前夜)/a few days ago(数日前)」、「どういたしまして」の部分が「感谢惠顾(ご愛顧ありがとうございます)哦(~だよ)/thank you for your patronage(中国語と同じような意味)」となっている。※翻訳協力Google検索結果

また、ウェンティ登場前に、魈が「古い知人の助けもあり、我の(業障の)状態はだいぶ落ち着いている」と語っていることから、これらの会話は現在魈の体調が良い理由と考えられる。


魈の言葉が事実なら、ウェンティは魈に直接会いにいったわけではなく、なにげなく荻花洲で演奏していたもよう。

そして魈は業障が落ち着いていることから「助けられた」と認識しているようだ。


○ウェンティの力

キャラスト5でも示唆されていたことだが、ウェンティは業障を抑える力を持っていると思われる。

序章で「トワリンの呪いを払おうとした(ら、旅人に邪魔されて自分が毒に蝕まれた)」と言っていたものと同じものかもしれない。その場合、手助けに失敗すると魈の業障の影響がウェンティにも……?



●仙人と岩神と風神の関係から垣間見えるもの

会食中、鍾離ウェンティともに正体を隠していたため、「仙人」様は身の振り方に苦労していた。

鍾離を「客卿殿」と(頑張って)呼んだのに対し、ウェンティは本人の誘導があったとはいえ「吟遊詩人」だったことから、少し関係性がうかがえる。なお、この会話の直前に行秋より「ウェンティ」の名前が提示されているが、名前を呼ぶ気はなかったようである。

また、「仙人」様がこのように苦労していらっしゃる理由として、「鍾離のせい」を突きつけると全力で否定するのに対し、「ウェンティのせい」を突きつけると「そ、そういうわけでは…」とたじろぐ。

この会食で鍾離とウェンティは終始大人な大人げない会話を交わしており、風神は当然相手が岩神とわかった上でつついている。しかし、魈がそれに対して怒りなどを抱いていないというのもポイントだろう。


●メモ

  • 古い知人

ウェンティ登場前、魈は彼について「古い知人にあった」と表現したが、問い返した旅人は「古い友人?」と表した。

日本語では知人と表現しているが、中国語では最初から「朋友」であり、日本語のニュアンスよりは多少距離が近いもよう。(「友達(朋友)」「親友」「仲間」中国語表現の違い

鍾離が今回ウェンティ相手に使っていた「新しい友」も「新朋友」となっている。


  • ウェンティと胡桃

この会でウェンティと胡桃が意気投合し、魈と鍾離は「……」となっている。ちなみに鍾離が「……」で、魈は「…………」とより長い。

魈は胡桃のことを「あやつは困るほど元気だな。幸い、彼女は面白いから、つまらない人間になる心配はなさそうだが。」と評しており、ウェンティにも似たようなものを見ているかもしれない。


  • 陰日向

日本語の陰日向にはいくつかの意味があるが、中国語のタイトルは「人前人后」であり、英語は「Between Facades and Familiar Faces」なため、ニュアンス的には「人前とそうでないときとで言動が違うこと」が近い(weblio)。

これは、最後に鍾離が語った「同じことでも別の者が見れば違う様相を見せ、同じ物語でもまた別の想いと姿が伝わる」「人間にとっての高き座の尊い存在は、仙人たちにとっては身近な存在であり、他愛のない話を共に愉しめる仲間でもある」を示していると思われる。

ここから「作り手の異なる杏仁豆腐のように、同じように見えてそれぞれ異なる俗世の生活」「凡人たちにとっての降魔大聖と、友人にとっての魈」につながっていくわけだが、鍾離とウェンティは互いに普段と異なる違う姿を見せすぎだったといえるだろう。仙人の胃が痛い。

ついでにそのうち、恋人とそうではないものの違いを実地で学んで欲しい。


●魈ストーリーPV「諸苦無隙」

  • 「ねぇねぇ、こんな良い日なんだし、一緒に一杯どう?」

海灯祭3で出会う可能性にさざめく寒村に突如投げ込まれた超大型爆弾。こちらが公式初交流となった。

内容としては、イベントを踏まえたほうが関係性がわかりやすいだろう。


動画のタイトルは「諸苦無隙」。説明欄にはこのように書かれている。

  • 世の万難にはすべて、その名がある。これは幾千年の劫数であり、消すことも断ち切ることもできない。
  • 偶さかなる小憩も刹那に過ぎず、望むべくもない。

劫数とは「(仏教でいう)避けられない災難、厄運」のこと。「望むべくもない」は人によってニュアンスが異なるかもしれない。

タイトル含めてざっっくりまとめると、「苦しみに終わりはなく、偶然の休息も刹那のもので、望んで得られるようなものではない」。


件の動画はこのような会話で締めくくられている。

  • 「ねぇねぇ、こんな良い日なんだし、一緒に一杯どう?」
  • 「いい。……今宵は、少し休みたい」

  • 「――(笑って)、よかった。一晩だけでもいい、たまにはお面を外さないとね」

●中英韓版

魈に断られた後、英中ウェンティは笑って「very nice/真是不錯」とつぶやいている。おそらく似たような意味。

veryがつくようなニュアンスということがわかる。


●会話場所

おそらく望舒旅館露台。二人の背景もゲーム画面に沿ったものになっている。

魈は黄色に色づいた木を背にしているので、ウェンティは建物から出て右手のところにいる。邪魔者(観葉植物)は都合により抹消された。


●海灯祭の推測時期と魈の動線

時期についてはいくつかの説がある。

ひとつは、装飾からver2.4第二回海灯祭とするもの。

ひとつは、少女の背景の柱にあるべき探し人の広告がないことから魔神任務1章前とするものである。

(※どちらも他カプの方のツイートであり、この記事からリンクすることでご不快な気持ちにさせるかもしれないので割愛)

確実と言えそうなのは、(おそらく)人間である白朮が不卜廬を構えさらに七七を拾った後の時間軸のため、近年であること。

魈がみた幻影の背後にある壺が埠頭前の旅館のお姉さんの近くにあるものであり、その後の視線の移動と背景から、女の子が立っているのは壺の近くの塀沿いの屋台付近と思わしきことである。


いずれにせよ、魈は埠頭を南東から北西に向けて歩いていることになり、璃月港北の橋に向かっていると思われる。

しかし、直線距離的には不卜廬から橋に向かって飛ぶほうがはるかに近い。このルートを通るには、不卜廬から道なりに動く必要があり、かなり憔悴していることがうかがえる。


●メモ

  • 魈が動画冒頭で話している難しい話を書き起こしてくださった方のツイート
  • 女の子が差し出そうとしていた食べ物は、酒醸という中国甘酒に白玉を入れたデザート。日本の米麹甘酒がアルコール度数0に対して、酒醸は1%ほどあるようだが、時期的に熱い(=アルコールが飛んでいる)ものを供されたはずである。
  • 魈は休むために旅館内に向かって歩いている。小ネタ/望舒旅館であげたてっぺんの小部屋に向かっているのなら、ウェンティの近くは通らないように動いている。上に向かうにせよ旅館内部に入るにせよ、(構図の都合上)かなり近づいているのだが。



関係性まとめ

プロフィール

荻花洲の笛の音に纏わる想いは魈の好感度とともに少しずつ明らかになっていく。

これは、魈の心の柔らかい部分と密接に結びついているからかもしれない。

好感度該当エピソード内容
Lv1興味のあること荻花洲のこと
Lv3神の目について・欲望欲望(願い)はないこと
Lv4プロフ『空遊餓鬼布施法』夜叉は美しい音楽を好むという情報
Lv4ウェンティについてウェンティの奏でる曲に何かを感じる反応
Lv5神の目について・理由欲望(願い)はあるが叶わなくなるから教えないこと
Lv6最終キャラスト荒れ果てた荻花洲での出来事
Lv10名刺荻花洲の笛の音に想う願い
冒険ランク該当エピソード内容
40伝説任務ストーリームービー笛の音の正体

補完

ストーリーPV魈を酒に誘うウェンティ
第三回海灯祭イベント二人に交流があること、今でも彼の曲に助けられていること、魈が風神をどう思っているか、など

なお、未だにウェンティが魈について語る直接的なセリフはない。




プロフィール

名前ウェンティ
一人称ボク
所属璃月仙人モンド城
身分護法夜叉吟遊詩人/風神
本来の姿※1仙獣(おそらく鳥)小さな精霊
元素
命ノ星座金翼鵬王座歌仙座
誕生日4月17日6月16日
推定最低年齢※22,0002,600
言動※3殺戮は己の専門分野であり「道具」のように扱えと言うリンゴと賑やかな雰囲気が好き。掴み所がない
相手の呼び名※4??
好きな食べ物杏仁豆腐りんご
オリジナル料理「夢」真・風神のヒュッツポット
上記テキスト彼の「夢」は、ただ良い夢を見たいだけ一見手抜きだがゆっくり食べると「些細な転機と希望の風」の味がする
嫌いな食べ物手間のかかるものチーズとベタベタしたもの
CV松岡禎丞村瀬歩
よく使われる絵文字👹(鬼)たまに🦋(蝶)🍃(風)

  • ※1:本来の姿
    • 魈は公式で公開されているキャラコンセプトより。仙獣は確定。金翅鳥が主モチーフの一つであり命ノ星座でもあること、名の一つである金鵬の「鵬」も鳥であることから、おそらく正体は鳥。金翅鳥は毒龍を毎日喰らい続け、最後は毒に耐え切れず琉璃の心を残して死ぬとされる。
    • ウェンティの正体はキャラストより。風の中に流れる微小な精霊で「小さな転機と希望をもたらす風」。ウェンティメインのOST selectionでも「長閑な希望の風」というタイトルがつけられており、オリジナル料理からも希望の味がする。

  • ※2:魈は2000歳以上ということしか明言されておらず、ウェンティは定義不明。
    • 魈はいずこかの時点で魔神に隷属、魔神戦争の最中に岩神の配下になった。戦中、帰終が死んだ時にはすでに仙衆夜叉として活動していた(海灯祭3ムービー)。魔神戦争は3700~3000年の間のどこかで始まり、2000年前に終結した。
    • ウェンティは元々風の精霊であり、新生モンドが誕生した2600年前に今の人間の姿になった。それ以前の精霊としての発生時期や自我の状態などは不明。

  • ※3:魈の言動はボイスより。ウェンティはキャラスト1とセシリアの花のフレーバーテキストより。

  • ※4:他に普通の人間達がおり、ウェンティは神としての正体を隠した状況だったため、魈は「吟遊詩人」で茶を濁している。気を使われた凡人は、相手が降魔大聖だろうが尊称なしで「魈」のため、普段から「魈」呼びと思われる。



小ネタ

※はじめに※

●のついた項目は事実あるいはそれに基づいた幻覚であり、

○のついた項目は幻覚に幻覚を重ね可能性という名の幻覚を追い求めたものである。

pixiv百科事典には「「中立的な観点」や「意見ではなく事実を記せ」」といった規約がなく全体的にゆるく、そもそもこの記事自体がBLカップリングについてのものであることから作成。

初期加筆編集の時点で日本語の作品数が少なかったこともあり、読み物ネタの延長としてかなり細かく記載しているが、そもそもウェンティの行動に謎が多いうえ魈もほとんど語らないためはっきりしない部分が多く、解釈の幅は広い

創作のネタ程度にどうぞ。


●キャラクター

  • 魈は風の神の目に対して風の神にまつわる想いを抱いている。
  • 魈の神の目は左手首にあり、すぐに目に入る位置である。実は手首につけている者は少ない。というか、ver3.4時点で魈しかいない。(そんなことってある?)
  • 魈のキャラスト3には「2000年を超えた命にとって、全ては瞬く間に消えてしまうものなのである。」と書かれている。しかし彼は数百年前の笛の音を心の奥にしまっている。
  • それぞれの突破素材であるセシリアと清心は、その見た目も生息域も似ている。
  • 風の突破素材である自由のターコイズには「風向きは変わるもの。」「いつか、光射す方ヘと吹いてくる。」「これからは、ボクの祝福と共に、もっと自由に生きていこう。」と書かれている。
  • 風の翼使用時のボイスは掛け声で終わるキャラが多く、風キャラでも専用ボイスがない者がいる中で、魈は「風よ…」と呼びかける。
  • 魈は待機モーションで緑の光(精霊?)に触れようとする。緑は風の色である。

●イベント

  • '21年末に公式Twitterにてランダムおみくじが公開された。全6キャラのうちの一人が魈であり、上記モーションのイラストとともに「この望みが成就することを、我は願う…」との言葉が添えられている。他のキャラクターのセリフをふまえると、おみくじに添えられた言葉はキャラクター自身の願いである。他は具体的な文言であるのに対して、魈は「この願い」と内容を伏している。惜しむらくは触れようとしている光の色が緑ではないことか。
  • ver2.6で塵歌壺内でキャラクターに料理を食べてもらうイベントが開催され、二人とも杏仁豆腐とチ虎魚焼きが好物であることが確認された。その他の好みはURL参照。
  • 第一回音ゲーイベントは、各地を巡りそこに残された思いと共に曲を奏でるものだったのだが、望舒旅館でのパイモンのセリフがやたらと説明的だった。いわずもがな望舒旅館からは荻花洲(も)一望できる。
    • 「うっひょーー望舒旅館から見る璃月の景色は、本当に最高だな!どんなに悲しい気持ちでも、毎日ここにいることができれば、きっと元気になれるな。」

●海灯祭

  • この時期、リアル中華圏では春節という祝祭日がある。中華圏で最も重要視される祝祭日のため、原神でも璃月の祭りが固定化されておりストーリーにも春節の風習が垣間見える。
  • 魈は初回海灯祭に実装されたキャラクターであり、同時に風神との関係も明らかになった。そして、その二年後の第三回海灯祭にて、いくつかの関係が確定した(直前に公開されたPVは解釈の幅が広く確定とは言いがたかったため)。詳しくは、海灯祭の項目へ。

●ウェンティと仙人

  • ウェンティは過去璃月に何度も遊びに行っており、好奇心旺盛だった(鍾離キャラスト5)。仙人の一人であるピンばあやは風神を知っている様子(洞天調度品/モンド邸宅)。ウェンティと断定できないが、隠棲した仙人には洞天に隣国の音楽を持ち込む仲の良い客がいる(洞天調度品/華麗なる千の響き・飄揚)。これらのことから、おそらくウェンティは仙人達とも交流がある。
  • 洞天調度品/モンド邸宅のテキストにとある仙人の洞天を訪れる吟遊詩人についての記述がある。詳細は下記「洞天モンド邸宅フレーバーテキスト」へ。

●魈と仙人

  • 魈はかつて他の仙人達が開く茶席・酒席に何度か(強引に)参加させられていた。また仙人達は焼肉もたべるもよう。帰終が死んだ時に仙衆夜叉がいたということは、逆に言えば、帰終が生きている頃に魈も会っている可能性がある。なお、時系列的にウェンティは帰終と会ったことがない(戦中やそれ以前に精霊として隣国に行っていなければ)

●望舒旅館

  • 旅館のてっぺんには謎の小部屋?がある。望舒旅館が降魔大聖を支援するための施設ということもあり、海外ユーザーの間では魈のために用意された部屋ではないかと噂されている。
  • 図鑑/地理誌内の該当項目には「噂によると恋人と一緒に月を眺める最高の場所らしい」と書かれている。
  • 「望舒」と「月」については、下記の「ストーリームービーと「護法仙衆夜叉録」」の幻覚へ。

●その他

  • 旅人ボイスの「荻花洲について」によると、荻花洲の荻(テキ)で笛を作ることができるとのこと。ちなみに日本の荻(オギ)は茎の中身は空洞ではないようだ。参考:荻(個人の外部blog)。笛や紙など様々な用途に使われるのは葦(ヨシ)のもよう。

○魈ウェンよもやま

○神の目と欲望

神の目の話題をふると、大概のキャラクターは自身が神の目について思うことを話してくれる。

その中で半仙である煙緋は「「神の目」は強い願望により生まれる。」と断言している。事実、神の目の現出は人の願望に依るものだと雷神は語る。

生粋の仙人である魈もまた神の目が願望に基づくと知っており、すなわち欲望への問いかけと認識したと思われる。


ここで一つ疑問が生じる。

ストーリー「神の目」では、手に入れた瞬間についてこう書かれている。

  • その時のことについて、魈は既に忘れている。(中略)魈にとっては無尽の戦いの前奏に過ぎないのだ。

仮にウェンティの笛の音で救われたことが神の目の出現につながったとするなら、笛の音を忘れない彼が、それを忘れるだろうか。

無尽の戦いの前奏という表現から、夜叉として戦い出した頃かそれ以前と思われる。

もし、かつて神の目が現れた時の想いが今や身に染み付いた信念となったのならば、いちいち考えるものではなくなったのかもしれない。

で、あるのなら、風の神の笛の音への想いを風の神の目に託すようになった……と、考えることもできる。かもしれない。



○欲望と願い事

  • 「隠すつもりはないが、欲望を他人に教えるべきではない。人間も願い事を他人に教えたら叶わなくなるという習わしがあるじゃないか…ん?全然違う?」

ここで魈は欲望と願いを使い分けている。これは日本語テキストだけではなく、中国語と英語でも同様で、欲望と愿望、desireとwishに分けて書かれている。

広義では願いも欲望の一つではあるが、人間の習わしは正確に表現していることから、仙人である彼にとって個人の願望は欲の意味合いが強いのかもしれない。

世俗を離れた仙人にとって「欲」はあまりよくないものと思われる。

しかし、それでもそれは彼にとって叶えたいものである。


ちなみにwishは手に入れられる可能性が低いものに対して、desireは欲しくて仕方がないことに対して使う。

英語魈は名刺でもHe longs for(切望)しているため、心に秘めた想いは強い。

なお、longは名詞形になると、手に入らない物や人などに対する切望を意味し、しばしば恋しさやあこがれといった強い感情をともなう、らしい。



○荻花洲の出来事はいつか

正確なところは判明していない。

荻花洲が荒れ果てた時期を魈は数百年前と言っている。しかし、その前に数年前といったことから彼の時間感覚は曖昧で確実なものとは言い難い。

また、「数百」は人によって想像する年数が異なる。これは日本に限らないようで、魈(ライター)がどのあたりを示唆したかは不明。

最もありえるのが、カーンルイアの惨劇による余波であり、この時期はウェンティもドゥリンとの戦いで目覚めているため辻褄は合う。しかし、ことがことなだけに時間の印象はもう少し正確になるのではないかということ、500年間毒血に侵されたままだったトワリンと最近まで活動していなかったバルバトス、ドゥリン襲来時に眠りより目覚めトワリンと共に戦っている風神とカーンルイアに行っていたはずの風神(魔神任務3章、ブエルのセリフより)など、時系列に疑問が残る。


以下にヒントになりそうでならない情報を記載。

  • 魔神任務間章2のムービーにて壊れゆく夜叉達が出てくるが、その中には戦場で血の涙を流し叫ぶ魈がいる。あれは失った仲間への嘆きだろうか、業障に負けかけた時だろうか。あれが雷夜叉(浮舎)の記憶であるならば、彼が出奔するより前、つまり500年より以前ということになる。ただし、魈のシルエットに首後ろのひらひらがないため、魔神に囚われていた時のものではないかとの推察もある。
  • 魈が荻花洲の守りを任じられたのは百余年ほど前(魔神任務間章2)。魈が敗走寸前に陥るほどの状況が百余年で落ち着き陸路の主要地になったというよりは、璃月全土が落ち着き主要地の守りについたとみるほうが自然だろうか?
  • 荻花洲については鍾離が魔神任務中に「魔神戦争で山が崩れ、陸が水没した」と語っている。魔神戦争は2000年前に終結しており、その後植生が琉璃百合から荻花に変わったと考えられること、キャラスト5内でも荻花の海が吹き飛ぶと表現されているため、この時点ではない。

○洞天モンド邸宅フレーバーテキスト

塵歌壺調度品/モンド邸宅のフレーバーテキストにはこのような一文がある。

  • ある日とある吟遊詩人が(ピン以外の)他の仙人の洞天に突然訪れた。彼が旅人と仲良くしていることを聞いたピンばあやは、念のためにこの邸宅を準備しておくようにと、マルに頼んだ。

問題の仙人は、現在凡人として生きている仙祖なのか、休むために壺ではなく望舒旅館に戻ってきた夜叉なのか、動物仙人達なのか、はたまた表に出てきていない仙人なのか不明。

二人が古い知己であることが判明したため、魈の可能性も高まった。

この文のポイントは『来訪』もさることながら、吟遊詩人が『突然』訪れたことにもある。

普通、洞天には『突然』来訪することはできない。

マルから「洞天通行証」(仲間を壺に配置できるようになるアイテム)を入手する際に以下のようなことを言われる。

ほとんどの仙人は自身の洞天を他者が入れないように封鎖しているが、「洞天通行証」を持つものはその洞天を行き来することができるようになる、と。

つまりこの吟遊詩人はその仙人から家の合鍵をもらっている。

もっともあれでも風神(あるいは風精霊)なので通行証がなくとも侵入できるかもしれないし、壺精霊の目からみて『突然(見たことがない人間を家主が連れてきた)』かもしれないし、家主が家に鍵をかけないタイプなのかもしれないし、その他の理由があるかもしれない。解釈の幅は広い。



●ストーリームービーと「護法仙衆夜叉録」

動画の説明にゲーム内バッグ/任務にある「護法仙衆夜叉録」の一部が引用されている。

  • 春の海灯祭の時期が訪れ、孤雲閣上空の光をみて、璃月の民はこう言う、「これは護法の夜叉様が魔獣を退治しているんだ」
  • 荻花洲の奥深くから笛の音が聞こえる人がいるが、入って探そうとすると、笛を吹く人が見当たらず、「これは夜叉様が古い友を故郷に呼び戻しているのだ」と言う。

ムービー内で語られている出来事は「護法仙衆夜叉録」に添ったものとなっている。

この本は、魈伝説任務内本人曰く「数百年前」に出版されたものであり、その内容から、浮舎(雷夜叉)は出奔済み。

浮舎がいなくなったのは500年に世界が暗黒に包まれた時より前の平和な時期(世界任務「夜叉の願い」)。

本の出版が浮舎が消えた時期なのか、カーンルイアの後なのか定かではない。

ただ、凡人が荻花洲に笛の音を探そうとしていることや「古い友を故郷に呼び戻している」と考えていることから、この笛の音は荻花が吹き飛ぶほどの激戦直後、つまりキャラスト5の時のものではないと思われる。


なお、この項最大の問題点は肝心の風神がいつどこで何をしているのかいまひとつわからないことである。


○笛の音の主が魈の場合

ベータ版では魈に笛を吹くモーションがあり、中国版アプリ広告にも採用されていることから、魈は笛が吹ける可能性がある。

ただし実装時点で削除されていることから、設定そのものが消えた可能性もあり(手持ち無沙汰に吹くタイプではないと判断されたのかもしれないが)。

  • 人々の噂通り魈が笛をふいている場合。英語版PVではラストの「孤雲閣の月明かりと荻花洲の笛吹だけとなった」の月光の部分が「moonlit nights」となっており、長年に渡る討伐を複数形で表していると思われる。
  • 魈が笛を吹ける場合の幻覚。
  1. 風神に関係なく、魔神に隷属する前の幼い頃や束の間の平和な時に学んでいた可能性。平和な時代を迎える前に死んだ心猿(岩夜叉)が様々な服を作っていた(海灯祭3より)ことから、戦闘だけの人生ではないもよう。この場合、わざわざ荻花洲で吹いているところに幻覚の余地あり。
  2. 魈とウェンティが昔からの知り合いということが確定したため、ウェンティが魈に笛を教えた可能性。
  3. 魈が笛を吹くようになったきっかけが、ウェンティの笛の音に救われたからという可能性。
  4. 前述の手隙の時に学んだ理由が、キャラスト5以前から風神の笛の音が好きだったからという可能性。

○笛の音の主がウェンティの場合

書籍が出版された時点で魈は最後の仙衆夜叉となっているため、カーンルイア以降長く妖魔退治に追われていたと思われる。その僅かな合間をぬって笛をふいていたとも、それ以前の平和な時期の話とも考えられるが、ここでは笛の正体がウェンティの可能性を考える。

  • 「護法仙衆夜叉録」と動画内容がリンクしているにも関わらず、あえてこの文章が動画に添えられている(UPが海灯祭の時期だから、とは言ってはいけない)。
  1. 動画の締めくくりは「彼の姿を覚えているものは孤雲閣の月明かりと荻花洲の笛吹だけとなった」であり、上記の書籍に呼応させている節がある。3行目の海灯祭時期の魔獣退治を「孤雲閣の月明かり」が指すのであれば、4行目の人々が噂する荻花洲の奥から聞こえる笛の音は「荻花洲の笛吹」を指す。かもしれない。
  2. Venti is Moon.(後述)

これらは、笛の主がウェンティだった場合魈とウェンティは会ったことがあるのでは?という幻覚をキめるものだった。

海灯祭3にて少なくともPV時点とVer3.4の時点に訪れていることが発覚。また、魈が「古い知人」と称する関係であり、魈の業障を抑えるために曲を奏でていることが判明。事実的にも、逆説的にも、ウェンティが笛の奏で手である可能性が補強されたことになる。


○月とウェンティ

海外では動画内の月とウェンティを重ねて解釈する傾向がある。

魈が業障に囚われ激痛とともに地に伏したのは夜であり、それを救う笛の音は闇を照らす光といえるだろう。当時ウェンティが笛を吹いたのは一度ではない可能性が高まったため、nightsと表現されていることとも一致した。

さらに月=ウェンティの可能性を追い求めると、以下の幻覚をキめることができる。

  • 風神のスタンスは表立って照らす太陽よりも、月に近い。
  • 魈チュートリアル動画にてダインスレイヴは「彼の犠牲を理解したものが彼のために暗き道を照らすのか」と語る。魈のプロフ5の「ならば、誰が魈を守ってあげるのだろうか?」もあてはまるが、自らをすり減らす魈についての一連の話の背景に流れる曲のタイトルは『失われた望み』であり、ウェンティの本性の「小さな転機と希望をもたらす風」(プロフ)とも合致したりする。
    • 魈のストーリーPVにて、ウェンティは疲弊した魈を月光と共に迎え入れており、そんな彼に魈は「休みたい」と告げる。いい「夢」は見れただろうか。
  • 魈のいる望舒旅館の「望舒」は「「月」が乗る馬車をひく御者の名前」である(wiki)。転じて月そのものを指す。ゲーム内図鑑/地理誌内の望舒旅館には「高車を眺める処」と書かれており、魈は時折ここで月光を浴びていることがわかる。また風神の治めるモンドは「Mondstadt(モンドシュタット)」であり、これはドイツ語で「月の街」を意味する。……現実的な話をすると、月はホヨワールドの重要地であり、テイワット各地に月の痕跡があるのだが、それはそれ、これはこれ。ちなみに原文の漢詩には鳳凰や風神も出てきてちょっと楽しい。

○ムービーの場所

正確な位置は判明していないようである。

数百年たっているので地形が変わった、イメージ映像のため具体的な場所はない、などの理由が考えられる。

水の周囲を陸地が囲んでいる、山の裾野に花、その後ろに木、そもそも映っているのが荻花洲の笛吹きということから、荻花洲説が有力。

月明かり(孤雲閣)に重きを置いた場合、裾野が砂地になると思われる。


より高画質のウェンティなし版は第一回海灯祭のティザーサイトで見ることができる。

ウェンティにまったく関係ないイベントなので彼が消されているのは当たり前なのだが、大切な思い出の場所すら年月とともに消えてしまった儚さを見出すこともできる。



海外の作品について

魈ウェン人口は圧倒的に国外に多いため、もっと見たい人は海外作品を探す必要がある。

事前準備として、スラッシュの概念を知らない固定派は、各言語詳細をよく読むことを推奨。(説明の都合上逆カプの名前有り)


漫画は右から読むものと左から読むものが混在している。

OCR(画像から文字を読み取る機能)を使うとテキスト化や翻訳が楽。

  • 【PC】Chrome:右クリックして「Googleで画像を検索」を選ぶ。自動的にGoogle Lenzが起動。
  • 【スマホ】Google Lenzやpapagoなどのアプリを使うことで保存した画像を翻訳することができる。スクショ時にも可。iOS15以降は翻訳機能がついている。

小説はGoogleDeepLの翻訳を駆使して読むと良い。おすすめはDeepLだが、Googleの方がいい味を出すこともある。

翻訳力はDeepL、手軽さはGoogle。

Googleは基本的な翻訳機能が弱い点、DeepLは長文を翻訳すると文の途中が抜ける場合があることとまれに意味が逆になってしまう点が難。

ちゃんと読みたければ段落ごとに訳し、だめなら一文、それでもだめなら文節……と細かく翻訳していくと精度が上がる。

サイトの閲覧だけならブラウザの自動翻訳やアドオンにまかせてしまうのが楽。



●英語圏

#xiaoven


いわゆるスラッシュ。×ではなく/を使って表記される。

AO3のよいところは、pixivよりも性癖タグが細分化されており、積極的につける傾向があるので、性癖に特化したものがみつかりやすいこと。

難点は、スラッシュではA×BもB×AもリバもまとめてABで扱う事が多いため、固定派は要注意なこと。

この二人のカップリングでは順番を問わずxiaoven、venti/xiaoが一般的。

左右の概念がまったくないわけではなく、日本と同様にABとBAを区別する人もおり、それなりに認知もされている。しかし、BAよりABのほうが語感が好きとの理由でABを使う人もいるなど日本よりもはるかにゆるい。

そのため、VenXiaoがウェン魈を示すことが多いのに対し、XiaoVenのみがついていてもウェン魈の場合がある。

成人向け作品において、Top=攻め、Bottom=受け、Switch=どちらもなので明記している作品は対処しやすいが、ない作品も多い。

連載中の作品の場合、最新話にあわせてタグを増やす傾向があり、成人向け作品でもR18展開に入った段階ではじめてtop/bottomを明示することがある。


Twitterでは海外の人がスラッシュ感覚で#魈ウェンタグを使っている場合がある。

逆に日本人が#xiaovenタグのみを使っているケースもある。


海外二次の歩き方(個人作成)】

AO3の使い方(個人作成)】

用語(個人作成)】


●中国語圏

#魈温

  • Lofter インターフェイスはblogやTumblrに近い

本家中国では日本と同じく攻め受けで表記が固定されている(と、中国人に聞いたことがあるが、筆者はLofter未登録のため未確認)。

ウェンティは簡体字では「温迪」と表記される。

Lofter個人のページや記事のアドレスを知っている場合、未登録でも閲覧可能。検索避けもされていないらしく、「Lofter 魈温」でグーグル検索すると一部をみることもできる。

しかし、記事についているタグからは作者の記事内の抽出しかできないようなので?、全てを網羅するには至らない。

魈温タグページに直接飛べば各作品が見れるかどうかは不明。(魈温タグのアドレスをご存知の方はお願いします)


Lofter登録方法と使い方(個人作成)】


●他

日本にもpixiv以外のサービスが多々あるように、国外にも上記以外のサービスが多数ある。さらにもっと読みたい場合は探してみるといいだろう。英語圏では他にも規模が大きいところがあるが、表紙にファンアートが無断転載されている節があるので割愛する。

ロシア語圏ではficbookが盛んな様子。 関連タグ:Сяо/Венти

こちらもおそらくスラッシュと似た傾向がある。

検索要項に「ペアリング内の文字の順序を考慮に入れる」があるが、あまり機能していないように感じられた(ロシア語がわからない個人の感想)。

  1. 検索ページを日本語化
  2. ファンダムにgenshinを入力し、出てきたものの中からもっとも数が多いものを選択
  3. ペアリングで Сяо を入れ、出てきたものの中から魈にあてはまりそうなものを選択。さらに Венти でも同様の事を行う。キャラ名の前にでてくるプルダウン(選択肢)は、キャラの属性のようなもの。これは英語にもあてはまり、「TOP ! Xiao」なら「攻め魈」、「Musician ! Venti」なら「(現パロ)ミュージシャンウェンティ」になる。

AO3同様に性癖が細分化しているので、検索結果で出てきた作品の中から好みのタグをコピーして上部の検索のラベル部分にぶちこもう。



関連タグ

原神 / 魈(原神) / ウェンティ(原神)

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