「坂柳を止めてよ。あんたならそれが出来るんじゃないの」
「また面倒なことに私を巻き込むつもり?あんたのお遊びに付き合うのはうんざりなんだけど」
※本記事はアニメ未公開シーンのネタバレが含まれます。
CV:佐倉綾音
プロフィール
所属 | 2年Aクラス |
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学力 | B-(62) |
身体能力 | B+(79) |
機転思考力 | C-(43) |
社会貢献性 | C+(57) |
総合 | B-(61) |
一人称 | 「私」 |
概要
高度育成高等学校の2年Aクラスに所属する女子生徒。坂柳派であり、身体に障害を抱える彼女の右腕として行動している。
手癖が悪く、入学直後の時期にコンビニで万引きしたところを坂柳に目撃され、脅される形で不本意ながらも坂柳派として協力を強いられている。
動向(ネタバレ注意)
- 1年生編5巻
神室はこの巻で初登場し、綾小路の前に姿を現した。
体育祭終了後、全学年対抗リレーの余波が冷めやらぬ中、綾小路はAクラスの女子に声を掛けられる。
綾小路のアンカーとしての走りに魅せられた女子からの告白かと思われたが、実際は坂柳の使いであり、綾小路を坂柳のいる特別棟まで案内しただけだった。
坂柳はその女子のことを「真澄さん」と呼んでいて、役目を終えたために帰した。
- 1年生編7巻*
- 1年生編7.5巻
- 1年生編9巻
神室はこの巻の表紙を飾った他、口絵・挿絵と全ての種類のイラストに登場する。
深夜、綾小路のもとにある人物から謎の電話が掛かってくる。
夜が明けた日の放課後、綾小路が学生寮に戻ると、「一之瀬帆波は犯罪者である」と印字された紙が1年生の全ポストに投函されていると騒動が起きていた。その間、神室はBクラスの女子たちの反応を観察していて、クラスメイトの葛城から鋭い視線を向けられる。
綾小路の部屋のある4階まで無言でついてきて、脅しのようなやり口で部屋に入ることに成功する。一之瀬が自身と同じ問題を抱えていると話し、坂柳にこき使われるようになった経緯と万引きの常習犯であることを明かした。そして、坂柳の一之瀬潰しを止めるように言う。
綾小路がその信憑性について長考していると、神室は購入に必要な学生証を綾小路の部屋に残したまま、缶ビールを万引きしてみせることでそれを証明した。
- 2年生編1巻
進級後初の特別試験。坂柳と1年生の交渉の仲介役として動く。
- 2年生編3巻
無人島サバイバル3日目。七瀬と一時別行動になった綾小路が歴史テストの課題に参加する際、橋本と一之瀬クラスの二宮唯とともに登場。締め切りに間に合わなかった二宮を諦め、橋本と2人で参加。70点で3位となった。
- 2年生編4.5巻
無人島サバイバルが終わり、船上で始まった夏休み。ある理由からセンチな気分になっていた天沢の元に坂柳が現れる。
天沢を尾行していた神室が坂柳の合図で姿を見せると、坂柳が1対1で話をするために距離を取らされる。話が終わった坂柳に対し、天沢の異質さを察したことからこれ以上関わりたくない旨を告げると、坂柳に許可を出されてその場を去っていった。
- 2年生編6巻
カラオケルームでの作戦会議に登場。坂柳から龍園クラスと堀北クラスの接触を聞かされるが、神室も橋本も初耳だった。
坂柳はAクラスのリーダーとして1年生の知り合いも増えてきたからだと説明した。
伏線
本文では明確に書かれていないが、今後重要な伏線となる部分がある。
- 神室が綾小路とまともな会話を初めてしたのは1年生編5巻における体育祭である
- 一之瀬の万引きの過去を示唆する紙の投函で騒然となっていたとき、葛城は神室に対して鋭い視線を向けていた
- 一之瀬の万引きの過去を示唆する紙が投函された日と綾小路の携帯にある人物から電話が掛かってきた日(午前1時頃)は同じである
- 坂柳は天沢の尾行を神室以外のクラスメイトに任せた
人間関係
入学早々に弱みを握られたことで、仕方なくこき使われているが、神室本人は今すぐにでも解放されたいと願っている。足の不自由な坂柳の代わりとして足を使って情報を集めたり、人を呼び出したりすることが多い。
坂柳の高度育成高等学校における友達第一号であり、純粋に好かれているものの、時々悪癖をからかわれる。基本的に「神室さん」と呼ばれているが、親しみを込めているのか「真澄さん」と下の名前で呼ばれることも多い。
坂柳の駒として共に付き従っているメンバーのうちの1人。神室と同様に足を使った情報収集が多い。
橋本から気に入られ、「真澄ちゃん」呼びで度々アピールを受けているが、それらはスルーしている。
坂柳の駒として共に付き従っているメンバーのうちの1人。
坂柳を介して接点を持つ。一見取るに取らない綾小路に坂柳が熱中している様子からただ者ではないと感じている。
ある思惑から一之瀬の過去を綾小路に伝えた。
坂柳の指示で尾行した相手。なんとなくヤバい奴だと察していて、正直関わりを持ちたくない。