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「どこが勝ちあがっても、最終的にAクラスにいればいい。難しいようで簡単な話さ」


プロフィール編集

学籍番号S01T004690
誕生日4月24日(牡羊座)
所属1年Aクラス→2年Aクラス
学力B(74)
身体能力B+(79)
機転思考力B(68)
社会貢献性B-(65)
総合B(72)
一人称「俺」
CV阿座上洋平

概要編集

高度育成高等学校に在籍する1年Aクラスの坂柳派の男子生徒。坂柳の側近の一人。

坂柳の手足となって活動しており、他クラスとも繋がりを持っている。おちゃらけたように見えて、集団に溶け込むことが得意。


人物編集

総合的に高い能力を持ち、機転が利くことからどのような状況でも上手く立ち回ることが出来る。また一見軽薄にも見える軽い性格もあって、社交的で集団に溶け込むのが得意。


だが、その内面は神室から「マイナス思考」と言われるほど、慎重で猜疑心が強く、常に最悪の事態を想定して行動しており、最終的に自分が勝ち上がってれば良い、という考えから坂柳に対しても実際は面従腹背である。


そのため、自分が勝ち上がることに対しての準備に余念がなく、全クラスと繋がり確実なAクラス行きの切符を手にしようと画策している。その目的の為に龍園神崎綾小路など他クラスの生徒とも繋がりを持っている。一応、坂柳も橋本のそのような行動を重々承知だが、実害がなければ黙認している。


実力編集

学力、身体能力共にAクラス内でも上位である為、総合力では学年トップクラスと非常に優秀な成績を収めている。


諜報活動が得意で、人脈を駆使して情報を得るスタイルは櫛田の特技に似ている。ただ彼の場合は、自分にとって有益な人物のみに接触する為、どちらかと言えば綾小路のような処世術を行う。自分のクラスの情報も条件次第では平気で交渉材料として使う為、龍園神崎から利用価値があると思われている。


コミュニケーション能力も極めて高く、作中では同じクラスの元土肥から本命チョコを貰ったりと女子からの人気も高い。ルックスを活かして、相手の女子を口説き落として情報を得るなど一種のハニートラップのような真似も平然と行う食わせ者である。


混合合宿では即席のチームでもリーダーシップを発揮したり、喧嘩もそれなりに出来る。その上、坂柳からはクラスで一番チェスの才能があると評価されているなど、バランス面に関しては間違いなくAクラスに選ばれるべくして選ばれた優秀な生徒である。


動向編集

Aクラスが葛城派と坂柳派に分裂して反目し合っていた入学当初から坂柳の実力は、葛城より上と見定めて坂柳派に属している。


初登場は5巻の体育祭編からだが、アニメでは3巻部分の内容に相当する無人島編から登場している。


3巻では登場こそしていないものの、坂柳の命令を受けて暗躍。無人島試験では、指揮を執る葛城に大人しく従っているように見せて、裏では欠席した坂柳の命令を受けて、Aクラスのリーダー情報を龍園に密告し、Aクラス敗北の原因となる。原作では後の8巻で明らかになる内容で、2017年に放送されたアニメ版の方が原作よりも早く龍園との繋がりが描写されている。


事前に葛城と龍園の間で無人島試験での勝利と引き換えに、多額のプライベートポイントを龍園に譲渡する契約を結んでいたことから、葛城は無人島試験の敗北でクラスメイトからの信頼を失い、坂柳派優勢の流れとなっていく。また橋本自身はこの一件を機に龍園と繋がりをもつ。


7巻では、龍園がDクラスの黒幕探しの過程で高円寺に絡んでいる際に坂柳と共に登場。龍園が坂柳を蹴り飛ばそうとした際に割って入り、坂柳を守った。堀北から龍園の問題行動を指摘された際にも「自分が転んだだけ」と言い訳している。


8巻の混合合宿では、綾小路と同じグループになり、当初は綾小路のことを意識していなかった。合宿の夜中に龍園を呼び出し、彼がリーダーを降りた経緯を聞き出そうとするが、堀北学南雲の密会現場に遭遇。その場で南雲から堀北学が最も評価している1年生が綾小路だということを聞き、「綾小路がDクラス躍進の影の立役者なのではないか?」という疑念を抱き、以後、綾小路の監視を始める。


9巻では、坂柳の命を受けて一之瀬の誹謗中傷を学内に流す。また橋本は独自に綾小路を尾行し、軽井沢と密会している現場を目撃し両者に接触する。軽井沢に告白まがいの言動を取って綾小路に揺さぶりを掛けるも、彼があまりにも意に返さなかった態度を取った為、軽井沢に関しては速攻興味を失っている。この際に綾小路と連絡先を交換している。


また一之瀬の件だけではなく、他のクラスの生徒も匿名の誹謗中傷に遭った際にも、真っ先に犯人と疑われており、神崎石崎たちと一悶着起こしている。


10巻のクラス内投票では、綾小路を狙う坂柳に対し、彼と繋がりのある軽井沢を山内のいるグループに引き入れない方が良いとアドバイスしている。


11巻の選抜種目試験では、最終戦のチェスゲームで堀北と対戦。堀北との戦いでは劣勢に陥るも、後半はそれぞれ坂柳と綾小路の代理となって、司令塔同士の死闘を間近で目撃する。


11.5巻では龍園の卑怯な策により選抜種目試験に敗れ、憤る神崎の依頼を受けて、龍園を呼び出す。その対価として神崎に対して、Bクラスへのコネクションを独自に形成している。


2年生編(ネタバレ注意)編集

2巻では無人島サバイバル前の準備段階において、坂柳と一之瀬が同盟を組んだ為、『増員』のカードを網倉からトレードしている。3巻の試験本番では同じクラスの神室とグループを組んでいる。


6巻の体育祭では、ひたすら自クラスと龍園クラスの揉め事の対処に追われている。またこの時に坂柳が試験を放置して欠席した為、後の橋本から彼女への不信感に繋がっている。


7巻の文化祭では、綾小路たちがメイド喫茶の出店場所を探している際に、堀北クラスの女子たちに接触し、無理矢理探りを入れるような真似を見せている。橋本と前園はここで初対面となっており、後の重要な展開に繋がっている。


8巻の修学旅行では、高円寺と同じグループになってしまったため、振り回されて疲労困憊となっていた。


9巻では、協力型総合筆記テスト前に堀北クラスがBクラスまで追い上げている事や、龍園が執拗に一之瀬クラスに妨害工作を打っているのに比べ、坂柳が特に試験の対策を取っていない事を遠回しに批判している。


9.5巻では、一向に尻尾を出さない綾小路にしびれを切らして、ある人物と交際を開始。その人物から情報を得る形で満場一致特別試験の顛末を知って、綾小路が坂柳以上の実力者であるとついに確信。神室や鬼頭椎名ひよりを交える形で綾小路に接触し、Aクラスに勧誘する。


10巻の生存と脱落の特別試験では、ついに彼にとって大きな転機を迎えることになる。


11巻の交流会では綾小路や鬼龍院と同じグループに所属する。森下からは終始、先の試験における裏切り者扱いを受けている(実際そうではあるのだが)。

坂柳と龍園が無人島で交わした契約について知っている唯一の人物で、綾小路の動き次第で、どちらのクラスに味方をするか判断しているかを交流会前に綾小路に明かしており、坂柳を裏切って龍園のクラスに移動する旨を伝えた。


人間関係編集

坂柳有栖

自クラスのリーダー。表向きは側近として付き従っているが、両者の信頼関係は皆無で、坂柳が落ち目になれば、裏切るつもりでいる。


神室真澄鬼頭隼

クラスメイト。坂柳の側近として4人で行動することが多い。神室のことは「真澄ちゃん」と馴れ馴れしく呼んではいるものの、ただのキャラ付けであり、実際は何とも思ってない。


龍園翔

他クラスのリーダー。裏切り行為を嫌悪せず、勝ち上がるためならどんな手段でも選ばないという点では坂柳よりも気が合っており、利害が一致すれば結託することも多い。


前園

交際相手。恋愛感情はなく、堀北クラスの内情を探るために利用しているに過ぎない。


綾小路清隆

1年次の混合合宿を機に繋がりを持つようになり、堀北クラスの黒幕ではないかと疑っている。


関連タグ編集

ようこそ実力至上主義の教室へ

坂柳有栖 神室真澄 鬼頭隼


類似しているキャラクター編集

スクラッチメン・アプー‥‥所属する勢力をコロコロ変えて巧妙な立ち回りを見せるキャラクター繋がり。彼も勝ち馬だと思う勢力に身を委ねる性格で、自分の陣営が負けそうだと判断すれば寝返ってちゃっかり生き残るなど、清々しい程の尻軽でもある。

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