「綾小路清隆は、やはり相応の脅威となりそうです-私の分析では」
プロフィール
所属 | 1年Aクラス→2年Aクラス |
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学力 | B+ |
身体能力 | C+ |
機転思考力 | B+ |
社会貢献性 | B |
総合 | B |
一人称 | 「私」 |
概要
高度育成高等学校の1年Aクラス(坂柳クラス)に所属する女子生徒。
リーダーである坂柳有栖の独裁体制で、没個性的と言われるAクラス内では変わり者で、人の名前をフルネームで呼ぶ癖がある。また口調は丁寧だが、相手の事情をあまり考慮せずに自己都合で話を進めたり、歯に衣着せぬ発言や毒舌を吐くこともあるなど、親しい友人はおらず、クラス内では浮いている。
今まで表に出てこなかった理由について、森下自身は坂柳の独裁体制でAクラスが順調だったため、自身が動く必要がなかったから、と語っている。
身体能力は平均的ながら、学力が高い。しかし特筆すべきは独特の直感、洞察力や駆け引きといった部分で、綾小路清隆は「高円寺系統の人間」と評している。
動向(ネタバレ注意)
初登場は2年生編9.5巻の冬休みで、Aクラスに迫る勢いを見せるBクラス(堀北クラス)の躍進を受けて、独自に調査を開始。Bクラスの主要人物に接触する中で綾小路とも接触する。その際には一緒にいた軽井沢恵の内面を推察するなど、その洞察力に綾小路も一目を置く。
10巻の生存と脱落の特別試験では、クラスに裏切り者がいることを告げる。
11巻では、その独特の直感から裏切り者は橋本正義だと断定しており、独自に橋本を監視している。その後、綾小路、橋本、森下、山村美紀の4人でコンビニで買い物をしていた時に鬼龍院楓花と会ったことがきっかけで、交流合宿では鬼龍院によって4人は同じグループに配属される(旧知のメンバーの方が綾小路もやりやすいであろうという鬼龍院の配慮)。
合宿中には、綾小路を誘い出して、橋本に味方することがないことを確認するなど、強かな一面を見せた。
人間関係
自クラスのリーダー。しかし他のクラスメイトと違って坂柳に妄信的に従っている訳ではない。
クラスメイト。生存と脱落の特別試験後は、本人を前にしても堂々と「裏切り者」と呼び、監視している。
警戒する他クラスの生徒。当初は警戒するBクラスの主要人物の一人という印象であったが、独自の調査と綾小路と会話する内にその警戒度を大いに高めている。
また、綾小路の方は森下の毒舌のようなことを橋本に言うなど、多少なりともその独特の性格の影響を受けていることを感じている。