龍園クラス
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りゅうえんくらす
「龍園クラス」は、衣笠彰梧による小説『ようこそ実力至上主義の教室へ』に登場する、東京都高度育成高等学校のクラス。学年4クラスのうちの1つで、入学時における1年Cクラスにあたる。
入学時点ではCクラスで同校のシステム上、筆記テストよりも面接、個人的な面が大きく左右される。入学時の生徒の振り分けは能力が優秀な生徒からAクラスとなり、下位のクラスになるほどレベルが低くなる。
1年次の4月に40人でスタートしたが、1年次で1名が退学したが、2年次の1学期に1名を他クラスより引き抜いたため、2年次3学期時点でクラス人数は定員の40人。
リーダーの龍園が信頼ではなく、恐怖による統率がされているのが特徴で、入学早々に彼の独裁体制を確立している。彼が目的や手段を選ばない方法を取るため、クラスメイトからも恐怖されているが、一方でその能力を認められていることもあって、入学当初は一之瀬のクラスに次いで統率が取れているクラスであった。
生徒達の能力面は、Dクラス(堀北クラス)に負けず劣らず、問題児が多い。龍園を筆頭とした粗暴な生徒、協調性に欠ける生徒も多いが、それを龍園が力ずくで支配しているため、当初はDクラスのように問題が噴出することはなかった。
学力では上位の坂柳クラス、一之瀬クラスに大きく劣り、学習意欲も高くないことから、後に堀北鈴音らの導きにより改善してきたDクラスにも抜かれ、学年では最下位になっている。
その為、学力の試験では伊吹澪や山田アルベルト、石崎大地などの武闘派生徒を使って、正攻法よりも妨害を主とした奇策で他クラスを出し抜く、ハイリスクハイリターンな戦略を好む。
クラスの参謀ポジションにいる金田悟や椎名ひよりなど学力の高い生徒はいるが、他クラスと比べても少なく、龍園も学力の改善は半ば諦めていたが、2年次にある人物を引き抜いたことで、その人物が参謀として学力面の改善も図っている。
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