「Bad boy!」
プロフィール
学籍番号 | S01T004708 |
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誕生日 | 1月16日(山羊座) |
所属 | 1年Cクラス→2年Cクラス |
学力 | C(48) |
身体能力 | A(90) |
機転思考力 | C(55) |
社会貢献性 | C(51) |
総合 | B-(62) |
CV | Ricky |
概要
高度育成高等学校に在籍する1年Cクラスの男子生徒。
高校生離れした体躯を持つ日本人と黒人のハーフ。英語が堪能で授業態度も真面目だが、国語と数学をとても苦手としている。喧嘩の実力は龍園よりも上で、伊吹が見てる範囲でも3戦中3勝している。
クラスリーダーの龍園のボディーガード的存在として、失態を犯した生徒や龍園に歯向かう生徒に対して暴力による制裁・折檻を行う。ただし本人自身は争いごとが嫌いで、龍園の指示以外で暴力をふるうことはない。
イラストレーターのトモセシュンサクによると、当初のキャラデザはアフロだったという。
人物
口数は少なく普段は無口だが、興奮すると英語で熱く語りだすこともあるらしい。
学年でも屈指の図体の割に、争いごとが苦手で必要以上の暴力は振るわない主義。しかし、龍園の指示次第では卑劣な行いに躊躇いは無く、私情を抜きにして主に彼の強力な配下として動くことが多い。
一方で石崎が綾小路に腕を抑えられた際には、龍園の指示が飛ぶよりも早く綾小路の制圧に動くなど、冷静に状況を分析する洞察力も併せ持つ。綾小路への攻撃も彼が受け身を取れるように手心を加えていたりと、敵に対してもそれなりに気遣える模様。
2年生編では国旗マニアという意外な一面を見せ、部屋中には色々な国の国旗が飾られている。
実力
彼を語る上で欠かせないのは持ち前の喧嘩の強さである。純粋な日本人にはない恵まれた体格に加え、鍛えられた肉体・技量を有しており、綾小路や高円寺のような一部の例外を除けば、喧嘩に関しては基本的に学年で無敵と言える。
スポーツにおける純粋な身体能力に関してもOAA評価A+の須藤に僅かに劣るかほぼ互角に迫るレベルで、クラス内において身体能力で彼の右に出る者は存在しない。
想定として、学年末試験でBクラスを相手に勝ち抜き戦で柔道を行った際、アルベルト1人でこと足りると龍園から評されており、実際に彼と対峙した綾小路や宝泉からは龍園よりもずっと強いと考えられている。
動向
アニメでは1期からの登場だが、原作では坂柳と同様に5巻からの登場である。
入学当初は石崎と共に龍園に反抗しており、伊吹の見てないところでも喧嘩を繰り返していたらしいが、最終的には龍園の軍門に降った。それからは龍園を心酔するようになり、彼の指示のもとで行動するようになる。
7巻ではDクラスの黒幕と繋がりのある軽井沢を屋上に閉じ込める為に、関係者以外を立ち入れないように門番として屋上への扉と階段を守っている。
しかし、軽井沢を助ける為にやって来た綾小路を迎え入れ、龍園の指示で扉を閉めて4人がかりで綾小路を攻撃するも、あっという間に彼に全滅させられてしまう。
その後、屋上の一件で責任を取ろうとする龍園を石崎と共に引き留め、学校に留まらせるもリーダーを降りた彼には納得できていない。
混合合宿では石崎と共に綾小路と同じグループになる。その際に成り行きで綾小路と共に料理する事になり、彼と目で会話している。温泉では男子のくだらない競争に付き合わされ、綾小路と高円寺に続き1年生で暫定3位という結果に終わった。
3学期では多くのクラスの誹謗中傷を流したと思われているAクラスを相手に、石崎と共に橋本たちに詰め寄ったりしている。クラス内投票の際も石崎と同様に龍園は残るべきだと考えており、龍園を助ける為に伊吹の方針に従った。
2年生編(ネタバレ注意)
2巻ではひよりと共に綾小路を拘束し、無人島サバイバルにおけるグループ作りで彼を勧誘している。
4巻の無人島では腕時計を壊してGPSサーチに引っかからない状況を作って、宝泉の足止めに尽力する龍園に、石崎と共に加勢し3人がかりで勝利している。
6巻では石崎と共に軽井沢と再会しており、石崎が過去のことを謝罪していない状態で軽井沢に馴れ馴れしく話しかけに行った際にも肩を押さえて止めていたりと、紳士的な一面を見せた。
文化祭では石崎と共にプロテインとクエン酸のジュースを売り物として出店し、偶然やって来た綾小路と軽井沢に売りつけている。
ちなみにプロテインで勝手に筋肉を付けられる事を嫌がった軽井沢に対し心配ないと英語で促しているが、地味に彼が「Yes」や「Hey」以外でまともにセリフを発したのは初登場してから初めての出来事である。
人間関係
当初は石崎と共に彼のやり方に反感を抱いていたが、後に彼をクラスのリーダーとして認め心酔するようになる。
龍園に認められてきた石崎を認め、最近はよく遊んでいるらしい。石崎曰く親友で、彼の日本語はちゃんと通じている事からコミュニケーションは取れているらしい。
石崎曰く強く気に入ってるらしく、彼のことになると英語で熱く語り出すらしい。綾小路と戦ったことで極めて強いファイターだと認めた上で、正面から再びぶつかり合うことを夢見ている。
人気
その高校生らしからぬ図体と濃すぎるキャラクター性、独特の存在感から、ネット上ではネタキャラとして視聴者から大人気である。
また原作では寡黙なキャラということで喋るシーンも非常にレアだが、アニメでは原作よりも比較的台詞が多く、彼が映る度に、各動画サイトのコメントは毎回大きく盛り上がっている。
公式からもネタキャラの一人として認識されており、まさかのアニメ1期9話の次回予告を担当している。原作よりも遥かに喋っている事で読者からは非常に驚かれている。
伏線
ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編の公式サイトでキャラクター紹介で、アルベルトの台詞が「His fighting ability may be equal to or greater than Ayanokoji. He's a tremendous freshman.」となっている。
これを直訳すると「彼の戦闘能力は綾小路以上かもしれない。彼は凄まじい1年生だ」という台詞になる。
公式サイトのキャラクター達の台詞はこれから起こる出来事の場面を切り取った物が大半なので、アルベルトが綾小路以上の戦闘力と言わしめる程の1年生といずれ戦うことになるのはほぼ確定している。
加えて主語がHe(彼)である為、男キャラというのも確定しており、このアルベルトの台詞から読者の間では様々な予想や憶測が立てられている。
2年生編開始時点では候補者として挙げられるのは新キャラクターの宝泉、八神、宇都宮の内の誰かではないかと考察されていた。
しかし、2年生編11巻で、宝泉和臣に対しての発言であると判明した。
なお、その直後の龍園との会話により「宝泉の戦闘能力が綾小路以上かもしれない」というのは完全に撤回されている。