概要
『悪女』(わる)とは、1988年から1997年まで講談社の漫画雑誌『BE・LOVE』にて連載された漫画作品。作者は深見じゅん。全37巻。
これまでに2度、テレビドラマ化している。1992年に読売テレビ製作・石田ひかり主演で日本テレビ系列で放送、2022年にはキー局の日本テレビ製作により、今田美桜主演にて同局系列で放送された。
あらすじ
落ちこぼれ新入社員の田中麻理鈴(まりりん)は、近江物産のロビーで出会った男性に一目惚れ。名前も所属もわからない彼のイニシャルT・Oを手がかりにその男性社員を探し始める。そして彼を見つけるために人事課長になるべく、出世を決意するのだった。
登場人物
※キャストは(1992年/2022年)の順で記述
田中麻理鈴(たなか まりりん)
主人公。父親が好きだったマリリン・モンローが名前の由来。三流大学を四流の成績で卒業し、一流商社である近江物産に三流のコネで入社した落ちこぼれのOL。落としたコンパクトを拾ってくれたT.Oさんに一目惚れし、会いたい気持ちをバネに様々な困難に立ち向かっていく。宴会芸とテーブルゲーム(特にオセロ)が大得意。
T.O
(演:XIU JIAN (修健)/向井理)
近江物産の社員。麻理鈴のコンパクトを拾ってくれた優しくてハンサムな男性。
峰岸雪(みねぎし ゆき)
資材管理室の先輩女性社員。新入社員の麻理鈴に色々と出世のコツを教える。
オセロおじさん
近江物産の上層階で一人、オセロをしていたおじさん。迷い込んできた麻理鈴と一試合し圧勝する。麻理鈴にオセロおじさんというあだ名をつけられるが、実は…。
テレビドラマ
1992年
1992年4月18日から6月27日まで、日本テレビ系列で毎週土曜に放送。登場人物は概ね原作通りだが、キャラクターの性格やストーリー展開は原作と異なる作りになっている。全11話。
2022年
『悪女(わる)〜働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?〜』のタイトルで、2022年4月13日から6月15日まで日本テレビ系「水曜ドラマ」枠で放送された。全10話。
関連動画
外部リンク
悪女(わる)〜働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?〜-日本テレビ
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