青銅
せいどう
銅と錫の合金。古代においてよく利用された。
概要
ブロンズとも呼ばれ、知られる限りでは現在から5000年前より製造されるようになったが、明確な配合は定まっていない。一般的に銅の割合が少なくなるほど銅色→金色→銀色となり、もろくなる。鉛や亜鉛等の別の金属を含むこともあり、一般的に銅合金の呼称に使われたりもする(例:アルミニウム青銅など)。
特性
この金属合金は銅や金のようにやわらかすぎず、混合物の銅よりも融点が低いため、道具を作成するためには当時使用できた金属の中でも優れたものであった。
また、腐食により、青色となる。
欠点としては、錫を入れすぎるともろくなること、硬さでは鉄にかなわないことが挙げられる。