CV:大塚明夫
概要
『BORUTO』に登場する謎の組織『殻』の幹部である「内陣(インナー)」の一人にして、研究開発技術部主任。
人物
白い口髭と黒縁の橙色のレンズのメガネが特徴で、タバコをよく吸うヘビースモーカー(放送コードの関係上アニメでは喫煙描写がカットされ、代わりに自室でコーヒーを淹れる習慣がある)。
「殻」の研究・技術開発を担当している。「殻」が有する驚異的な科学力を支えており、カワキや内陣の改造人間は全て彼の手によるもの。
その技術は木ノ葉の科学忍具班の主任であるカタスケですら度肝を抜かれた程である。
実はジゲンと共に「殻」を立ち上げた事実上のNo.2であり、「殻」の全てを知っていると言っても過言ではない人物。
表向きでジゲンには協力的な態度を見せていたが、実は裏でジゲンの暗殺を企てており、中盤で「機は熟した」と果心居士と共に反旗を翻して離反、その後は単身木ノ葉に亡命した。
目的
彼の望みは「亡くなった娘・アケビの完全蘇生」。
元々優れた科学者だったアマドは、死に至る病に侵された娘・三途アケビをクローンという形で新生させるプランを考案。アケビの記憶をデータ化、体細胞を培養して造ったクローンの身体に記憶を植え付ける形をとったが、生まれたのは「アケビの容姿と記憶を持つ別人」でしかなかったため頓挫する。
そんな中ジゲンに会い、彼に協力すれば娘の蘇生が叶うと信じ「殻」に加わったものの、ジゲンこと大筒木イッシキの目的がチャクラの実と引き換えに世界を滅ぼすものと知り、一転して「殻」を崩壊させるべく暗躍するようになった。
ただし、木ノ葉に身を寄せてからも望みを捨てておらず、カワキの「楔」に娘の記憶データを仕込んでいる。