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鰐淵シュウの編集履歴

2023-02-20 16:47:46 バージョン

鰐淵シュウ

わにぶちしゅう

鰐淵シュウは、コミカライズ『勇者王ガオガイガー外伝-エヴォリュダーGUY-』登場人物のひとり。

概要

 『国際犯罪組織 バイオネット』に所属する『メタルサイボーグ』のプロトタイプ。

 カリブ海の洋上で『GGG機動部隊』所有の『高速移動母艦ヤサカニ』を、『ハイブリッドヒューマン』残存兵士群を囮に強襲させ、『新型ガオーマシン』起動実験に同行していた『卯都木命』を奪取。彼女やの事を認知しており、決着に拘る。


 その正体は凱や命と同じ『カモメ第一高校』の元卒業生で、彼らとは同級生且つ凱のスポーツに関するライバル関係にある。


 だが、実力に於いては文武両道共、常に二番手に甘んじ、そこから凱を異常なまでに敵視。己の尊厳を賭けて直接決闘を望むものの、当人は既に宇宙船『スピリット号』の宇宙飛行士としての任務を帯びていた。任務から帰還後、改めての決闘を約束するも、『ギャレオリア彗星』の観測中に出現した『EI-01』との接触事故で、凱が死亡した事をニュースを知り、不戦勝で得た勝利に疑問を抱く。

 後にサイボーグとして蘇った事実を知るや、『バイオネット』のエージェント『ギムレット』にメールで接触。『ゾンダーメタル』のデータを基にした『メタルサイボーグ』の被験者として志願。次々と被験者が機械の不具合や失敗により寿命で尽きるものの、執念でサイボーグの肉体を維持し続け、凱と互角に渡り合える能力を獲得し戦いに挑んだ。

※下記も参照。


 しかし、『メタルサイボーグ』の試作体だけに、寿命が僅かだと知りながら運命を乗り越えようとする。その意気込みも鬼気迫るもので、一度は『ガオファー』を奪い、自ら『新型ガオーマシン』との『ファイナルフュージョン』を行うが、制御の困難を極めるばかりか、『Gパワー』に晒され、エネルギー負荷で肉体を大きく損傷させ、そのまま撤退する。


 修復後は、『香港』で『ガオファー』を使い、偵察中の『ボルフォッグ』を中破。

 他の勇者ロボたちも行動不能にさせた後、改めて『ファイナルフュージョン』を敢行する。

 しかし、未完成かつ不安定なサイボーグボディの彼にとって、『F.F』は正に生き地獄であった。さらにアルエットにより、凱にコクピット内部へ直接乗り込まれてしまう。

 反撃するも、凱本人が自分とかつて交わした決闘の約束を覚えていたのを知り、動揺。しかし、2度も『Gパワー』に晒され続けた事が原因で、エネルギー負荷によりサイボーグボディが完全に崩壊し、果てる。

 凱の「人を超越した力を得ても、生きて互いに競い会える勇者」として乗り越えられる希望に満ちた説得が、彼の固執した猛執を『浄解』させたのだと思われる。


 凱はこの直後に、ファイナルフュージョンのコントロールを奪還。ガオファイガーの合体を成功させ、ギムレットへと怒りの一撃を放つのだった。


メタルサイボーグとしての特徴

そのボディは、ワイヤー状のパーツで構成されている。それらを自在に変形させ、展開・収束・硬化させるなどして攻撃手段として用いるのみならず、分離も可能。

刃物状にして切り付けるのみならず、触手のようにして拘束したり、長く伸ばして目標を刺突、移動・登攀用のロープとして用いるなど、様々な使用が可能になっている。


他のマシンに『強制リンク』し、乗っ取る機能を有する。

ヤサカニ襲撃時には、ヤサカニの管制システムを強制的に遮断、自身の指揮下に置いた。

また、ガイがフュージョンしていたガオファーを乗っ取り、自身の制御下に置く事にも成功している。後には、プロテクトを解除した新型ガオーマシン三機も自身の制御下に。

ガオファーに関しては、ガイと同様にフュージョンする事も可能。以後、ガオファーの力を用い、香港でボルフォッグと対戦し勝利している。

ただし、ファイナルフュージョン時のエネルギーには耐えられない(上記参照)。

このボディの能力を用いて、エヴォリューダー・ガイと死闘を繰り広げ、一度は完全にガイを圧倒した。


そのボディの原形は、ゾンダーメタル。

かつて出現したゾンダーメタルプラントから、秘密裏にサンプルを奪取、そこからデータを得て製造された。

いわば『疑似ゾンダー』『人類がコピーしたゾンダー』であり、ゾンダーメタルを植え付けられたゾンダー人間の機能(他マシンへの強制リンク及び融合・制御)を、バイオネットが人工的に再現した存在と言える。

シュウ自身も自分のこの力を、(ガイが手に入れた『Gの力』に対する)自分が手に入れた『Zの力』と呼んでいる。


凱やルネなど、Gストーン搭載のメタルサイボーグと異なる構造のためか、それ以上に被験者へ精神的・肉体的な負担を強いているらしい。シュウ以外にも被験者は存在していたが、その全ては死亡している。そしてシュウ自身も、寿命を縮めていた。


ゾンダーメタルの生機融合のテクノロジーをモデルにしてはいるが、ゾンダーメタルと同じ特徴(素粒子Z0の散布、GストーンおよびGパワーとの対消滅など)は有してはいない様子。ただし、ガオファイガーへのファイナルフュージョン時には、Gパワーを受け止めきれず、エネルギー負荷のために身体を損壊させている。


また、素粒子Z0そのものではないが、似たパターンの素粒子を散布しているらしい(高之橋がヤサカニのセンサーで検知された反応を目にして、『どこかで見たような……』と呟いている)。


加えて、ゾンダーメタルの本来の目的である「ストレス軽減・マイナス因子の消去」の機能は、当然ながら備わっていない。


関連タグ

勇者王ガオガイガー外伝-エヴォリュダーGUY-

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