概要
初出はゲームバランス自体は一般向けになりながら、仲魔には少数民族などの伝承を元にしたマニアックな悪魔が多々登場するようになった『ソウルハッカーズ』。
この悪魔の元ネタはジプシーのロマ族に伝承される悪霊で、「キャグリーノ」や「ハルギン」とも呼ばれ、見た者は不幸になると恐れられている。
黄色い棘を生やした目の周りに黒い模様があるハリネズミの姿をした種族「妖獣」のおんなのこ口調の悪魔で、サイズこそ小さいもののLV15で中盤の「VR美術館」や「霊長知能総研」に複数で出現する。
電撃魔法「ジオ」、仲間全体の防御力をバフする「ラク・カジャ」、体力の20%を消費する代わりに銃撃属性でグループ攻撃できる「九十九針」のスキルを持つそれなりの実力者なので油断は禁物である。
『真・女神転生Ⅳ』ではLV6と種族最下位で序盤に通常出現する以外に、クエスト「チャグリン討伐競争」でナラクの第2,3層で5体を討伐することになる。
「ニードルショット」、敵の命中率をデバフする「スクンダ」、さらに「ジオ」も使ってくるが自身も電撃には弱い。
『真・女神転生ⅣFINAL』では「妖精の森の隔雲の小道」に出現し、LV11と微妙に強化されており、「毒針」「麻痺針」、味方の命中率をバフする「スクカジャ」を使えるように変更された。
『D×2真・女神転生リベレーション』にも登場したが、特化した能力をもたないために、新たな仲魔が加入するまでのつなぎとして用いた方が良いとされる。